オーバーホールもお承りしております。後編
湘南ベイサイド店の近藤です。
TARMACオーバーホール作業後編です。
前回は脱着、クリーニング中心の作業でしたが
今回は組み付け等の仕上げ作業を進めて行きます。
フレームのクリーニングが完了してハンガーシェルも
キレイになりました。
しっかりグリスアップして同じくクリーニング完了したBBや
ヘッドパーツ、フォークを組み込みます。
新しいタイヤはお客様と相談して決戦用までは必要ないものの
グリップと回転効率はある程度あった方が理想ということで
ミシュランのPRO4SCをチョイスいたしました。
因みにPRO4には回転方向がないと言われておりますが、個人的に
この刻印がいつも気になるので「L」の刻印がある側を左(LEFT)に
して組み込んでます。真相はどうなんでしょうね。
シートピラーやクランクを取り付けてだいぶ形になってきたところです。
この後はワイヤー類のルーティング作業です。
さすがに屋内保管でもインナーは伸びますし、アウターは縮んで硬化します。
使用したワイヤーはこちらのSIL-TECコーティングインナー。より上位に
ポリマーコーティングもありますが、お預かりしているTARMACはルーティング
が外装なのでポリマーコーティングを使用するとコートがほつれてボソボソに
なりやすいのでパス。また6600系アルテグラ時代のデュラエースインナーに
見た目もフィーリングも似ていると思います。
ルーティング完了。バーテープを巻いて完成目前。
オーバーホール作業前に取り外していたパーツ類を取り付けて完成です。
これで存分にその走りを楽しむことができると思います。
作業前と作業後を比較するとこんな感じです。
作業内容やコンディションによって納期や金額は異なりますがGIANT以外の
車体のオーバーホールもお承りしております。愛車の状態が気になる・・・
というお客様、どうぞお気軽にお問合せください。横浜店でもお承りしております。