みなさんこんにちは。
週末はサイクリングイベントなど盛り上がりを見せている今のシーズンは自転車を始めるには絶好の季節。
しかしながら、欲しかったあのバイクの在庫がないなんてことも多いのが、今の時期はよくある話なんです。
今回ご紹介するキャノンデールのNEWバイク”TOP STONE”シリーズも昨今のグラベルブームで非常に人気が高く、在庫が全く確保できませんでした。
遡ること今年の1月…
昨年小径車をご購入いただいたT様がメンテナンスにご来店いただいた際にTOP STONEを紹介したのがキッカケでした。
T様はアウトドアが趣味でキャンプや登山など幅広いアクティビティを楽しまれている方で、その一つに自転車という趣味が昨年から加わり、お付き合いするようになりました。
そんなT様に世界で今流行っているグラベルバイクの動画をお見せしたところ、一目惚れされTopstoneをご紹介しました。
TOP STONEは3種類あり1月の時点で在庫が残っているのがSHIMANO SORAで構成されたモデルのみでした。
Topstone Soraは唯一ワイヤー式のディスクブレーキとなっております。
お話を進めていく中で将来性や利便性を考えると油圧式が好ましいということで、グレードとしては105モデルか、Apexモデルが良いだろうということになりました。
Topstone Apex1にもなると、1×11の最新の流行り構成で更にドロッパーシートポスト搭載のモデルとなっており、価格通りのパッケージです。
好みの話にはなりますが、個人的にはレバーのタッチ感や形状はShimanoの方が好きです。2×11仕様となっておりギア数が多いことは悪くはないのですが、レースをするバイクではないので、1×11のワイドレシオがシンプルでいいよねーということになりました。
さらにフレームは落ち着いた色が好みということで、たまたま在庫があったTopstone Sora(といっても5月ごろ入荷…)をベースに最新のトレンドを踏まえ、7000系の105油圧構成でカスタマイズする計画が立ち上がりました。
ベースとなったTopstoneはスクエアBBが採用されており、ブレーキはケーブルタイプです。
やはりロードバイク規格の24mmシャフトのクランクの方が剛性は高いので悪路でもガシガシ踏んでいけますし、油圧タイプのほうが引く力の二乗分ピストンに力が加わるので、少しの力でしっかりスピードコントロールが可能です。
RDは9速のShimano Soraですが、105は変速段数が多いだけではなく形状も落車などに強い仕様になっています。
今期の105RDはMTBのRDに採用されているシャドー仕様なのでフレームの外側に出っ張りません。
これによりドライブ側(右側)に倒れてもRDが壊れにくい仕様になっています。
以上の条件などを踏まえ完成したのがこちら↓
フレームの落ち着いたカラーにネオンイエローのペダルとボトルケージがとても素敵なアクセントになってますね。
ペダルはMTB用のものを採用し、荒れた路面でもしっかりシューズに喰いついてくれるので、安心してどんな道にでも突っ込めます。
スマートフォンホルダーやサイコン、さらには全天候対応のパニアパックも取り付け、超本格的なグラベルツーリングバイクに変貌いたしました。
最新でかつ流行りの仕様になったTopstone Special カスタムエディション
1×11の構成でフロントはチェーンの脱落防止用にナローワイドのチェーンリングを採用しました。また固定ボルトの関係でクランクは5800系の105クランクを使用しました。
BBクランク共に強化しましたので、パワーの伝達効率が格段にパワーアップ。
フロントは38T、リアは34Tという構成でもう少しリアの最大が大きくても良いんじゃない?と思う方もいらっしゃると思いますが、カスタマイズの幅を考えると今回はこれでも十分なはずです。
さっきはタイヤをすっ飛ばしましたが、40Cのハイボリュームタイヤが採用されておりますので浮遊感がとんでもなくあります。
適正気圧いっぱいまで空気を入れればオンロードで快適に走行いただけますし、少し空気を減らせば、グラベル走行もなんのその!!
くどいようですが、また動画を貼っておきます。
この動画を最後まで観てしまったあなたはbikeportへ明日ご来店されていることでしょう。笑
当店で2台目のご成約でしたので、多少のサービスが入っておりますが、アンダー24万円(税込)で車体代金、カスタマイズ用パーツ、工賃含めて完成しました。想定したご予算内でバッチリ構成できましたのでT様にもご満足いただけました。
このバイクであれば、キャンプツーリングや、登山道へのアプローチなど多用途にご使用いただけます。
ダボ穴もフレーム多く設けられているため拡張性が高いのも魅力の一つです。
欲しいバイクのグレードやパーツ構成、カラーがないなら、組みましょう!!
そして在庫がないからと諦めず、ぜひスタッフまで相談してください。
以上、今流行りのグラベルバイクを流行りの構成で組んでみましたでしたー。