こんにちは
bikeportの髙梨です。
今回はお持ち込みのパーツでGRXをカスタマイズいたしましたのでご紹介いたします。
今回はGRXを12速化せずに51Tを引けるようにしようというカスタマイズです。
そのままのプーリーゲージでは無理なのでゲージごと交換します。
メーカーサイトはこちらです。
当店でもこちらのブランド自体は取り扱いあるのですが、このパーツたちは国内展開がないためお客様にお持ち込みいただきカスタマイズ致しました。
ゲージを交換するのでリアディレーラーを分解いたします。
こちらのSHIMANOと書いてあるカバーを外していきます。
中にはスタビライザーを制御する装置が入っているので慎重に外していきます。
取れました。
下側部分のプラスのネジも外します。
こちらの六角部分を回し緩めるとプーリゲージが外れます。
スプリングやプラスチックのスペーサーを新しく取り付けるゲージに移し替えます。
先ほどと逆の手順で戻していきます。
取り付け完了しました。
スプロケットはSHIMANO DEORE 11‐51Tのスプロケットを使用します。
このような形で取り付け完了致しました。
チェーンは変速性能を少しでも向上させるためにDURA-ACEのチェーンを使用いたしました。
チェーンの長さはフロントが40Tの場合120リンクほどになります。(チェーンステーの長さにもよりますが。)
フロントが38Tであれば118リンクのチェーンでぎりぎり足りそうですね。
こういった特殊な作業も受け付けております。
個人でもできなくは無いですがスタビライザーの部分は調整がシビアなので失敗するとスタビライザーが使えなくなる可能性があります。
その他にも通常のロードバイクなどのビックプーリー化などもしておりますのでぜひご覧下さい。
この記事の投稿者
新宿都庁前店 髙梨 祐希 (メカニック/カスタマイズアドバイザー)
bikeportに勤めて5年目 学生時代は大手量販店での現場経験を積み、bikeportでも現場作業で一般車の複雑な修理作業から、スポーツバイクの修理・カスタマイズを担当。
趣味は写真撮影とラーメン屋巡り。