みなさまこんにちは、”おまえのドリームランド”横浜西口店村松です。
今回はGIANTの中でも最強のバイクを、完組、ご納車させていただきましたのでこちらの紹介ブログになります!
目次
ご購入までのいきさつ
何回か当店にご来店いただいておりまして、プロペルの限定カラーが発表されたタイミングでご購入を検討されている、とのことでお話が進んでいきました。
ビアンキのエアロロード、オルトレに1年ほど乗られており、サイズが絶妙に合わない、とのこと。
ゆったりとライドして楽しむだけではなく、トレーニングでもしっかりと乗って楽しんでいきたいとのことでした。
そういった点を踏まえても、心なしかフレームサイズが合っていない印象でした。
最上級、そして特別仕様のフレームなので、絶対にご満足いただけるよう、いつも以上に慎重にパーツや構成を練っていきます。
現状のフレーム、お客様の体格を実測します。
そして、オルトレのジオメトリー表も参考にしながらフレームサイズとパーツのサイズを、店長鈴木とダブルチェックをしながら定めていきます。
Propel Advanced SL Victory Salute Edition Frameset
Propel Advanced SL Victory Salute Edition Frameset ¥583,000(税込)
2024年パリでのレースのために特別なカラーリングを纏ったフレームセットです。
クリスティアン・ブルメンフェルトやマイケル・マシューズらGIANTアスリートのパフォーマンスを支えたスペシャルデザイン。
国内限定20台の限定モデル、、、!
デザインは、多彩でファッショナブルな美しいパリの街を駆け抜ける際に目に映る風景をスピーディーかつダイナミックに表現。とのこと。
フレームが入荷
フレームセットの入った箱が届きました。
ホームページに掲載されているCGよりも、実物のほうが圧倒的に魅力的ですね。
塗装の異常や、傷が無いか、しっかりと検品します。
コンポーネントたちも入荷
こだわりの1台にするべく、コンポーネントやパーツを選択していきます。
PROPELは軽量のエアロロードバイク。
コンポーネントも総合的に設計することで、フレーム全体のバランスが最適化されます。
今回はコンポーネントはシマノR8150アルテグラ。
ハンドルバーはCADEX Aero Integrated Handlebar
ホイールはCADEX ULTRA 50
サドルはCADEX Amp Saddle
3種のCADEX神器をフルコンボだドン。という、剛性と空力、軽量化、快適性のすべてを持ち合わせたパーツでアッセンブルします。
写真は完成した状態で最後にまとめてお見せします。
ハドラスのコーティング
bikeportお得意のハドラスのガラスコーティングを施工していきます。
ハドラスは2層構造のガラスコーティングです。
通常のコーティングよりも柔軟性が高く、しなる車体に対して割れることなく追従してくれるので、高い耐久性を誇ります。
フレームだけでなく、ハンドルバー、ホイール、コンポーネントにも施工します。
表面に傷がないかをライトを付けながら確認。
脱脂をしっかりと施し、コーティングを施工していきます。
ホイールのCADEX ULTRA 50にも施工。艶感が増し、美しさULTRA500000くらいに爆上がりです。
ISPシートポストカット
PROPELおよびTCRのADVANCED SLグレードはISPを採用しています。
ISPとは(Integral Seat Post)の略で、フレームから直接シートポストが伸びているタイプのシートポストのことを指します。
サドルを取り付けたキャップをシートポストに挿して固定する構造になっています。
通常の自転車と異なり、サドルの高さはフレームを切り落として調整します。
ある程度の微調整はできるのですが、一回切ってしまったら大幅に長さを長くすることはできません。
慎重に寸法を煮詰めていき、カットします。
上の写真は以前TCRのISPをカットした時の写真です。病み上がりのメカニック山本が全力でカットしています。
Di2アップデートし、FRONT SHIFT NEXT に
FRONT SHIFT NEXTとは、DURA-ACE、ULTEGRA、SHIMANO 105、そして新しいGRX RX825シリーズを含む、ダブルチェーンリングを搭載するすべての12スピードDi2電動シフトシステムです。
従来のフロント変速は機械式と同じ、2つのスイッチにそれぞれの変速が割り当てられています。
これを一つのスイッチに集約してしまおう、というものです。
2速を行ったり来たりするだけなので、確かにスイッチひとつだけで十分ですね。
そうするとスイッチが1つ余るので、コンピュータの画面切り替えや、ラップタイムのスイッチなどに割り当てることができます。
オプションスイッチを持たない105Di2にも便利な新機能です。
これはSTIレバーのアップデートが必要なので、パソコンに繋いで設定していきます。
挿します。
アップデートします。
左レバーのアップデートをした時に写真を取り忘れてしまったので、上の写真は右レバーではありますが、選択項目にFRONT SHIFT NEXTがあります。
これを左レバーのスイッチに割り当てます。
完成!
