隠れオススメパーツ 140㎜ディスクローター サブタイトル「ディスクブレーキのローター径の選び方」
こんにちはバイクポートの福田です!
今日はパーツの御紹介です!
市場に出回る様々なメーカー、そして何万、何十万とある個々のパーツ、カタログを開けばその都度新しい発見があるのは僕たちスポーツバイク販売店も同じです。
そんな中から今回は自分が個人的に購入したアイテムを御紹介致します!
地味なモノですが、コレです!!ディスクローターで御座います!
しかしながら、只のディスクローターでは御座いません!
隣のi-phoneと比較して頂くとお判りの通り「小さいディスクローター」で御座います。
近年のディスクロードやシクロクロスなど「ストッピングパワー < 軽量」を求める方にオススメな140㎜のローターです!
ディスクローターの代表的な径は大きく4つありまして、左から140、160、185、203となっております。
・203(200、8インチなど)は主にダウンヒル競技などに用いられる一番大きなサイズです。激しい下りなどで強力なストッピングパワーが必要なバイク等に
・185(180など)はある程度のペダリング、つまり軽量さも必要とされながらストッピングパワーが必要なオールマウンテンやエンデューロバイクなど
・160(6インチ)主にクロスカントリー。それ以外にシクロやディスクロードなどにも一般的に採用されてます。
・140 ロードバイクやシクロ、一部のXCユーザー向けに出てきた割かしここ数年で出てきた新規格。
『大きいと制動力が高いですが重量も多少あります ⇔ 小さいと軽量ですが制動力も若干下がります』と言った感じにローターの軽量化と制動は反比例します。
ブレーキ前後のそれぞれの役割は主に「後はスピードをコントロール」 「前は更にスピードを急激に制動させる、あるいは止まる」です。快適に走るためには前ブレーキの方が実は制動力が必要だったりします。
なので基本ローター径は前後で同じサイズにすることが多いですが、セットアップによっては前だけ大きく後ろはひと回り小さいローターなんてこともあります。
ローター径の説明はここまでにしておいて、、、
実は自分はディスクロードなどではなく、ストッピングパワーを全然必要としないダートジャンプ用バイクにと、140㎜ローターを探しておりました。いざ購入しようと思いブレーキの大手二社を製品比較してみると、、、
・スラム(AVID)だと¥6000~ GIANTと同じ軽量かつ放熱性に優れた2ピース構造のモノだと¥10,000~
価格は気持ちちょっと高め。ローターは障害物などにヒットさせてしまうと交換が必要になる一種の消耗品。なのでもうちょっとコストを下げたい所です。
・シマノ¥3500~6000 XT、XTRグレードで140㎜ローターのラインナップがあり、こちらは2ピース構造。
しかしながらシマノさんの140㎜ローターはセンターロック方式(6つのボルトで固定しないタイプ)なので、基本はシマノホイール以外は装着出来ないという悲劇、、、
ここで登場したのが、コレです!
まさかのGIANTから販売されておりました!灯台下暗しでした。XTRが95gに対してこちらは100g、もちろん6ボルトタイプでホイールも選ばす。そして金額は4000(税別)と割かし試しやすい価格帯で御座います。
という訳で試しに一つ購入してみました!
ちょっとマイナーなグレードアップパーツですが、興味のある方はお近くのバイクポートへ是非、御相談にお越し下さい!
※キャリパー形状、フレーム形状などによってはローター径をサイズダウンできない場合も御座います。予めご了承下さい。