GRINDURO2024参戦 その2 装備・レース編 ぐらいんでゅゅゅろおぉぉぉぇ グラベル大会 グラインデューロ2023

GRINDURO2024 初参戦!! グラベル大会 グラインデューロ参戦! その1 ワールドクラスのグラベル大会inJAPAN ヒントになれば幸いです

本日は大会当日の様子を紹介します。

果たして小林は完走できるのか!?


今回の車体と装備

・車体 TRANCE X カテゴリー:オールマウンテンバイク

・サスペンションはDVO DIAMOND D1

・リアサスペンションは DVO JADE X

・タイヤ:IRC ミブロ27.5×2.2

○車体について解説

本当はグラベルバイクで出たかったんですが、あいにくグラベルバイクが間に合わず、今回は所有しているバイクで唯一対応できるバイクがTRANCE Xでした。

ともあれリアショックはロックアウトができますし、タイヤも気休めでクロスカントリー用に適したノブの低い軽量タイヤにカスタマイズしました。

幸いにも後述する一部セクションでは優位性を発揮することができました。


オススメのバイクカテゴリーは?仕様は?

今回のコースレイアウトではクロスカントリー系のバイクが上位を占めていました。

グラベル、シクロクロス、マウンテンバイクのいずれかのバイクが推奨されています。

ブレーキはディスクブレーキ、油圧式がベター、カンチやワイヤー式でも可能ですがコースの強度やコースレイアウト次第。

ペダルはSPDかそれに類する、歩行も可能なペダル。 SPD-SLは押し歩きやオフロードの歩行に向かないので非推奨。

タイヤサイズに関しては今回は最低でも、40C以上のノブがあるオフロードタイヤが良いと感じました。

※写真はノブのないグラベルキング グラベル上では設置面が確保できず滑りやすい。

今回のレースでは先述した通りクロスカントリーバイクが上位を占めていましたし、MTBカテゴリーのバイクの参加者でもクロスカントリー系のバイクが比率は高かったと思います。

求められる性能は主に4つ「車体の軽量性」「サスペンションがある場合は軽量ショートストローク」「タイヤは軽量でノブありの物」「ギア比は超ワイドレシオ ギア比1以下推奨」

GAINT/Livのラインナップで言えばこの辺りでしょうか。

XTCシリーズ オススメ度:★★★★★

ANTHEMシリーズ オススメ度:★★★★

REVOLT Xシリーズ オススメ度:★★★★★

REVOLT/DEVOTEシリーズ オススメ度:★★★★


タイヤについて

幅は40C以上がオススメなのはエアボリュームがコントロールしやすく、タイヤ接地面も広く悪路下でのグリップ力、安定性が高いためです。最近のグラベルバイクは50mm近くのタイヤまで取り付けられるようフレームクリアランスが設けられていますので限界まで太くしても良いでしょう。

40C以下はグラベルの程度や、割合次第にはなってきますが、ライダーの技量に依存する所が多くなります。

クロスカントリーバイクに採用されるタイヤは2.2インチつまり約55mm程の太さになるので、MTB(クロスカントリーバイク)に比べハンドル幅が狭く、抑え込みが難しいグラベルバイク系は少しでもエアボリュームと、タイヤの接地面積を広げてもらった方がコントロールしやすくなるわけです。

GRAVEL KING SK、IRC BOKEN DOUBLECROSS のようなタイヤがオススメです。

重量は細いタイヤに比べ重くなりますが、グラベル区間が多くMTBでの走行をオススメされるような今回の【Grinduro】や【SDA王滝】のようなコースではMTBに近い太めタイヤのチョイスが無難です。グラベルバイクにも近年はショートストロークのサスペンションを採用したモデルもありますが、これも同じような理由でMTB走行をオススメしているようなコースではサスペンション付きのグラベルバイクを用意すると良いでしょう。

