皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
スルメエリアを突破して、次は佐渡金山に参ります!!
金山、というとおり、ヒルクライムです。
よいしょ、よいしょとお山を登っていきます。
すると、不思議な場所にでました。
思えば、金山といえば、採石、精錬、加工といった一大工業地帯なわけでして、かつて佐渡金山が繁栄した時代の工場跡が一面に広がっておりました。
佐渡金山に到着です!!
いきなり、寒いという警告文がありました。
たぶん、なんとかなるでしょう。
半袖、短パン(ビブショーツ)という出で立ちでしたが、ひとまずそのままで鉱山に入ります。
まず、江戸時代までの坑道に入ります。
例によって誰もいません。
とんでもない長大な階段を下っていきます。
坑道内には、親切な解説板があります。
ぬお!!
現代に蘇る、佐渡金山の作業風景!!
これはすごい。。。
というより、怖いです。
すみません。
排水をしているようす、とのことです。
鉱山には大量の地下水が湧くからでしょう。
皆様で休憩しておられるところ。
私の以前妄想、偏見とは違って、かなほり大工の方々というのは、高い技術を持った専門技術者で、お給金も良く、その他の鉱山労働者より遥かに待遇がよかったとのことです。
外は真夏なのに、ここは7度
寒いです。
佐渡金山をなめておりました。
防寒用にレインコート、パンツを着込みました。
凄まじいです。
これの壁面、すべて人間が削ったものかと思うと、すごいというより、大変に失礼ながら狂気じみています。
とんでもない竪穴。
なんですか、これは。
江戸時代の坑道を抜けて、博物館に到着しました。
リアル金!!
これは素晴らしい。
本物の小判です!!
本当の金の延べ棒。
12.5kg、時価¥90,000,000。
片手でアクリル板の箱の小さな入口から30秒以内で取り出すことができれば、何か賞を頂けるらしいのですが、不可能です。
あまりの重さに、ここは界王星(意味不明)あるいは、白色矮星の上にいるのかと思いました。
佐渡金山は400年にも渡って開発されていた金山で、今度は明治時代から掘られていた坑道に行きます。
こちらは極めて近代的です。
鉱山というより、地下の軍事要塞にいるような感じです。
再び地上に出ました。
次は、道遊の割戸(どうゆうのわれと)という場所に行きます。
これです。
鉱脈がお山の頂上まで続いていて、これ幸いと山頂からずんずんと地中に掘り進め、ついにはお山が真っ二つになったという、開いた口が塞がらないといいますか、呆れてしまうといったレベルの行為です。
そこまでして金が欲しいのか、必要なのかと、人類に問いたくなりました。
佐渡金山を堪能しました。
正直申して、佐渡金山をなめていました。
佐渡金山さん、申し訳有りません。
金山というのは、ぜいぜい横向きにトンネルをちょろっと掘って終わり、というものかと想像していました。
しかし!!
佐渡金山は総延長が400km!!
なんとう長大さ!!
もはや万里の長城クラス。
しかも、深さ800mで、1700年ごろにはすでに海水面まで到達し、さらに地中500mまで掘り進んだという。
手掘りでそのようなことが可能なのか。
信じがたい。。。
先述致しましたが、個人的には佐渡金山は人類の叡智、偉業に感動した、というよりも狂気じみている、何かおかしい、という感想に終始致しました。
(佐渡金山の観光地としての評価が低いと申しているわけではございません。)
佐渡金山で凄まじい数の人々が働き、そして亡くなっていったという歴史的背景、怨念のようなものを感じていたのかもしれません。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。