横浜・新宿・湘南のスポーツ自転車専門店｜バイクポート

みなさまこんにちは！バイクポートの福田です！

いきなりですが、今年も8月のクランクワークス開催時にカナダ・ウィスラーへMTB遠征に行きます！

そしてついに、、、遠征に伴い下り系機材を一新致しました！

今年の1月、ニュージーランド・ロトルアに遠征した際にブログで公開した2019モデルREIGN。店舗イベント等々ではなかなか現れないこの車体ですが、実は水面下でコツコツとドリームビルドをしておりました！

そして、先週ついに完成！！

ハイ、、、見ての、通り、塗り、ました。笑

先ずは全体写真から。前後サスもホイールもコンポも、フレーム以外のほとんどのパーツを交換しています。本来はフレームセットから組みたかったのですが、完成車での販売しか無かった為に「GIANTなのに最もコストパフォーマンスの悪い車体」が組みあ上がりました。笑

前述した通り、フレームを全塗装。ロゴの配置などは基本そのままにして、配色のみを変更致しました。薄いイエローはバイクポートっぽいカラーだと、自分の中では感じています。BIKEPORTロゴの文字色や社用車アトラスが同色だからでしょうか。

REIGNはGIANTのラインナップ中でエンデューロにカテゴライズされます。ある程度登れて、更にダウンヒルバイクに近い性能で下れるバイクがエンデューロバイクの定義だと思うのですが、本車体は全く登ることを考えておりません（笑）スプロケは11-23TでディレイラーはSAINTです。

ワイドレシオな登れるトレイルバイクは別に所持しておりますので、本車体はダウンヒルオンリーです。

海外のMTBバイクパーク等々で遊べるような、軽くて取り回しの良いダウンヒルバイクをコンセプトに作製致しました。レースで速さを求めたいワケではないのでDHバイクは不要と感じておりますが、大きなジャンプやドロップオフに耐えうるだけのマシンを昨年から欲していました。そして海外のバイクパークでとてもよく目にするREIGNをベースにドリームビルドをすることを決めました。

リアサスはエアサスのDVO TPAZからバネサスのDVO JADEに変更。扱いやすいTPAZも魅力的です。しかしながら、コイルサスのJADEも細かい設定で奥が深く、セッティングこそ決まれば走りに大きなアドバンテージをもたらしてくれます。自分はまだセッティングを出すのに苦戦中ですが…。

ハンドル周りはこんな感じで。カーボンハンドル、流行りのA35ステム。シフトアウターとインナーは、最近ロードバイクで流行しているNISSENワイヤーに。

ブレーキは4PODのセイントで、ローター径は前後共に203ｍｍです。リアは180ｍｍからのサイズ径アップ。ちなみに前回紹介させて頂いたたアルマイトに関する記事は、こちらのバイク用でした。

ホイールは出先でのトラブルも考慮して手組です。インダストリーナインハブ＆レースフェイスのARCオフセットリム。

タイヤはダウンヒルでも使用可能なスキンサイド、MAXXISのMINION。2.3のみでかつDHRのラインナップが無いのが残念ですが、走った感触としては十分なグリップ感が有り、なかなか良好でした。

 

今回採用したパーツのデティールと自分への戒めの為（？！）に税込金額を記載しておきます。

※本記事は決して、スポーツバイク店の店主が店舗の商品や経費を無駄使いで散財しまくっている内容ではありません。笑

以上、今回はスタッフの組立事例の紹介でした。皆様のドリームビルド依頼、お待ちしております！笑