またグラベルライドに必要な要素というのは、ロードバイクとMTBそれぞれのライディングスキルが必要になります。

ロードバイクポジションで、MTBで必要とされる悪路でのバランス感覚、トラクションコントロール、体重の加重抜重に加え、長距離を走るフィジカルと集中力も必要です。

もちろん身体のコントロールだけではなく、従来のロードバイクのギア比では延々と続く山道の急坂も対応できません。ロードバイクのヒルクライム仕様で最軽のギア比1の構成(34T-34T)はあくまで舗装された道路を登り切るための仕様で、悪路ではMTBのような(30Tー51T)のようなギア比0.6もしくは0.8辺りの軽さが推奨されます。

※ロードは最近リア36Tもあります。


役に立った装備をピックアップ

・CADEX Pioneer Utility Bib Short

オススメ度:★★★★★

グラベル走るなら間違いなくこれ‼ ロードバイクツーリングにもオススメ。

太もも部分に配置された左右のポケットに補給食や、スマホなど入れて置くことができます。これが意外と大容量でバータイプやゼリータイプなんかは片側だけでも数個入れておくことができます。そんなところに物入れたら突っ張るんじゃないかと思いますが、これまた意外や意外スマホなどを入れてるのを忘れてしまうほど、絶妙な位置にポケットが配置されています。

もちろんレースレベルでは気になる人もいるかもしれませんが、ジャージ背面のポケットよりは圧倒的に取りやすく、メッシュ地なので中身も確認しやすくこれからのニュースタンダードになること間違いなしです。

ポケットは背面にも2つ配置されており、グラベルカルチャーで最近流行っている上はTシャツなどのカジュアルスタイルでも背面ポケットが使用できます。

しかしジャージでもTシャツでも、背面ポケットはいずれも上着に隠れてしまうためおまけ程度に考えておくのが良いと思います。

私はCADEXのショーツにしましたが、GIANTからも“GABBRO BIB SHORT”がラインナップがあります。

価格はCADEXショーツと2,000円ほどの差なのでCADEXにしても良いかもしれません。


・bryton Rider S800

オススメ度:★★★★★

断言しましょう。今回のGrinduroのような広大な土地を縦横無尽にグラベルやオンロードを行き来するイベントではルートナビゲーションは必須です‼

また運営が告知している事前のルートデータをダウンロードし忘れた時点で「終わり」です。大事なので二度言います「帰れません」です。

今回のコース全体をどうぞ。

そうです超複雑です。滝汗

ロードイベントでは比較的幹線道路をメインかつ、脇道やあぜ道、ましてはその辺の林道に突っ込んでいくという複雑なルート設定はありませんので、主要なポイントに案内板が立っていることが多いです。もちろんGrinduroも案内の標識はいくつかありましたが、ターンポイントが多すぎる‼あと標識が小さく見逃しやすい、なんなら事前のルートとなんか違うぞ。ってことがもうデフォルトです。

私は事前公開されたコースデータをRide with GPSでダウンロードしたGPX、Fitデータを、Bryton のアプリケーションに同期し、端末本体へ共有しました。

もちろんこのコースデータはスマートフォンのアプリRide with GPS(基本無料)で表示させることも当然できるのでルート機能を搭載したサイクルコンピューターを持っていない人は、バイクにスマホをマウントして使うのも良いでしょう。

春に出た安曇野センチュリーライドでもコースデータは入れていきましたが、先述したごとくほとんどターンポイントもなくルートもわかりやすく、何より参加者がそんなにバラバラになることもなかったのでルート機能は殆ど使用せず、従来の速度やケイデンスを表示させて使っていました。

前置きが長くなりましたが、今回とても助かったのはやはりルート機能が超見やすいので、他のライダーが「曲がる所ここかな?」「このあぜ道でいいのかな?」と迷っているところ、一切気にすることなく楽しめました。

もう一つ戦略的にも役に立ったのが、【クライムチャレンジ機能】があり事前に入れたルートから、頂上までの距離や斜度、高低差を坂道(ヒルクライム区間)に差し掛かかるとオートで表示してくれます。

