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新宿都庁前店 / 小柄な女子向けカスタマイズ 軽装ツーリング用 / GIANT IDIOM1 ジャイアント イディオム

皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。


ある日のことでした。
常連のH様がご来店になり、軽装ツーリング用に使える車体がほしい、とのことでありました。

もし、荷物がゼロの場合は、ロードバイクのみで移動する、ということになりまして、これは装備品が無い、軽装ですら無いと思われます。
そこで、「軽装ツーリング」とは、荷物を少なくした、しかしある程度は装備品を積載しながらのツーリングのことだと思われます。

このような用途には、バイクパッキングと呼ばれる手法が有効です。
車体にバッグを直接くくりつけてしまう、という、やや強引な手法です。
しかし、従来は一般的であった金属製の荷台を装着しない分、軽量にできるのと、荷台固定用のダボ穴が無い車体にでも荷物を積載できる、ということで、もはやツーリングといえばこのバイクパッキングのことを指すようになってきました。
(私、奈須野も年間50日ほどはツーリングをしておりますが、大半はこのバイクパッキング型ツーリングです)


バイクパッキング型であれば、前述しましたように、ほとんど車体を選ばずにバッグの装着が可能です。
がっ
世のスポーツバイクは700Cホイール全盛時代です。
小柄な女性の場合、シートポストをそこまで上げません。
そうなると、サドルの後方に装着する、サドルバッグがリアホイールに干渉してしまうのです。
バイクパッキングにおいて、最大の容量を稼げるのはサドルバッグで、このサドルバッグが使えないとなると、荷物の積載方法が大幅に制限されることになります。

しかし!!
サドルバッグがリアホイールに当たるのであれば、当たらないようにすればいい!!
つまり、ホイールを小さくするのです。
ホイールをぐーーーんと小さくすれば、シートポストを下げてもサドルバッグが当たることはない。

これです!!
これしか解決法はない。

そういうわけで、ホイールの小さいバイク、IDIOMに白羽の矢が立ちました。

画像引用 Giant


IDIOM1はホイール径が20インチながらも、700Cロードバイクに匹敵する走行性能を備えたモデルです。
今回は、初期状態から種々のカスタマイズを施しました。

オンロードバイクにおいて、もっとも重要なパーツはフレームでありますが、その次に重要なのがホイール周りです。
オンロードバイクの走行性能は、フレームで50%、ホイール周りで30%決まると申して過言では無いでしょう。

ホイールそのものを交換する、ということもよろしいのですが、今回はタイヤを交換することに致しました。
タイヤ交換も走行性能アップのためには有効な手法です。
基本的に、タイヤはお値段が上がると軽く、しなやかに、転がり抵抗が減っていきます。
特に軽さの部分が顕著で、軽いタイヤと重いタイヤでは1本で100g近く重量が異なることがあります。
ホイール周りの軽量化は、他の部分の10倍効果的だ、などという言葉もありまして、10倍というのは極端なたとえだと思われますが、いずれにせよ、ホイール周りの軽量化は、ハッキリと走行性能の変化を体感できます。

小径のタイヤで、クオリティの高いものをラインナップしている、Panaracerから、Minuts Tough 20 1 1/8 ¥4,788(税込)を選択しました。
重量は260g。
標準のものよりも50g程ですが、軽くなっています。
また、IDIOMに標準装備されているタイヤは、20 1インチのタイヤで、これは表記上は25C相当なはずてなのですが、実測すると23Cしかありません。
(タイヤの世界では、公称値と実測値が1-2mm違う製品は多々あります)
ただでさえ車輪径が小さく、不安定になりがちなのに、それに加えて23Cという細いタイヤでは、安定感を欠きすぎると判断し、Minuts Tough 20 1 1/8にした、という次第です。
こちらは実測で28C相当です。


続きまして、パーツアップグレードの効果を体感しやすいのは、ブレーキパーツです。
ハイグレードのものにすれば、明らかに制動距離が短くなり、ブレーキレバーの質感、カチッとした感覚など、クオリティが上がっていることが分かります。
標準で装備されていたものは、TEKTROのR313というブレーキです。
こちらは、¥4,620(税込)で、いわゆるママチャリのブレーキが¥1,000等で販売されていることからすれば、圧倒的に高価格、高品質なパーツです。
しかし!!
誠に残念ながら、スポーツバイクとしてはエントリークラスで、これよりも良いブレーキキャリパーはあまた存在します。
今回は、SHIMANO 105のブレーキキャリパーに交換することに致しました。
価格は、¥12,163(税込)。
ブレーキ本体の剛性感がまるで違います。
また、ダウンヒルが数十分以上続く等、シビアな状況になればなるほど、105以上のブレーキであれば安心してダウンヒルを継続することができるでしょう。


