皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
新宿都庁前店 / ビンテージ Cannondale Silk Path 500 HeadShock ヘッドショック オーバーホール + コンポーネント載せ替え
の続きです。
まず、ヘッドショックのオーバーホールから取り掛かります。
分解して、内部をクリーニングします。
どうやら、ニードルベアリング等の破損は無いようです。
オイル、グリスを充填して、復元します。
完了です!!
ロックアウト(ヘッドショックのサスペンションを固定して、リジッドフォークのように使う機能)も効くようになりました。
これは成功と言って良いでしょう。
コンポーネントをずんずん載せ替えていきます。
構成はDEOREで、変速も良好です!!
完成です!!
前述しましたように、ロックアウトは復活しています。
ブレーキは現代的なVブレーキに換装。
カンチブレーキ台座とVブレーキ台座には互換性があり、カンチブレーキからVブレーキにアップグレードすることが可能です。
確かに、カンチブレーキは、泥づまりしにくい、という利点もありまして、一部のシクロクロスレースでは用いられることもあります。
しかし、Vブレーキよりも残念ですが、制動力が圧倒的に低く、ブレーキ本体の種類、ブレーキシューの生産も激減しているものですから、選択肢があまりありません。
よほど特殊な理由が無い限りはVブレーキがよろしいと判断します。
本車体のオーナー様の判断は至当であると考えます。
ドライブトレインはSHIMANO DEOREに変更。
BBも従来のスクウェアテーパーから、現代風のホローテックIIにグレードアップし、剛性、防水性、耐塵性が大幅に上がりました。
これまた、オーバーホールの方向性として、素晴らしいと考えます。
カセットスプロケットは現代の9速、11-32Tに変更しました。
シフター、ブレーキレバーもDEOREに。
グリップのみ、オーナー様がご自身で装着する、とのことで、未装着の状態です。
全体のクリーニングとガラスコーティングを施工しました。
輝いています。
ヘッドショックのオーバーホールとカセットスプロケットの調達に時間がかかってしまったことから、9月5日にお預かりして、26日に作業完了致しました。
今回はかなり専門性の高い作業が含まれていたため、工賃、パーツ代を合わせて、¥63,011(税込)となりました。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。
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