皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
まだ月夜ですが、出発します。
地名は、その土地に住んでおられる方には、馴染みのことなのかもしれませんが、初めて拝見すると、面白い地名がたくさんあります。
里。
簡にして要を得た地名です。
西!!
端的すぎます!!
NO!!
のおおおおおっ
さすが、和歌山県。
お山がまるごとみかん畑という箇所がいくつもありました。
すっかり市街地に入りました。
今までのヒルクライム、ダウンヒルの連続が嘘のようです。
和歌山城に到着です!!
このお城、当初はまったく期待していなかったのですが(大変に失礼)、実際に拝見すると、石垣の見事さにのけぞりました。
調べると、豊臣秀吉自身が場所を選定し、藤堂高虎に普請奉行をさせた、ということで、織豊期のお城であれば、石垣が見事なのは自明と納得致しました。
織豊期の石垣は、江戸時代の石垣と異なって、まだ石垣の技術が確立しておらず、試行錯誤をしている箇所があること、見た目の美しさよりも堅牢性を重視して、それが力強さ、荒々しさに通じていること、数百年の風雪に耐え、今も健在の石垣が多数あること、などの理由で、私は猛烈に織豊期の石垣が好きなのです。
素晴らしい。
このお城、素晴らしいです。
石垣の上を歩くことができます。
これまた素晴らしい。
和歌山城を堪能して、さらに北に進みました。
舞。
最終目的地、岸和田城に到着です!!
岸和田城、ずーーーーっと行ってみたかったのです。
かつて、大阪城に匹敵するくらいの巨大城郭があった、と聞いていたからです。
岸和田城に到着早々、その美しさに感嘆致しました。
やはり城下町の規模は、相当大きかったようです。
石垣自体は、過度に高さを求めたという訳ではなさそうです。
しかしながら、十分に美しい城です。
時間があるので、近くの資料館に立ち寄りました。
とんでもない数の剥製さんがおいででした。
ドギマギしてしまいました。
そして、だんじり会館という場所に行きました。
「だんじり祭り」という言葉は知っておりましたが、実際どうなっているのか等は、まったく知らなかったのです。
これがだんじり!!
超巨大なお神輿、いえ、かつがないので山車(だし)というのでしょうか。
ねぶた祭りのようなものかな、と思っていると、全然違いました!!
ふがーーーっ!!
超高速でコーナリングしています。
なるほど、市街地を高速でぐるぐる周回する、そういうお祭りなのでございますね。
ある種、クリテリウムのようなものでございましょうか。
館内で上映された動画を見る限り、敢えて通りにくい路地、クランク等を選んでいるような。。。という気も致しました。
ずっと関東で生まれ、育ってきたため、このような世界があるとはつゆ知らずでございました。
だんじり祭りは、猛烈なカルチャーショックを受けました。
その荒々しさは、諏訪大社の御柱祭りのような感じでしょうか。
さて、再び岸和田城に向かいます。
日が落ちる直前の時間帯が好きなのです。
それは、景色、対象物が妙に美しく見える時間帯だからです。
美しい。
名残惜しいですが、帰路につきます。
関西空港から羽田空港に移動する予定なのですが、関西空港へは自転車で行くことができません。
クルマか、電車でないと関西空港のある島には上陸できないのです。
岸和田駅でバイクを分解して、いつものように袋詰めします。
関西空港に到着しました。
羽田空港に着陸しました。
着陸する瞬間というのは、いつもドキドキします。
多摩川をさかのぼって帰宅します。
今回の冒険もまた、たくさん経験値を頂けたのでした。
次は、どこに行きましょうか。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。