湘南ボーイの徒然草 第8回 ロードバイクの種類について
こんにちは。
湘南ボーイで御座います。
今回は、ロードバイクの種類について、お話ししたいと思います。
選び方編でお話しした内容と被りますが、それより突っ込んでお話しできればと思います。、
一口にロードバイクと言ってもエアロード、軽量ロード、エンデュランスロード、ランドナー・・・・・・とまぁ、意外と数ある物なんです。
ただ、今回は基本となる、エアロード、軽量ロード、エンデュランスロードの3種類に絞ってお話ししましょう。
1、軽量ロードバイク
軽量を主眼に、ヒルクライムなどの登りでいかに速く駆け上がるかを目的に開発されたモデルです。
素材をクロモリからアルミ、そしてより軽量なカーボンへと変えていき、そして形もコンパクトに作られ、使う素材の量を減らすことにより、軽くしています。
フレーム重量は1kg以下になっている物が多くあります。695gなんてものも・・・・。
軽量ロードバイクのメリットとしては、軽く、高剛性であること。そのため、ヒルクライムや加減速が多いクリテリウムレースに向いています。
デメリットは、扱い方が非常にシビアである事、剛性が高いため、初心者は足がすぐに疲れてしまう事です。
ただ、プロのレースではほぼ、軽量モデルが席巻していると言っても良いでしょう。
この軽量モデルを基礎として、平坦もある程度高速で巡行できるようにしている物がオールラウンダーと呼ばれることもあります。
2、エアロード
空力性能を主眼に、平坦路でどれだけ速いスピードを維持できるかを目的に開発されたモデルです。
最近の流行りでもありますね。
横から見た絵は厚みがあり、意外と大きく見えます。しかし、上から見る(スタッフのバイクになりますが)と大分、薄くできていることが分かりますよね。
エアロードのメリットは空気抵抗を極力抑え、加速が持続しやすいようにされています。
逆にデメリットは、他の車種と比べ車重があり、横からの風に当たる面積が多い点です。
そのため、平坦路での高速巡行や、スプリント、ダウンヒルは得意ですが、ヒルクライムや、横風には煽られ易いという面があります。
ただ、最近のエアロードは、軽量に作られているため、ヒルクライムでも昔のエアロードよりかは登りやすくはなっています。
3、エンデュランスモデル
長い距離をいかに快適に走行するかを主眼に置いて開発されたモデルです。
長距離、長時間、自転車の上にいると臀部や、腕に地面からの突き上げが振動となり、疲労や痛みとなってしまうため、出来るだけ振動を吸収できるような設計がされています。
特殊な機構を持ったモデルや、フレームの形によって振動を吸収するような設計や素材自体が振動吸収性が高いものを使ったりと開発の方向性が各ブランドごとに違うので、比較するのも一興ですね。
このモデルのメリットとしては、長距離、長時間乗っていても疲れにくい設計をしていることです。デメリットは特殊な機構、フレーム設計の為、重量があり、空力性能があまり高くない事です。
レースではなく、ロングライドイベントなどが向いています。また、疲れにくい設計の為、初心者にオススメと言っても良いでしょう。
ちなみに、プロのレースでは、クラシックレースと呼ばれる、石畳の道を走るレースで使用されることが多いです。石畳は、でこぼこなんて表現では生易しいほどガッタガタな道なので、振動吸収性に優れた本モデルが採用されます。
以上がロードバイクの基本3種になります。