みなさまこんにちは、”スーパーウルトラ酒呑童子EX”横浜西口店村松です。
今回は、スーパーウルトラ軽量ロード、しかも限定モデルをご納車いたしましたのでこちらのご紹介になります。
目次
TCR Advanced SL Team Edition Frameset
今季25勝を達成したジェイコ・アルウラーのチームカラーを纏う国内限定35セットの1本という、レアなフレームセットです。
TCRは1997年に生まれたモデル。今回のモデルチェンジで10世代目になります。
軽量なフレームはMサイズで690g。山岳地帯でもパフォーマンスが発揮できる仕様です。
軽いだけでなく、空力性能や剛性も向上しています。
TCRについてGIANT公式ウェブサイトの記事はこちら。
製造工程も開発し、カーボンフレームの前の三辺は従来の3ピース構造から1ピース構造になっています。
一つのパーツに見えないですよね、、、。
対象的な色が組み合わさるカラフルな仕上がりになっています。最近では珍しい配色でもあるので、ひときわ目を引くフレームです。
ヘッド部はPROPELに採用されている、OVERDRIVE AEROシステムを採用。1-1/2のベアリングとD型断面コラムで内装化がなされました。
ざっくり言うと、空力と剛性が向上しています。見た目もスッキリしていて良きですね。
組み立てていきます
ハドラスのガラスコーティングを施工しました。2層構造の自転車専用のガラスコーティングです。
5年の耐久性を誇り、ドリンクの汚れや汗もひと撫でで落ちるくらいに表面がツヤツヤになります。
当初ビアンキからの車体のコンポ載せ替えでお話が進んでいましたが、せっかくなら一番いいコンポにしましょう、ということで完組でのご案内になりました。
流用したのはサドルとホイールくらいでしょうか。
元々お乗りだったビアンキを実測し、サドル高やステム長をTCR用に算出しました。
ISP(シートポスト)をカットしていきます。
病み上がりのメカニック山本、なかなか切り落とせず小休止がどんどん長くなっていきます。
みかねた鈴木が切り落としにかかりました。
そんなこんなで組み上げていきます。
完成!!!
コンポーネントはDura-Ace。Ultegraを載せ替え予定でしたが、TCRなら軽量な仕様にしたいとのことで新品を組み込みました。
フロントチェーンリングは50-34をチョイス。平地から登りまで脚力に合わせた乗りやすい仕様です。
限定モデルの匂いを嗅ぎつけたのか、野良猫も見物にやってきました。
フレームをどこから見ても特別感が溢れています。
コックピットはGIANT Contact SLR Handlebarと、Contact SLR Aerolight Stem、バーテープはスパカズでまとめました。
このカーボンハンドルバーとステムはTCRのフレームと同時に開発され、完成車として組み込んだ際にもっとも最適化されるようになされています。
ハンドルバーは上ハン360、下ハン380mmで、コンパクトめです。
フレア形状のハンドルバー。フレア角は8°です。
コンパクトな乗車姿勢で乗ることができ、前方からの空気抵抗を軽減します。
少し広がった下ハンを握ることで、下りでの安定感やスプリント時に力をこめやすくなります。
ステム長は70mmをチョイス。
当店ではPropelが人気ということもあり、ADVANSED SLグレードのTCRを最近触れていなかったのですが、やはりめちゃくちゃ軽いですね。
トルクをかけてからの加速感や、登りの軽快さは半端ないでしょう。
ご納車おめでとうございます!
ご納車おめでとうございます!
乗ってよし、眺めてよし、軽量なハイパフォーマンスロードの限定モデル、ライドが楽しみですね!
P.S.個人的にはAD PROを買おうと思っていましたが、AD SLのほうがいいかもと心が揺さぶられています、、、。
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この記事の投稿者…
大手メーカー販売スタッフを経て、2024年bikeport横浜店へ参加。
ロードバイク、グラベルバイクを乗りこなし、時にはバンドマンとしても活躍。