今回のコースにも何箇所か坂道区間でこの表示がでてくれたので、「いつまでこの坂道続くんや~」「これ以上急な所ないよな~」という未知(道)の恐怖に怯えることなく体力を温存して走ることができました。

私が使うS800は本来brytonマウントですが、このSシリーズのbrytonは別売りのgarminマウントに変換するアダプタを購入すればgarminマウントにも取り付けることができます。


・Smith Wild Cat

オススメ度:★★★★

グラベルに限らずアイウェアは、前方からの飛び石やホコリ砂、はたまた日光から眼を守るためにほとんどのライダーが着用して何を今更かと思うかもしれませんが、Smith のWild Catめちゃくちゃオススメさせて下さい。

まずオフロードライドにおいてマッドなコンディションでアイウェアをつけないと眼が死にます。ここテストに出ますのでもう一度言います。“眼シ・ニ・マ・ス”。

シクロクロスの世界選手権の動画をYoutubeで観て下さい。アイウェアの部分以外、大の大人が口の中まで泥だらけです。

アイウェアを選ぶ上で最も重要なのは、ズバリ‼カッコイイかです。←え?

本当です。カッコいいと思ったの買って下さい。それ付けたら気分あがって眼も守れるならOKです。

炎上しそうなので、Wild Catの話に戻します。

まずレンズ部が一枚なのでゴーグルのように視野角がとても広いです。

レンズもCroma Popという遮光レンズとクリアレンズの2つが標準で付属します。

私はその日の天候や走るシーンによって使い分けています。

グラベルライドの場合は木々の下走るシーンも多いので、クリアレンズを使うことが多いです。今回も天気は曇天でしたのでクリアレンズで行きました。

交換も容易なのが素敵です。

4パターンの可変のノーズパッドがあるので、自分の鼻型に合った形状に付け替えればオフロード走行時もサングラスがたれてくる、煩わしさもありません。

数年前に登場したOAKLEY のジョーブレーカー辺りから1枚レンズ式で、ゴーグルをインスパイアしたようなサングラスが流行っていますね。

軽量性、つけ心地共に良くライドに集中できるオススメの一品です。


AIRWAY SPORT SIDEPULL

オススメ度:★★★★

「いやいやいやボトルケージオススメって何やねん」というお言葉、安心して下さい。聞こえてますよ。

まず初めに私が使ったTRANCEという車体のフレームのボトルケージマウントの位置の関係上、ボトルの出し入れを可能とするためサイドプルボトルケージになったのがそもそもの理由ですが、これがなぜオススメかというと。

「グラベルライド中に飲む余裕ないっす。」滝汗

もちろんセンター抜きでも全然OKです。でもやっぱりサイドプルの方が抜きやすいし、ボトルを戻しやすいです。

ロードでも慣れていないと“ノールック”でボトルの抜き差しは難しいと思いますし、フレームサイズが小さかったりすると尚困難極めるでしょう。

都度止まって給水では効率が悪いですし、グラベルでバランスを取りながらボトルを抜き指しは難易度が跳ね上がります。

そうボトルの抜き差し問題は、グラベルライドにとって命取りになることもあります!!

このボトルケージは「荒れた路面でもしっかりホールド」してくれますし、抜き差しもし易いです。最高です!!


妻はLivのグラベルバイク【DEVOTE】という安定のバイクで参加。

GRXの2×11の安定の構成にフレームバックを取り付け、ボトルケージも2個使い。

グラベルバイクはダウンチューブ下にもボトルケージが配置できるのが素晴らしいです。

タイヤはグラベルキングSKで700×35C ←普段はオンロードの割合が多いのでやや細めの35Cですが、今回は本人の希望があったにも関わらず私の怠慢で40C~のタイヤに交換せず参加(滝汗


