皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
3日目です。
朝、起きると少し風が強く、雨も降っているようでした。
とはいえ、南国で雨はよくあることでしょうし、そのまま突き進みます。
今日は、昨日回れなかった、与那覇前浜ビーチ周辺と、宮古島の隣、伊良部島を周遊したいと思います。
変わった公園に到着しました。
トロイの木馬でしょうか。
いえ、調べると、サニツ浜というのは、ラムサール条約にも登録された自然豊かな湿原で、潮が引くと400haもの広さにわたって干潟が現れると。
その干潟を使って毎年、サニツ浜カーニバルというお祭りが催され、その一つに、宮古馬を使った競馬が開催されて、ゆえに、そのお馬さんを記念して、このような巨大オブジェがあるとのことであります。
私は勝手に、古代、王族同士の争いがあり、友好親善使節として木馬を贈呈し、夜半に中から兵士が飛び出し。。。ということなのかと思っておりました。
与那覇前浜ビーチに向かいます。
トライアスロンの大会のスタート地点としても有名なビーチです。
宮古島の中で、知名度という点では一番かもしれません。
この日は、早朝、雨ということで、まだ人はおりませんでした。
カニさんでしょうか。
不思議な足跡が海岸にありました。
伊良部島に向かいます。
ふと道路を見ると、なんということでしょう!!
巨大カタツムリさんがいます!!
これほどの巨大カタツムリさん、見たことがない!!
私はあわてて引き返し、隣にカードケースをおいてみました。
今はびっくりして殻の中に入っておられますが、リラックスした状態では名刺大よりも大きいです。
宮古島の自然の豊かさに感銘を受けました。
素晴らしい。
宮古島は離島とはいえ、人口5万人の都市でして、観光客を含めればもっと多くの人々が活動しているところです。
ゆえに、中心部はたくさんのクルマが走っております。
そこで、クルマがあまり通ってない箇所を走ろうと、今回は農道を走りました。
すいすいと進んでいきます。
しかし!!
これが悲劇の始まりだったのです!!
農道はトラクター等が多く通るため、アスファルトに土が付着しておりました。
その土が押し固められ、まるで土のコーティングのようになっていました。
そこに雨がふって、恐ろしいほどに滑りやすい路面となっていたのです!!
なんということもない下り坂で、ズズッとリアタイヤが横滑りして、すてーーーん!!と転びました!!
はぐわ。。。
このような箇所でクラッシュするとは、人生初。
土でコーティングされた道というのが、そもそも人生初。
低速で進んでいたため、大過はありませんでしたが、肘と腰を打ち付けました。
むう。
荷物とウェアがすこし泥まみれになったため、シャワーを浴びたいと思いました。
幸いなことに、宮古島は全周にわたってビーチがあり、そのため、無料のシャワールームというのもあちこちにあるのです。
調べると、こう進めとありましたので、進みました。
が!!
こっ この道を進めと!?
ふがーーーっと1kmほどですが、グラベルロードを突き進みました。
宮古サンセットビーチに到着しました。
ここは、広くて、手入れが行き届いていて、それでいて人が少ないのでお気に入りとなりました。
体だけでなく、ウェアやバッグも洗います。
宮古島で驚嘆したことがあるのですが、水のシャワーが冷たくない。
水が普通にぬるいのです。
さらに、お天気が良いので、濡れたウェア、バッグであろうと大丈夫。
すぐに乾きます。
シャワーを浴びたらすこし落ち着きました。
伊良部大橋を渡ります。
この橋は5日間で、結局10往復くらいすることになる、お気に入りの橋となりました。
伊良部大橋を渡り、伊良部島に到着しました。
眼下のビーチにあまりにも美しく。。。我慢できない!!
橋の下に降りていきました。
と、とんでもなく美しい。。。
もはや、我慢できません!!
海に入りました。
しばらく、伊良部大橋を見ながら、海水浴に興じておりました。
青の洞窟、ですか。
ずいぶんと西洋的な名前であります。
今回の冒険の目的は、素晴らしいビーチに出会いたい、というものですから、ことごとく浜という浜に立ち寄ります。
素晴らしいお天気です。
宮古列島、凄まじく気に入りました。
佐和田の浜というところに着きました。
例によって誰もいません。
私が行く地はいつも、誰もいないのです。
かなり綺麗なビーチが広がっています。
これは。。。
素晴らしい。
陽の光を浴びて、海がキラキラと輝いています。
すべてが素晴らしいです。
まず、水質。
極めてクリアです。
水草などの浮遊物もほとんど無い。
次に、砂浜の状態。
ゴミや汚れは皆無です。
天然のサンゴ礁が作り上げた、白砂です。
そして、波、水温。
今回はサーフィンをすることが目的ではないため、波は静かな方を好みます。
入り江になっているのか、素晴らしく波が穏やか。
そして、とんでもなく遠浅のビーチのようで、水温が極めて高い。
ほとんどぬるま湯につかっているようです。
最後に、これは超々個人的な評価基準となりますが、人がいないこと。
私、神奈川県に生まれ、育ちまして、海のそばにずっと住んでおりました。
しかし。。。これは決して悪口ではないのですが、夏の海はあまりにも人が多くて、どうにも出かけたいとは思えなかったのです。
ましてや海に入るなぞ、幼児期に数えるくらいしかありませんでした。
佐和田の浜は誰もいません!!
これほどの美しく静かなビーチに誰もいない!!
こういう海を子供の頃から求めていたのだ!!
私は感激して、ビーチに横になり、3時間ほど、ころりんころりんと砂浜を転がっていました。
静かに波が打ち寄せ、引いていく。
だーーーれもいない、絶海の孤島のような場所でのんびり過ごす。
このような場所に出会えるとは思っても見なかった!!
観光ガイドなどでは、与那覇前浜ビーチが1番になることが多いようです。
あの浜は、人も多いですし、海の家などもたくさんあります。
バナナボートなど、マリンスポーツをするお店もあり、音楽もにぎやかです。
大人数でワイワイと過ごしたい、という方には与那覇前浜ビーチがよろしいと思います。
しかし、私はそういうものを求めているのではないのです。
また、砂山ビーチは素晴らしく、激賞致します。
こちらは、少人数、カップルなどで訪れるとよろしいと思われます。
とくに夕暮れ時が素晴らしく、個人的に、砂山ビーチをナンバーワンと認定致します。
しかし、やはり著名なのか、人が何人かはいらっしゃいます。
私という一個人にもっとも適していたのは、この佐和田の浜でした。
(なお、佐和田の浜は沖縄県の条例で定められた海水浴場ではないため、安全確保等の点においては自己責任での利用となります。シャワー、海の家などの施設も跡地はありますが稼働していません。そういった点も人がいない理由の一つだと思います。)
超天然のビーチでありながら、すぐ左手には下地島空港があり、離発着するジェット機を間近に見ることが可能です。
そういうギャップもなんだか不思議な場所です。
さて、そろそろ出発します。
伊良部島の他の箇所も見てみたいのです。
素晴らしいです。
伊良部島。
宮古島よりも、伊良部島のほうがさらに好きかもしれない。
この日はお宿をとりました。
全野宿も不可能ではないのですが、お写真、動画をたくさん撮るため、携帯電話、モバイルバッテリーの容量がしんどく、電源がある箇所にたまには泊まりたいと思った次第です。
お宿に荷物をおいて、身軽になったため、これ幸いと再び出発しました。
ヤマトブー大岩という不思議な岩がありました。
再び伊良部大橋を渡り、宮古島を周遊します。
今回は素晴らしい休暇になりそうです。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。