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INFORMATION

新宿都庁前店 上級クロスバイク GIANT ESCAPE ジャイアント エスケープ RX3 2022 ¥75,900(税込)

皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。


続々とクロスバイクが入荷しております。

本日は、GIANT自身が「上級」と称するクロスバイク、GIANT ESCAPE RX3 2022のご紹介を致します。


1 概要
SIZE : 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm
WEIGHT : 10.3kg(465mm)
フレーム : ALUXX SL-Grade Aluminum,D-FUSE Seat Post
フロントフォーク : Aluminum,OverDrive Column
ギアクランク : PROWHEEL RPL-521
変速パーツ : SHIMANO ACERA / ALTUS
ブレーキセット : TEKTRO TB07AL
タイヤ : GIANT S-R3 AC 700x28C
シフト段数 : 18 Speed
COLORS : レッド, ブラック, ブルー, ホワイト


2 前モデルとの変更点
(1) まず、XS、S、M、Lの各モデルともに、リアセンター(チェーンステイ長)が5mm長くなりました。
画像Gの部分。
リアセンターが長くなることで、直進安定性が増し、さらに、より車体後部がしなりやくなることで、衝撃吸収性が高まります。
つまり、乗り心地が改善します。
430mmという数字は、ESCAPE R3と同じもので、2022年モデルは、やや街乗り重視にチューンされたと言えましょう。

(2) デザインの変更
この5年間くらいのスポーツバイクのトレンドは、とにかく地味路線でした。
年々ブランドロゴが目立たなくなり、カラーリングも真っ黒のものばかり。
さらにはつや消しで、ウェアも真っ黒のものが増えたため、忍者!?とツッコミたくなる場面が増えました。
(かくいう私も忍者スタイルです)

しかし!!
2022年モデルからは、明らかにデザインの潮流が変わったと感じることができます。
デザインのロゴが、2021年モデルよりも、ハッキリとコントラストが増しています。

2022年モデルです。
ロゴがブラックです。

2021年モデルです。
ロゴがこの画像では比較的ハッキリ写っていますが、実際はもう少し淡いグレイです。

さらに、黒ずくめのモデルが消滅しました。
これは私の勝手な予想ですが、今後のスポーツバイクは派手路線に回帰していくと思われます。
2022年モデルです。
ブラックに、ロゴがレッドです。
ペイントはグロス(艶あり)です。

2021年モデルです。
つや消しのブラックに、ロゴも淡いグレイです。


3 上級クロスバイクとは
(1) 冒頭で、やや街乗り重視にチェーンされた、と申し上げましたが、RXシリーズは、基本的にロードバイクの設計思想を受け継いでいます。
ロードバイクの設計思想とは、オンロードをいかに速く、快適に走るか、ということです。
速く走るためには、エネルギー効率を上げること、ペダリングした力を高効率で推進力に転換する必要があります。
まず、フレームの剛性がロードバイクに比肩するほど高いです。
ペダリングのパワーロスが無いように、特にダウンチューブ、ボトムブラケット周辺はクロスバイクとは思えないほどのボリュームがあります。


(2) 次に、ハンドルクランプ径がロードバイクと同じ31.8mmです。
ハンドルの太さがロードバイクと同じなのです。
多くのクロスバイクモデルは、ライダーがそこまで力を入れないことを前提に、細めのハンドルバーを使っています。
細いハンドルバーは軽く、しなりやすくもなるため、乗り心地が改善する。。。というのが一般論ですが、ぐいぐいとペダリングをするような乗り方の場合、柔らかすぎるハンドルバーは上半身の力を逃してしまうため、速度が出ない車体となってしまうのです。
RX3は、上述しましたように、ロードバイクと同じ太さのハンドルバーが使われており、剛性を確保して、腕、上半身の力も使うことができるように設計されているのです。

さらに、ボルトもロードバイクと同じ4点どめ。
これまた多くのクロスバイクは2点どめのことが多いものですが、それではガッチリとハンドルとコラムを固定できないのです。


(3) フロントフォークのコラム径もロードバイク同じ、オーバーサイズ、さらには下側1-1/4のテーパードコラム(下側の方が太くなっています)を採用。
クロスバイクでここまでする車体はそうそうありません。
なんでこのようなことをしているかといいますと、ステムを取り付ける場所、フロントフォークの根本であるコラム径は、太ければ太いほど剛性は増します。
剛性が増せば、高速走行時のハンドリング、コーナリングが安定します。
柔らかすぎるコラムは、高速旋回時に、むにゅっとたわんでしまい、それがパワーロス、タイムロスにつながるのです。

