正しいチェーンオイルの選び方! 新製品情報 WAKO’S チェーンルブリキッド  

こんばんは。バイクポートの福田です!

前回のワコーズイベント(http://bikeport.bike/blog/?p=5464)に加えて僕の方からもオススメの商品をご紹介いたします!

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バイクポートでは様々なワコーズ製品を取り扱っております。

全てオススメ出来る商品なので在庫しているワケなのですが、、、

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一度に全てをご紹介することはできないので、今回はコチラの商品にフォーカスしてみました。

『チェーンルブリキッド』 一般的に言うチェーンオイルです!

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FINISHLINEの赤、青、緑、金、銀のキャップが付いたルブリカントはスポーツバイクの世界ではポピュラーなチェーンオイルの一つです。

自転車屋さんに行くと大体置いてあり、スポーツバイクを購入して初めてのメンテナンス用品を購入する際に手に取られる方も多いかと思います。

しかしながら、チェーンオイルも多種多様。。。 沢山あってもどれが良いのかわからない!

挙句の果てに店員さんに聞いても「色々使ってみないとわからないですね~」なんて曖昧な返答だったり、、、苦笑

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今回ご紹介するのはワコーズ版。FINISHLINE程のバリエーションは御座いませんが、大きく二種類。

赤っぽいボトルには「スピード」

緑っぽいボトルには「パワー」と記載があります。

何だかどちらも良さそうな感じですが、、、さて一体どちらを選べば良いのでしょうか…?

正しいチェーンオイルの選び方をご説明致します!!

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前回のワコーズイベントの様子を踏まえながらご説明致しますね。

実際のチェーンオイルとは異なる液体ですが、右の白い方が「スピード」左の緑の方が「パワー」だと思って下さい。

・白(スピード)は粘度の低いオイルです。なので、トレーを傾けると上のカップが素早く動きます。=『抵抗が少ない』

・緑(パワー)は粘度の高いオイルです。なので、トレーを傾けても上のカップの動きは鈍いです。=『抵抗が多い』

「じゃあ、白(スピード)の方がパフォーマンス向きでペダリングも軽くなって良いオイルってこと?!」

そう思われる方、とても多いです。いや、下手するとそう思っている自転車屋さんも少なくないかもしれません。苦笑

これだけ見ると白(スピード)の優位性が高く、一見そう見えがちですが、これが大きな間違い&落とし穴なのです。

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次に上のカップを押し付けながら、それぞれトレーの上を動かしていきます。すると、、、

・白(スピード)は粘度が低いオイルです。油膜も弱いので、金属同士が擦れ合おうとします。=『抵抗が多い』

・緑(パワー)は粘度の高いオイルです。油膜が強いので金属同士がほとんど触れ合いません。=『抵抗が少ない』

と言った感じで、先程と真逆の結果となりました。白(スピード)は金属同士なので動きは鈍く、緑(パワー)はトレー内をスイスイ動きます。

もうここまで来れば何となくお解り頂けたかとおもいます。カップ=チェーン、トレー=クランク&スプロケットと思って下さい!

まとめると、、、

・スピード… 軽いギアを高回転させるようなケイデンスで乗られるような方に向いているオイルです。

・パワー… その名の通り(踏み足などで)高出力で乗られる方に向いているオイルです。

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粘度が低い=速く走るためのオイルという間違った概念は払拭されたでしょうか?

ちょっと見えにくいですが、それぞれのラベルにパワーは「クッション型」、スピードは「ダイレクト型」と記載されております。

されどチェーンオイルですが、油膜の違いで乗り味も変わってきます。そう言った意味合いでは色々使って見るのもアリかもしれませんね。

また、日頃から高ケイデンスで乗られている方も、ヒルクライムなど部品部品に大きく負荷がかかるシチュエーションでは「パワー」の方が有効だったりと、チェーンオイルを使い分けるのも大事だったりします。

写真の商品は現在、湘南ベイサイド店で在庫しております!価格は(税込)¥1,404で御座いますので、是非お試しあれ!

 

 

 

 

 

 

 

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