放置ママチャリが世界を救っているそうです。
【アクラ時事】
日本の都市部の駅前に放置された大量の自転車が、途上国で看護師や助産師の足として活躍している。
西アフリカ・ガーナでは、農村部の診療所などで巡回診療の貴重な手段として欠かすことのできない存在だ。
ガーナ東部、ボルタ川に面したソガコペ地区。赤茶けた未舗装の路地を、日本から送られたかご付きの「ママチャリ」が何台も走り抜ける。
国際家族計画連盟(IPPF)のガーナ支部(PPAG)が運営する同地区の医療・福祉施設には15台が配備されている。「日本の自転車は坂道も楽で、荷物を運ぶかごもあってアフリカの自転車より便利」(ボランティアのカタバ・エベネザーさん)と好評だ。
これらは、日本の国際協力NGOジョイセフが東京都豊島区やさいたま市、広島市など12自治体と共同で放置自転車を修理し、無償で譲渡した。1988年に事業が始まり、これまでに91カ国へ6万台以上、ガーナには4000台以上が送られた。
時事通信社
だそうです。
かと言って放置して良いワケではありません。。。
放置自転車は量販店の投げ売り状態のママチャリが背景にあると思います。
もはやビニール傘同然に扱われるママチャリ。
再利用で喜んでくれる人々がいることに何よりです。