湘南ボーイの徒然草 第5回 スポーツバイク購入時に買った方がいいアイテム -前編ー

 

こんにちは。湘南ベイサイド店スタッフです。

前回までは、スポーツバイク自体をフォーカスしてお話ししてきましたが、

今回は周辺アイテムについて、お話しします。

ほぼ、最低限のアイテムになりますので、車体購入時の参考にしてください。

また、かなりの文章量がありますので、前後編に分けてお伝えいたします。

 

1、ライト(必要度:☆☆☆☆☆

ライトはマストアイテムです!以下道交法より、

軽車両がつけなければならない灯火は、前照灯及び尾灯とする。

自転車が、基準に適合する反射器材を備えているときは、尾灯をつけることを要しない。
前照灯の灯火の基準
(1) 白色又は淡黄色であること。
(2) 夜間において前方5メートルの距離にある交通上の障害物を確認できる光度を有すること。
尾灯の灯火等の基準
(1) 赤色であること。
(2) 夜間において後方100メートルの距離から点灯を容易に確認できる光度を有するものであること。
(神奈川県道路交通法施行細則 第2章の4 より)

という風に、法律で決まっていますので、必ずご用意ください。

 

明るさについては、「ルーメン」「カンデラ」「ルクス」の3種類で表記されることが多いですが、

どういう意味なのか正直分かりませんよね。

なので、簡単に説明しますと

ルーメン=光源(つまりライト)から全方向360°に放射される光全体の量

カンデラ=光源から特定の方向に照射される光の強さ。

ルクス=ルクスとは光源から照射された光に照らされたある面の明るさ。

と、なりますが「ルーメン」で見たほうが実際の明るさと感覚とのズレが少ないです。

ちなみに、法令では『自転車のライトは前方5メートル先の道路上の障害物が確認できる明るさが必要』と定められていて、

実質この基準を満たせる最低ラインが300ルーメン前後になります。

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GIANT NUMEN+HL0 700LUMEN ¥8,000(税抜)

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GIANT NUMEN+ HL1 330Lumen ¥6,500(税抜)

 

ちなみにテールランプについては

道路交通法(第63条の9第2項)には次のように定められています。

  • 夜間、反射器材を備えていない自転車を運転してはならない。
  • 尾灯をつけている場合は、この限りでない。

要するに、反射器材(リフレクター)があればいいんです。

ただし、反射器材の適合基準として、
視認性と赤色又は橙色が定められています。
(道路交通法施行規則第9条の4)

しし、反射器材は光が当たらない限り、光りませんから、夜間後ろから来る車両に気づかれない可能性がありますので、

テールランプの用意はオススメさせて頂きます。

 

2、ペダル(必要度:☆☆☆☆)

高価なロードバイクやマウンテンバイクには付属してませんので、

購入する必要があります。

ただし、付属品として、フラットペダル(ママチャリについているペダル)を装備

している物がありますので、必ず購入しなくてはいけないものとは限りません。

種類として、どんな靴でも踏めるフラットペダルと専用シューズを固定して踏むビンディングペダルの

大まかに2種類があります。

 

3、フロアポンプ=空気入れ(必要度:☆☆☆☆☆)

快適にかつ安全に走行するためにはタイヤの空気圧が適正である必要があります。

タイヤの空気圧が適正だと小さな石やガラス片をタイヤが弾き、パンクを未然に防いでくれますが、

空気圧が低すぎると、タイヤに刺さってしまいパンクの原因になります。

また、段差を乗り越える際に、リムと呼ばれる、ブレーキシューが当たる硬い部分と地面の間にタイヤとチューブが

挟まれてしまい、これまたパンクの原因になります。

通常、ママチャリは英式と呼ばれるバルブを使用していますが、スポーツバイクの多くは仏式バルブを採用しているため、

空気入れに変換アダプターが付いているか、または仏式専用のポンプが必要です。

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4、鍵又は錠(必要度:☆☆☆☆☆)

車体から離れる際には必ず掛けておきたいものですね。

ちなみに、絶対に切られない鍵はありませんので、過信してはいけません。

盗難されづらい鍵のかけ方としてはホイールと車体と地面に固定されている物に跨って、掛けるのが良いです。

可能であれば鍵を二つ用意し、前後で分けるのがベターでしょう。

カラーは車体のカラーの反対色を選ぶと鍵が目立ちます。

鍵は、キー式とダイアル式の2種類があります。ご自分の好きな方を選んで頂いて大丈夫です。

 

 

以上、後編では、ヘルメット、アイウェア、グローブ、携帯用品について、お話しします。

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