湘南ボーイの徒然草 第3回 マウンテンバイクの選び方
こんにちわ。湘南ベイサイド店スタッフです。
今回で3回目となりました当コラム。
今後継続していきたいと思いますので、皆様よろしくお願い致します。
さて、今回はマウンテンバイクのお話をしたいと思います。正直言いますと専門外の車種になってしまうため、
資料やマウンテンバイクをやっていらっしゃる先輩諸氏にお話を伺いながら、記事を書いております。
ですので、今回は一番初めのどのマウンテンバイクを選べばいいのか?と言うところを
焦点を当ててお話をします。
マウンテンバイクの特徴について、なんといっても丈夫であることが言えます。
元々は舗装のされていない悪路を走行することが目的の車種です。タイヤが太いため、パンクがしにくく、
段差から降りても大丈夫なように、フレームは頑丈で、モノによってはサスペンションが付いています。
さらに、急な坂も上りやすいよう、軽めのギアが装備されている車種も多いです。
他にも、アフターパーツがロードバイク・クロスバイク・折りたたみ自転車などに比べ、
比較的自由にパーツの交換 ができ、好みのカスタムパーツを選べます。
自分だけのカスタマイズなら愛着も湧き、欠かせない定期的なメンテナンスも楽しくなるはず。
デザインの変更だけ ではなく乗り心地の不満解消にも、豊富なパーツの存在が効力を発揮します。
ですが、その分、舗装路を走るの苦手と言ってもいいでしょう。クロスバイクと比べても、遅くロードバイクは
言わずもがなな所です。フルサスペンションの車種をクロスバイクの感覚で走ろうものなら10kmも走らずに
疲れ果ててしまうでしょう。
ですので第1回、第2回とお話をしてきた目的を必ず定めるところから始めましょう。
1、通勤通学、街乗りが目的なら
自宅から職場まで、ほぼ舗装路であると思いますので、フルサスの車種でなく
いわゆるハードテイル、フロントサスペンションの車種がよいでしょう。
また、走りが軽快になるようブロックタイヤではなくスリックタイヤにしましょう。
タイヤのぼこぼこの分だけ抵抗が大きくなるため、それだけ走りが重くなります。
また、価格帯として3~5万円程度の物はトレイルライドなどより街乗り向きとなっている物が多いです。
ですので、若干軽量化されているため、モノによっては頑丈さを犠牲にしている物があります。
2、トレイルライドや競技で乗るのが目的
正直、この目的が一番煩雑であると言えます。
なぜかと言うと、競技だけでもダウンヒル、クロスカントリー、エンデュランス(エンデューロ)、
デュアルスラローム、4クロス(4X)/デュアル、オブザーブド・トライアルなど
多岐にわたっているからです。
このうちデュアルスラロームはダウンヒル、4クロス(4X)/デュアルはBMX ダートレース、オブザーブド・トライアルはBMXのストリート競技に近いです。
気になる方は調べてみてください。意外と、テレビなどで見る機会もあります。
では簡単に、ダウンヒル、クロスカントリー、エンデュランスの3競技について、
日本マウンテンバイク協会様の説明文より軽く紹介いたします。
ダウンヒル競技(DH)
オフロードの下りのみのコースでタイムを競うレース。
距離は1.5~3.5km。トップレベルの選手では、コースによっては最高時速90kmにも達するこ とがある。
ハイレベルなマウンテンバイク・コントロール技術が求められるレースです。
搬送の必要性から夏のスキー場などが開場となることが多いのですが、 初心者む参加できるコースを設定した大会も開催されています。
(世界選手権大会、ワールドカップ実施種目)(※)
クロスカントリー競技(XC)
アップダウンのあるオフロード・コースで順位を競うレース。
オリンピック形式のクロスカントリー(XCO)国際、国内公認コースは1周5km以上の周回路 で、設定時間(男子エリートで2時間)にあわせて5~8周程度で行われます。
1ウェイで60km以上のコースを使用するクロスカントリー・マラソン (XCM)や、リレー形式で行う(XCR)などもありますが、いずれも持久力はもとより、マウンテンバイクに求められる技術の総合力が試されるレースで す。
(オリンピック競技大会、世界選手権大会、ワールドカップ実施種目)(※)
エンデュランス競技
規定時間内に、一定の周回コースの周回数を競うレース。
個人参加のほかにも、数名のチームによる交代乗車が可能な場合が多く、規定時間も1時間から24時 間と多彩。
より多くの人が参加できる形態、 初心者でも順位にこだわらず交代でライディングを楽しめるなどのメリットを持っている。(※)
(※):引用元:日本マウンテンバイク協会 http://www.japan-mtb.org/
以上、競技レベルで見ると結構、複雑になりますね。
競技はしないけど、トレイルぐらいは行きたいかなってお考えの方。
上記の競技で勝負するのではないので、高価なパーツは不必要ですが、
安全かつ快適に楽しめるのは最低10万円以上の車体からと考えて頂いて良いかと思います。
また、マウンテンバイクは経験者から言わせるとハードに乗れば、全てのパーツが消耗品だとのことです。
マウンテンバイクの知識があるスタッフも居りますので、マウンテンバイクの購入を検討されていらっしゃる方は
一度ご相談に来てください。
また、定期的にマウンテンバイクのイベントも開催しておりますので、そちらもご参考にしてください。