皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
新宿都庁前店 ビンテージCannondale Super V キャノンデール スーパー V 1995年モデル フルレストア / 打ち合わせ編
の続きとなります。
いよいよ、作業開始です!!
まず、ヘッドショックのオーバーホールです。
フレームからフォークを引き抜きます。



分解します。

クリーニングします。



組み直します。

次は、リアショックです。
こちらはやや重症で、経年劣化によりパッキンが破断しておりました。

分解します。


パッキンの代わりにテープを巻いて補強します。
む
リアホイールのエンド幅がまったく合いません。
合わなければ作ればいい!!とのことで、シャフトを自作することにしました。
グラインダーで一点物のシャフトを作ります。
パーツ類を装着して、完成です!!
Cannondaleのロゴをペイントで完全再現!!
さらに、全体をクリア塗装でコーティングしてあります。
こちらがペイント前の様子です。

ペイント後の様子です。

ヘッドチューブのロゴも復活!!

チェーンリングは往年のCODA 削り出しクランク。
渋いです。
このエッジが切り立っている感じがたまりません。

SPINERGYのロゴも復活。
こちらが施工前です。

施工後。


EASTONのカーボンハンドルです。

シフターは、SHIMANO XTR、ブレーキレバーがシフターを兼ねるという、今のSTIレバーのようなモデルです。
ハンドル周りがスッキリしています。

リアショック。

カーボンのスウィングアームです。
こちらもクリア塗装してあります。

タイヤは街乗りにお使いになる、とのことで、細めのPanaracer クローザープラス1.25インチを選択。

Fizikのサドル。

クラシック感を残すため、カンチレバーを採用。

美しいです。



基本的にオーナー様がパーツ類をご用意くださったため、当店でご用意したパーツは¥47,465(税込)、ペイント代、レストア代が¥177,100(税込)で、合計¥224,565(税込)となりました。
当初はロゴを再現する、というお話ではありませんでしたが、作業を進めながら、オーナー様とお話をしていく中で、ロゴも復活させましょう!!ということになり、当初のご案内よりも¥70,000ほど最終金額が上がりました。
bikeportでは、往年の名車を復活させたい!!というご要望にお応え致します。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。
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