【サポートライダー レポート】「3月11日彩湖エンデューロレポート&サポート選手のご紹介と機材紹介」CANNONDALE SUPER SIX EVO HI-MOD他
~バイクポートグループからのお知らせ~
2017年度、お陰様で当グループ主催イベント参加者も増え、加えレースイベントに参加したいお客様もここ数ヶ月で一気に増えて参りました。
当バイクポートグループでは「安全に楽しく」をモットーにショップという立場として、日々取り組んでおります。
参加人数の増加に伴い今後、企画や誘導なども含め、スタッフだけでは十分に満足なサポート体制が行えない懸念がありましたので
この度、ロードバイクイベント活動の拡充に向けてサポートライダーを設ける運びとなりました。
嶋崎 大 (しまざき だい)選手
今回サポートライダーとして買って出て頂きました。bikeportの開業当初からのお付合いでして、
色々なレースで数々の優秀な成績を残している他、自転車日本一周を遂げたりと、ベテランのサイクリストだと私共も強く感じております。
今後、彼のレース活動を当グループから支援するのと引き換えに、イベントのお手伝いを行って頂きます。
【以下、ダイ選手からの挨拶及び、彼の機材の紹介記事です。】
今年からbikeportでサポートを受けて走ることになりました、ダイです。 何度かイベントでお会いしたこともあるかと思います。 メインの活動はロードレースやエンデューロですが、登録していないので関東近郊のエンデューロへの出場が多くなります。 毎年ですが、最大の目標はツールドおきなわです。距離は今までは50キロの年代別に出ておりましたが、今年は未定です。 今後もちょくちょくイベントに参加したり、レースでの記事を投稿しますのでよろしくお願いします。 さて、最初のサポートレースとなりました、 埼玉県彩湖で行われたTokyoエンデューロに出場してきましたのでそちらの感想を交えながら、最初の挨拶をしようかと思います。 今年走るバイクはこちら。キャノンデールのSUPER SIX EVO HI=MOD フレームからの組み立て。フレームは高剛性にも関わらず超軽量の部類。 身長178㎝でサイズは56、 ステムは120でポジションはほぼ合っていると思う。にしてもこのステムは素晴らしい。「GIANT CONTACT SLR」 ガッチガチで安心感が半端ない。 一切ブレないので全力でもがいて振って前に体重乗せても、マンホールなど道路のギャップを一切気にもがける。 Di2 Ultegra 6870をインストール チェーンリングはDA52-36。クランクに昨日パワーメーターを初めてつけて最初の走行。 ホイールは以前TCRを買った時に標準で履いていたSLR1 30mm。彩湖は大抵風が強いので、ほとんど平坦のコースレイアウトだけど振られるのを避けて。 タイヤは一回だけ雨のレースで使って落車したMichelin POWER COMPETION。 雨の日は履いてはいけないと学んで以降、練習でも使っていないのでドライのレースでどうかは未知数だけど、メーカーのメインタイヤなので試しで使用。 バーテープは前日変えてもらったSUPACAZの第4世代。 サドルはFabric。別のバイクはスペシャのToupeを使っているので、こちらはまだ若干しっくりこないので要変更。 3月のエンデューロはチームしかないので、スタッフの青柳くんとチームを組んで優勝を目指します。4時間エンデューロなので2時間ずつ。前半は自分が担当。 天気は素晴らしいけど、気温がやや低く風が強いのでスタート待ちの時だけ我慢。ウエアはアームウォーマーだけで、ホットオイルをまとえば問題ない程度。 風があまりに強いのでローリングスタートが予定の1周から2周に変更。スタートの順番待ちに出遅れたので助かった。 Time:2:07:42 74.29km Ave34.9km/h Ave:228W NP:258W Ave159/Max181rpm ホームストレートが斜め前の横風から後半は向かい風。バックストレートはその正反対の方向から。スタートして30分ぐらいで先導の弱虫ペダルが外れる。 3ヶ所ある起伏の、最初の上りからダンプあたりで何度かアタックがかかりバックストレートの追い風で3人くらいが抜けるけど、 橋渡った後のS/G付近でピットの出入りがあるため前がつまり、向かい風区間で集団に追いつかれるのを繰り返す。 その中でも背の高い外国人の方が強い。スタイルはトムボーネンみたいに足が長くて後ろから見るとものすごい力強い。もう一人強い方がいて、 去年の優勝したチームの方。1時間経ったところで集団はおそらく20人くらいいたのかな。 だけど、ちょうど1時間経ったところで右ふくらはぎが攣ってレースは終了。集団の先頭で走っていたので十数人に抜かれる。 あとは順位を落とさないように一定パワーで1時間巡行。ラストの1周前の周回で弱ぺの集団が追いつかれるまで誰にも抜かれていないので、 ピットに入ったチームがいれば少しだけ順位が上がっているはずと、1桁に上がっていたのかな。 交代後すぐに弱ぺの集団に合流できるようにと、ピットに入る前のバックストレートで集団から抜け出て、 きっちり2時間で青柳くんへ交代。交代がうまくいかず、残念ながら集団には乗れなかったようだけど。 少し休んでリアルタイムラップ速報を確認したら15位だったので、ピットロスで数人抜かれたかな。 その後は青柳くんが2時間耐えて結果22位。 ちなみに優勝は去年優勝したチームが連覇。2位は背の高い外国人チーム。 結果が振るわなかったのは、前日の疲れが残っていたことにしたいなぁ。 夜勤明けの昼すぎに前日自宅(東京都下)からbikeport横浜店までバイクを預けるために走ってそこそこの強度で1時間強、16時着。 電車で自宅へ帰って、別バイクに取り付けてもらっていたパワーメーター付きのクランクを持って、再度電車で横浜まで戻って20時半。自宅に戻ったのは23時すぎ。 寝てないしふくらはぎはパンパンで、翌日4時半起きるとまだ体が熱かった。 でも強度はついていける速さだったし、残り1時間の強度を考えると体調調整の失敗をなくせばそこそこいける事がわかた。シーズン最初のレースで現在の力ではこんなものだろう。 次回に活かせばいい。 さて挨拶を兼ねた宣伝ですが、まずSUPACAZバーテープ。 これが素晴らしかった。バーテープは普段素手で走る自分にとって触感とグリップが非常に大切。 スパカズは第2、3、4世代と使ってきたけど、2世代目がしっとりツルツル系であまりに名作すぎるのは仕方ないとして、3代目はザラザラ感が好きになれず、 今回の4世代目はツルツルではないけど、ザラザラでもなく。 全く滑らず手に吸い付く。di2 アルテのブラケットがよくできているけど、それに近い感じの張り付き感。3600円でこれは何本かストックしておこう。 MICHELIN POWER COMPETITION
グリップも安定してたし、空気圧を前後8barにしたけどバンプで思ったほど跳ねず。いつもコンチネンタルのGP2にしていたけど、それに比べて著しく劣っているものも感じなかったし、しばらく使ってみようかな。 以上で最初の投稿となります。今回のレースでもっと走って見たい人がいれば、次回はGWの茂木エンデューロですので、スタッフまでお願いします。