ついにシェイクダウン!GIANT MTB MEETINGで新型REIGNデビュー

先日の「GIANT MTB MEETING」でシェイクダウンを果たした、BOSSのNEWバイク「GIANT REIGN ADVANCED」。
1回目は慣らし走行にとどまりましたが、2回目のライドで徐々に特性が見えてきたので、今回はそのファーストインプレッションをお届けします。
「下りはもちろん、トレイルも楽しい」 ——まさに“走りを楽しむためのバイク”でした。
まずはスペック紹介|BOSSのこだわりが詰まったアッセンブル
「REIGN ADVANCED」は、GIANTが誇るエンデューロ系フルサスペンションMTBの最高峰モデル。
今回のBOSSバイクは、フロント180mm・リア160mmのロングトラベルながら、ジャイアント最新のマウンテンバイクエンデューロ用カーボンホイール「TRX29」によって驚くほど軽量に仕上がっています。
ここでは主要スペックを簡単にまとめます👇

- Frame:Advanced-grade composite(Maestro 3搭載)
- Fork:DVO ONYX 38 D1 OTT(180mm)
- Shock:FOX DHX2 Factory(コイルサス)
- Drivetrain:Shimano XT Di2 12S
- Wheel:GIANT TRX 29
- Color:インプレッショニズムフラッシュ(BOSSお気に入り✨)
軽さと強さ、そしてフレームカラーに合わせた“紫のアクセント”派手好きの私らしくしてみました。
第一印象|とにかく扱いやすく、軽い!
見た目の迫力とは裏腹に、実際に走らせると「軽い・素直・安定している」の三拍子。
GIANT独自の「MAESTROサスペンションシステム」による低重心設計が効いていて、細かい切り返しでもしっかり反応してくれる印象。
「あ、曲がれないかも!」と思ったコーナーも、クイっと曲がる。 ライダーの技術をサポートしてくれる“頼れる相棒”という感じです。
コイルサスの魔力|“スムーズすぎる”路面追従性

リアショックには、BOSS史上初のコイルサス(FOX DHX2 Factory)を採用というか標準装備されていました。
これが想像以上の乗り心地を生み出してくれました。
入力が非常にスムーズで、路面の凹凸をシームレスに吸収してくれます。「これがコイルサス派が抜け出せない理由か…」と納得。重量増以上に得られる“走破感”と“安心感”。コイルサス思っていた以上にすごいっス‼
Flip Chipでジオメトリ調整も自在に
新しい「Flip Chip – Maestro 3」システムにより、
ヘッド角・シート角・BB高を3段階で調整可能(HIGH/MID/LOW)。
今回は「MID」でライドしましたが、今後はLOW・HIGHでも走りを試してみたいところ。
コースやシーンに合わせて“性格を変えられる”のがREIGNの面白さだと思います。
DVO ONYX 38 D1の奥深さ|OTTセッティングの可能性

フロントサスは「DVO ONYX 38 D1 OTT」。
セッティングの自由度が高く、調整次第でライドフィールが劇的に変化します。
今回の設定:
- OTT:弱め
- 空気圧:低め
- ロースピードコンプレッション:Firm
- ハイスピードコンプレッション:Soft
- リバウンド:Fast
コースコンディションに合わせた結果、ウォッシュボード区間でも入力がスムーズで、バイクが暴れず走破性が高い印象。
OTTをもっと効かせたらどうなるのか——次のライドが楽しみ!
総評|“軽くて、頼れる。攻めても安心”がREIGNの魅力
REIGN ADVANCEDを、「下りを制する」だけでなく「トレイルも楽しめる」万能バイクに仕上げました。軽量カーボンフレームとコイルサス、そして最新のDVOフォークが絶妙なバランスと走破性を実現してくれるはずと期待しています。力強さと柔軟さを兼ね備えた、まさに“オールラウンド・エンデューロマシン”。乗るたびに新しい発見があるバイクです。
次回は、トレイル編でDi2の実力を検証したいと考えています。
今回はバイクパーク中心だったため、変速(Di2)のテストは控えめ。
次回は東京近郊のトレイルライドで、Di2の正確な変速性能と操作感をじっくりレビュー予定!
「REIGN ADVANCED × XT Di2」の相性に期待!

まとめ|REIGNは“走るたびに楽しくなる”バイク
2回のライドながら、すでにそのポテンシャルの高さを実感。
軽量・高剛性・高調整性の三拍子で、走るほどに魅力が増すバイク。
次回ライドではさらに細かいセッティングを詰めて、 “理想のREIGN”を探していきたいと思います。
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