単体でも美しいフレームでしたが、CADEXを纏った姿はたまらなくカッコいいですね。
コンポーネントはR8150アルテグラで構成。
チェーンリングは52/36。パワーメーター付きクランク。
平地から登りまで幅広い環境で乗りやすい歯数です。
登ることも多いとのことで、幅広いレンジの組み合わせの11-34スプロケットをチョイス。
ホイールはCADEX ULTRA50。フロント¥176,000(税込) – リア¥231,000(税込)
名前の通りリムハイトは50mm。高張力スーパーエアロカーボンスポーク。
横方向のたわみを最小限に抑え、効率的な加速とスプリントを実現できる仕様です。
CADEXセラミックベアリングが摩擦抵抗を減らし、回転効率に貢献しています。
フランジ部の高い剛性が、写真からも伝わってきますね、、、。
CADEX RACE GC Tire
タイヤにもCADEXを盛り込みます。
フックレスリムに対応し、軽さ、しなやかさ、耐久性を高めたタイヤです。
CADEX Amp Saddle ¥44,000(税込)
サドルの形状により、出力を補助してくれているかのように感じることができるサドルです。
GIANTやCADEX Boost Saddleよりもクッション性にも優れており、ロングライドでも痛みにくい仕様になっています。
インテグレーテッドレールデザインにより、サドルレールのベースとの接続部分をライダーの圧力ポイントではない場所に設置されています。
突き上げの振動が直接的に伝わらないような構造です。
CADEX AERO INTEGRATED Handlebar ¥104,500(税込)
bikeportではおなじみの、ハンドルバーです。
ガッチリとした見た目どおりの剛性と、見た目を裏切るような軽さを持っています。
バーテープはCADEX Race Handlebar Tapeをチョイス。
高いグリップ感と、握り込みやすい程よい厚みがあります。
CADEXのコンピュータマウントが付属してきます。
STIレバーはアップデートをし、FRONT SHIFT NEXTに対応させました。
1つのボタンでフロントディレーラーのシフトアップとシフトダウンの両方が操作できる機能になります。
これでレバーのスイッチがひとつ浮くので、コンピュータの操作スイッチなどに割り当てることができるようになります。
正面から見ると空力性能と快適性を高めるために平たく形成されたハンドルバーと、剛性を高めるために肉厚した中心部が流れるような形状をしています。
ホイール、フォーク、ヘッド、ステム、ハンドルバーのすべての剛性が、下りやコーナリング時などの安定感に結びつきます。
異次元の速度域のダウンヒルになるそうで、鈴木はタイヤを30cに太くしていました。
どこまでも行ってしまえるハンドルバーです。
間違いなく最強のドリームビルド
フレームセットの完組ということで、フレームサイズだけではなく、一つ一つのコンポーネントのサイズも最適解のパーツで組み上げた、世界に1台だけのバイクになりました!
間違いなく最強の1台です。
ご納車おめでとうございます!
ご納車おめでとうございます!
何度もご来店いただき、入念に打ち合わせをしながら、丁寧に組み上げさせていただきました。
早くライドイベントで一緒に走りたいです!
レースも出ましょうね♫
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この記事の投稿者…
大手メーカー販売スタッフを経て、2024年bikeport横浜店へ参加。
ロードバイク、グラベルバイクを乗りこなし、時にはバンドマンとしても活躍。