では、どんどん太くすればいいのか。
確かに、かつて、MTB並のコラム径ロードバイクというものも存在しました。
しかし、一般化はしませんでした。

それはなんでかといえば、重すぎるのです。
剛性は重要ですが、オンロードにおいては、重量も極めて重要な要素。
そこで現在ではオーバサイズという規格に落ち着いております。

しかし!!
可能な限り軽量で、かつ剛性を高めたいという要望から、下側だけ太くしよう!!
という機運が盛り上がりまして、GIANTのロードバイク、RXシリーズのような上級クロスバイクにはこの規格が採用されているのです。


(4) シートポストにもGIANTロードバイクと同じD FUSE機構を採用。
しなやかさと剛性を両立した傑作シートポストです。
(敢えて苦言を呈するとすれば、GIANT独自規格ゆえ、他社製カーボンシートポストが使えない。しかし!! GIANTにもカーボンシートポストは多数ラインナップされているので、それをお使いくださいませ。)
また、シートクランプ(シートポストを固定するパーツ)もクイックリリース式ではなく、ボルトタイプを採用。
そもそも!!
オンロードバイクで、一度セッティングしたポジションを頻繁に上下することは、無きに等しく、クイック式のシートクランプは余計な重量増になるだけです。


(5) タイヤもロードバイクと同じ、スリックタイヤ、28Cを採用。
オンロードバイクであれば、スリックタイヤがベストでしょう。
グリップ力、軽さを高い次元で両立させることが可能です。


(6) リアエンドがロードバイクと同じ130mm

リアエンドとは、後ろのホイールの幅のことです。
スペック表を見ると、OLDなどと表記されることもあります。
これは、古い、という意味ではなく、Over Locknut Distanceの略です。
ホイールのベアリングを固定しているナットの外側の距離、という訳で、要するにホイールの幅のことであります。

スポーツバイクのブランドによっては、リアエンド幅を135mmのクロスバイクを作ることもあります。
これは、リムブレーキ型のMTBがリアエンド幅135mmのものが多いからで、MTBをオンロード向けにアレンジしたモデルでは、OLD 135mmとなることもあります。

しかし!!
ホイールを交換しようと思っても、MTBのホイールは26インチか27.5インチのものばかりで、700Cで、OLD135mmのものはほとんど製造されていません。

ホイールが壊れた時、アップグレードをしようと思った時、リアエンド135mmだと困ってしまうこともあります。

しかし、GAINTのクロスバイクはロードバイク同じ130mmを採用しています。
このあたりの補修の容易さ、拡張性の余地を残して設計していることが、GIANTバイクの良い点でもあります。


(7) サドルもロードバイクと同じ、やや固めでほっそりとしたものを採用。
サドルは柔らかく、幅広いほうがお尻が痛くなりにくい。。。というのは、あくまでも上半身を起き上がらせて、サドルにどんっと座った場合のことです。
スポーツバイクらしい前傾姿勢をとった場合には、ハンドル、ペダルにも荷重分散されるため、サドルをそこまで柔らかくする必要がありません。
さらに、柔らすぎるサドルは、常に上半身、ペダリングのエネルギーを吸収してしまうため、速度がでません。
また、幅広いサドルも、太ももの高速回転を阻害するだけで、ロードバイクやRX3のような高速モデルには向かないのです。


(8) ホイールの固定はクイックリリース式を採用。
シートポストの箇所と矛盾するようですが、ホイールは迅速に着脱できないと不便です。
レース時であれば、瞬時に替えのホイールに交換致しますし、レースというのは極端な例ではございますが、パンク時もホイールの着脱が速いほうが楽です。
エントリー向けのクロスバイクはスキュワー固定式になりつつありますが、リムブレーキホイールの固定はクイック式が便利だと思われます。

以上のような諸点をもって、GIANTはRX3を上級クロスバイクと称しているのだと思われます。

ドロップハンドルには抵抗があるけど、速いバイクが欲しい、キビキビしたバイクが欲しい、という方に、おすすめです。
ESCAPE RX3であれば、通勤、通学だけでなく、数十km以上といったロングライドもこなすことが可能でしょう。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。

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