こんにちは、湘南店の駒田です。
通勤で稲村ケ崎を走っていると、雪化粧した富士山が見え、もう冬なんだなぁと思う今日この頃。
すれ違うローディの皆さまはこぞって長袖のジャージに暖かそうなジャケットなどをを着ていて、季節の移ろいを感じています。
さて、今回は駒田の父が所有するビンテージバイクのレストアをご紹介します。
1970年代にはじめて自分で買った自転車、だそうです。
子供のころ、父と自転車で出かけるときにまたがっていたのを、かっこいいなぁと眺めておりました。
私が今この仕事をしているのは、間違いなくこの車体のせいです(笑)
さて、数年前からカーボンロードに乗り換えたせいか、すっかり物置の番人となっていたこの車体。
スポークが1本折れていたためにそうなっていたということが判明。
以前にご紹介した大掛かりなレストアに触発され、また走っている姿を見たいと思うように・・・
直ったら乗る、との言質も取ったので、それならピッカピカにしてやろう、となりました。
さぁ、親孝行レストアの始まりです!
まずはいつも通りにバラバラにしていきます。
今回はいくら待たせてもいい(?)相手なので時間をかけて丁寧にクリーニングします。
中身は意外ときれいなままでした。
将来的にもう少し太いタイヤに交換することも考え、ツーリング車用のクイックリリース機構の付いたブレーキレバーに換装。
個人的にはいわゆる触角タイプのブレーキレバーの方がこういった車体には似合うと思います。
アウターワイヤーは白の指定。バーテープも白で統一。ブラケットは茶色でアクセントをつけ、タイヤ、サドルとの統一感を狙います。
年式にふさわしい、カンチブレーキとダブルレバー。これらは磨き上げて再装着しました。
ペダルは新品に総取り換え。トゥクリップも金属製のものに取り換え、スマートに、スタイリッシュに!
さて、今回の目玉はホイール。
折れてしまっている1本を直すだけでもよかったのですが・・・
せっかくなら全部新しくしてリムやハブも磨いたら?と天の声が(笑)
時間はたっぷりもらっていたので、折を見ながらハブを磨き、リムを磨き・・・
うーん、輝きが違いますね・・・
磨き上げ、組み上げたホイールを装着して・・・
完成!
フェンダーは一応復活させたいということで取付。これも磨き上げてピカピカになりました。
スプロケットを大きくして楽に走れるように。
ここまできれいにしてしまうと走らせるのが勿体ないような気もしてしまいますが…
すっかりピカピカになったこの車体に、父は新車が来た!と大喜びでした(笑)
今度古くからのロード仲間とクラシックバイクでツーリングに行くんだと張り切っておりました。
最高の親孝行ができたと思います!
いかがでしたか?
このように、フレームの状態次第では新車と見間違えるほどピカピカにすることも可能です。
ご自宅に倉庫の番人になっている車体がありましたら、是非ご相談ください。
きっと新車の頃の輝きを取り戻すことが出来ますよ!
皆様のご来店をお待ちしております!
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