こんにちは!
bikeport横浜西口店スタッフ髙梨です。
今回は珍しい自転車のカスタマイズをさせていただきました。
こちらが元の状態です!シートチューブがない不思議なフレームですね。
あまり聞き慣れないメーカーのコンポーネントが使用されています。
SUPER STRATA←こちらメーカーサイトです。
今回はお客様からのご依頼で、安定の日本のSHIMANOコンポーネントへ交換をすることにいたしました。
コンポーネントを車体から外します。
奇跡的に元々付いていたボトムブラケットが同じ規格だったのでそのまま使用します。
コンポーネントはGRXにいたしました。
チェーンリングにはナローワイド構造が使われており、チェーンとチェーンリングが組み合わさることによりチェーンが落ちにくくなっています。
SHIMANOのGRX(グラベルコンポーネント)はロード用のコンポーネントと比べ、STI(ブレーキ、シフトレバー)の指がかかる部分が平たくなっているため荒れた路面などでもしっかりとブレーキングをすることが出来ます。
実際に105とGRX、それぞれつけた同じ車体で同じ道を走ってみた時、ブレーキレバーの形の違いだけで車体の押さえつけやすさやブレーキングのしやすさなどが圧倒的に違いました。
ブレーキングのしやすさが違うだけで疲労感などもかなり変わりますので、グラベルを走るならGRXを選ぶべきだと思います。
スプロケットの幅も広がり、ギアの段数も増えました。
今回は11-40Tをスプロケットを採用し、フロントは40Tのチェーンリングを採用しましたので、最も軽いギア比は1、最も重いギア比は3.636と街乗りに使うには十分すぎるギア比ですので、荒れた路面や、急坂なども対応できますね。
これはあくまで一例ですので、ギア比でお悩みの方はぜひ店頭でご相談くださいね。
コンポーネントの載せ替えのご依頼でしたので、併せてハドラスのガラスコーティングもおすすめさせていただきました。
新車状態でコンポーネント載せ替えであれば、お得にガラスコーティングの施工をいただけます。
防錆、防汚、防傷、退色の防止をこの2つ薬剤を用いて施工することにより、艶やかな光沢感だけはなく、強靭なバリアがフレームを覆います。
コーティングしたことによりかなりフレームが艷やかになりました
このようなハンドル・ステムに完全に内装されるタイプのフレームでしたので、ヘッドの内部へケーブルを配線していきます。
ダウンチューブの中で音鳴りするのを防止のクリアのパイプが入っています。
全てのケーブルはハンドルとステムの中に内装したことによりハンドル周りがかなりすっきりしています。
シートチューブはありません。乗り心地が気になります。
完成形はこちらです。
ビフォーがこちら。光沢感が全く違いますね。光を反射しています。
機械式(ワイヤー引き)から油圧式になったことにより、タッチが軽くなっただけでなく、お客様の脚力やご用途に合わせてギア比もご提案させていただき、ワイドレシオ化を果たしました。
今後はホイールなどの足回りのカスタマイズをしても印象が変わりそうです。
M様この度はご依頼いただきましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
以上!
bikeport髙梨でした!