オーナー様は女性で、標準のサドルから、LIV CONNECT COMFORT SADDLE ¥3,850(税込)に変更しました。
LIVのサドルの方が幅広、肉厚で、お尻が痛くなりにくくなっています。


IDIOMは、ハンドルバーが折り畳める、ということが特徴の一つです。
しかし、折りたたまないという方も少なからずおります。
オーナー様も輪行時に、ハンドルバーは折り畳まない、という方で、折りたたみ機構を無くすことに致しました。
折りたたみ無しステムを入れてあります。
折りたたみ機構が省略されたため、200gほどの軽量化と、ヒンジ部分が省略されたことによる大幅な剛性のアップ、見た目のスッキリさが増しています。


ハンドルバーを標準の400mmから、360mmのものに変更致しました。
オーナー様は身長153cmの小柄な女性で、このような女性に400mmバーはあまりにも大きすぎます。
そこで、GIANTラインナップで最も幅の狭い360mmドロップハンドルに換装致しました。
GIANT CONTACT DROP ¥4,400(税込)です。


また、バーテープも標準のややつるつる滑るバーテープではなく、握力の少ない女性であっても手が滑りにくい、グリップ力の良いバーテープに巻き変えました。
GIANT STRATUS LITE 2.0 BARTAPE ¥2,640(税込)です。
上記のバーテープは厚さが2.0mmで、薄手のバーテープです。
これは、オーナー様の手のひらが大きいとは言えず、少しでもハンドルバーの直径を小さくするために、バーテープの厚みを減らそうとしたからです。


ツーリング用、輪行用にお使いになる、とのことで、輪行時に邪魔になりがちなペダルの張り出しを最小限にする、折りたたみペダルを採用しました。
三ヶ島 FD-7 ¥6,160(税込)です。
三ヶ島のペダルは高品質であることで定評があり、このペダルも折りたたみ式ながら、ガッチリ、高剛性のペダルとなっています。
ポタンを押しながらペダルを倒すと、踏面が直立します。


ツーリングにはある程度の荷物、装備品が必要で、それを搭載するバッグが必要になります。
今回は、GIANT SCOUT FRAME BAG (M) ¥6,050(税込)を搭載することにしました。
このバッグだけで、6.9リットルの容量があります。
フレームバッグの良い点は、車体の中心部に積載できることで、重心がズレにくくなり、車体の運動性能を損ないにくい、ということにあります。
また、横に張り出しがちな他のバッグと異なり、空気抵抗上も有利な位置にあります。


将来的にはさらにサドルバッグを搭載して容量を増やすことを想定し、DAVOS SBS-250D スタビライザーセット¥3,960(税込)を装着しました。
これは大きなサドルバッグを装着してもサドルバッグの垂れ下がり、横揺れを防ぐパーツです。
私、奈須野も愛用しております。


上記フレームバッグを装着したため、残念ながらボトルケージ台座にボトルを装着することが難しくなりました。
そこで、ダウンチューブ下にボトルケージ台座を増設しました。
TOPEAK ヴァーサマウント ¥1,430(税込)です。


スポーツバイクで走行をしていて、最も怖い存在は、後ろから追い越していくクルマであると思われ、クルマへのアピールを常にしておくことが肝要です。
そこで、リアライトを装着することに致しました。
GIANT RECON TL 100 ¥3,300(税込)です。
サドルに装着しなかったのは、サドルバッグ装着時にライトが隠れてしまうからです。


標準状態のIDIOM 1の特徴について述べます。

セミディープリムホイールです。
正面からの空気抵抗を低減します。
というのが表向きの理由でございましょうが、多分、デザイン上の理由が大きいです。
少し背の高いリムというのは、目を引きますし、格好いいでしょう!?ということなのだと思われます。


フロント2段、リア9段です。
コンポーネントはSORA。
特に不満も無いと思われます。



カラーリングは、最近のGIANTがフラッグシップモデルに採用している、光の当たり加減によって色合いが変わる、というペイントです。
GIANTでは、カメレオンギャラクシーと称しております。

軽装ツーリングIDIOM1、完成です!!

ご納車後、オーナー様よりお話があり、以前お乗りになっていたバイクよりも軽快で、小回りが効く!!とお喜びいただきました。
(ホイール周りを軽量化したことと、フレームの素材が上位グレードのアルミ合金を使っていること、フレームの剛性が高いこと、ブレーキの性能が上がったことによりスピードコントロールに余裕が生まれたこと、などが影響していると思われます。)

bikeport新宿都庁前店では、オーナー様のお好み、使用用途にあわせて、様々なカスタマイズのご提案が可能でございます。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。

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