MTBライダーたちのお悩みを解決していくbikeportMTBラボ研究員のKです。
さて本日お持ち込みいただいたのは、常連様のCannondale Trigerです。
こちらの車体は購入いただいてから、はや2年と数ヶ月経ちますが、リアハブがゴリゴリになってしまったので交換のご依頼をいただきました。
今回は世界でもっともイケイケのメーカー”industry nine”のハブでホイールを構成いたしました。今回は以前ご紹介したブログもございますので諸々説明は割愛・・
手組ホイールのすゝめINDUSTORY NINE&FORMOSA(インダストリーナイン&フォルモサ)!サブタイトル手組ホイールVS完組ホイール
industry nine のハブというと、Touch シリーズや、Hydraシリーズを思いうかべる方が多いかもしれませんが、より多くのライダーにindustry nine のハブを使ってもらうためにラインナップされたのが、こちらの”101(ワンオーワン)”シリーズ。
製造をブースト規格にしぼり、製造工程やカラーを最小限にすることによって、industry nine社製のクオリティーのままコストダウンをしたモデルになります。
ラチェットの数は90ノッチですが、他社製のハブからしたらとても多いですね。
リムはFORMOSAのアロイリムを採用しました。
ツヤありのブラックの質感は他のリムにはないクールさがありますね。
価格も税込み7,500円と、話題のフックレスリム機構やオフセットリムとなっており、かなりの良心価格。
フロント逆イタリアン、リアJIS組で構成し、スポークも黒とシルバーをチョイスし落ち着いた印象の構成になりました。
オフセットリムの性能についても諸説ありますが、自転車のフレームは左右非対称なので、スポークのテンションも左右で異なってきます。
そうともなると、実際のライディング時のホイール本体への力のかかり方が均一ではありません。
なので最近ではフレームをオフセットして均一にしたり、リムをオフセットすることによって左右均一になるように様々な工夫がされています。
これからお客様のインプレッションを楽しみに待ちたいと思います。
ホイールを構成し直すということでしたので、せっかくなので12速化もご提案させていただき、SHIMANO SLXをインストールさせて頂きました。
フリーボディもSHIMANO12速にあたり、最新のマイクロスプラインボディになっています。※マイクロスプラインでなくても12速化する方法はいくつかございますので、12速化が気になっている方はぜひご相談ください。
やはりオールマウンテンバイクには超ワイドレシオは欠かせないですね。
タイヤはオールマウンテンバイクに人気の軽さとグリップ力を兼ね備えたMAXXISのHIGH ROLLERをチョイス。
いくつかコンパンドの種類があるのですが、グリップ力の非常に高い3C MAX gripコンパウンドのHIGH ROLLERなので、完成車に付属してくるものと一緒にしないように!!
Trigerを購入していただき、カスマイズもいよいよ残すところサスペンションのみになりましたね笑
アフターコロナにむけて、今はカスタマイズのタイミングなのかもしれません。
DEOREもNEWモデルが先日発表もされたので、ホントのほんとに12速化の流れキテル?!
というわけでホイールを交換するタイミングで合わせて12速化をしてしまうのは非常におすすめです。
12速化をご検討されている方は、ぜひお問い合わせくださいね。