皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
日が昇る前からテントを撤収して、進みます。
紀伊半島は、自分の中で距離感がつかめていないため、早め早めに進んでおきます。
夜明けです。
ずんずんと海岸線を走っていきます。
うがい!?と思いましたが、地名のようであります。
長い坂にすれば面白いのに、と思ってしまいました。
ひたすらに海岸線が蛇行しています。
そして、果てしなく小刻みなアップダウンが繰り返されます。
この感じ、伊豆半島の左肩あたりに似ています。
天鳥!!
尊い!!
私にはラーミアとしか読めません(ドラゴンクエスト3、ドラゴンクエスト8参照)
トンネル、ヒルクライム、ダウンヒルばかりです。
左手は断崖で、右手は山肌が続くため、街や商店は一切ありません。
こういった岩盤の固い場所ではおなじみの、波の侵食で洗濯板のようになっている海岸です。
三段壁という名勝に到着しました。
どうやら、半島が段々に侵食されているようであります。
千畳敷。
波の侵食で、岩盤が平たく侵食された跡です。
白浜に到着致しました。
これが南紀白浜!!
海は十分に綺麗でございますね。
大阪、京都といった大都市部から近くて、これだけ綺麗な海であれば、よろしいのではないかと思われました。
砂は。。。
確かに白いです。
しかし、そもそも、白いビーチはサンゴのカケラが波に流され、積み上がってできたものです。
当然ながら、サンゴが常に供給されていなければ、白いビーチは維持できない訳でして、沖合にサンゴ礁が発達している必要があります。
南紀白浜は、東京に比べれば温かいと思いますが、それでもサンゴ礁が発達するほど温暖とは、とても思えません。
これは、人工的に作られた白いビーチに違いない。
調べると、やはりオーストラリアから砂を輸入して、出来上がったビーチとのことでした。
このように書くと、やや悪意があるような表現となりますが、実は沖縄等でも人工の白い砂のビーチはたくさんありまして、沖縄本島でいえば、人工ビーチのほうが多いくらいなのです。
しかし、人工ビーチのほうが人の管理が行き届いていて、ゴミが少なかったり、波の安全に配慮されていたりと、良い点もあるため、過度に天然ビーチにこだわるのは、もはや現代的ではないと言えましょう。
個人的には砂のお色よりも、水質、水温、波の量などが重要であると考えます。
随分とお話がそれました。
おミカンが安かったので購入致しました。
紀伊半島はおミカンが安いので、とても嬉しいです。
日が暮れてきました。
今日はこの港に野営しようと思います。
お休みなさいませ。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。