レース本編

5時に起床

白馬の10月頭、早朝の気温は5度近くだっため、ウェアはとても悩みましたが、今回はこんな感じ⇓

アンダーウェア:mont-bellのウール薄手アンダー 寒いのでそんなに汗をかかないのと予想。保温性の高さを重視

ジャージ:Rafha 長袖プロジャージ

ジレ:Rafhaの防風のジレ

ショーツ:CADEX Pioneer bib ショーツ

レッグウォーマ:レッグウォーマ

靴:FOXのMTBシューズ ※ビンディングシューズではない

アウター・ジャケット:mont-bell レインジャケット ←防寒と雨用

グローブは指切りを持っていきましたが使わず。

この他携帯工具予備チューブをフレームに装備

朝は運営の用意してくれたパンorおにぎりと長野県産のりんご

7時のスタート待ち 盛り上がりは最高潮に。

タイムを狙う人は前方のウェーブでスタート。

スタート直後から田んぼのあぜ道を進む。

最初のタイム計測区間はまさかの岩岳のアルプスDH。

いつもゴンドラで上るあの険しい山道を朝っぱらから自走で上ります。

brytonでもルートに入れたクライミングポイントまで来ると自動でクライミングモードに切り替わります。

またターンポイントも上記の様にポップアップ表示でわかりやすく教えてくれます。

あぁゴンドラよ。

多くの参加者がグロッキーに。笑

押し歩きしましたが、やはりマウンテンバイクのギア比は神でした。

勾配18度…白目…

なんとか岩岳を上りきりました。

岩岳のダウンヒルは圧倒的にMTB勢が有利でした。

ウェットコンディションの中グラベルバイクで下ったライダーの皆さんは勇者ですね。

多くのライダーがボトルや荷物を吹き飛ばしながら、ある時はライダーも吹き飛びながら下山していました笑

妻も前の選手の落車に巻き込まれたり、バームで曲がりきれなかったりで3回落車し膝に青タンを作りながら無事下山。

35Cで岩岳を下った勇者に頭が上がりません。内心自分だったら怖くて下れねーと思っていました滝汗

ビンディングペダルもこの通り。笑

GRXもなかなかいい味がでました。

グラベルライドはこうでないと笑

白馬連峰を眺めながらしばしの砂利道。

エイドステーションではミニバーガーとレッドブル笑

また別のスキー場のゲレンデを上ります。

乗って走れる斜度ではなく、路面もふかふかだったため押し歩き。

もう足がパンパンです。ギア比は軽いに越したことはないんですが、こんな所は乗るのはもう不可能です笑

97kmのちょうど半分でメイン会場まで戻ってきました。

昼食をいただきましたが、この時すでに昼の12時を回っており、朝7時にスタートして50kmを5時間弱もかかりました。

もちろんシングルトラックセクションもあり安易に前に出ることができないなどの要因もありますが、やはりグラベルレース。

ロードの100kmとは全くわけが違います。

ゴールの最終タイムが15時半。残りの2セクションの計測期限も近くこの時点でリタイアを決断するライダーも多いようでした。

間に合わないのは分かり切っていましたが、せっかくのGrinduroを限界まで楽しもうということでDNF承知で残りの47kmへ

ここからは写真はほぼなし。

間に合わないのを承知で潔くお茶屋さんで一服する人たちも(汗

今回のコースの最南端の青木湖まではコース通りに頑張ってみましたが、最後のエイドで「国道沿いに帰って下さい」

とのお達しで残り10kmはショートカットしていくことに。

いかにも完走したようなドヤ顔ですが、最終的な走行距離は80km弱でした。(滝汗

後日参加者リザルトを見ると4割近くの方が4セクション全て踏めず、計測上DNFとなっていたようです。

グラベルバイクもしくはクロカンバイクで、妻がいなかったとしても時間内にゴールできたかどうか。

体力だけでなく、長時間の悪路でのバイクコントロール、ペダリングスキル、集中力が求められそうです。

今回の大会でグラベルライドの楽しみ方、走り方、道具の選び方など改めて考えさせられましたが、ともあれ「超楽しかった」の一言に尽きます。

日本では開催回数が少ない大会ということもあり、私も手探りなところもありましたが、この記事が後の参加者達の役に立つことを願います。

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