こんにちは!
bikeport横浜西口店スタッフ髙梨です!
今回は新型DI2が発表され、さらに変速を速くするために、コンポーネントの載せ替えをご依頼いただきました。
では、実際に作業していきます!
2021 scott addict rc 30
このバイクを新型アルテグラDi2にコンポーネントを変更していきたいと思います!
外す前のアルテグラR8100(機械式)です。
結構カスタマイズして頂いていてチェーンもKMCのX11SLを使って頂き
プーリーもカーボンドライジャパンのセラミックプーリーを使っていただいていたのですが、これも12段変速になるので今回は使えなくなってしまいます…
SCOTTのADDICTを初めてばらしたのですがベアリングの内側にホース、ケーブルが通っています!
ADDICTはフル内装なのでステムのカバーの内側にケーブルが通っています。
とりあえずバラバラにしたので海外のドリームビルド風に撮ってみました笑
やっぱりかっこいいですよねぇ、
ではどんどん組上げていきます!
最新モデル、なかなかかっこいいです…12速にただ段数が増えただけではなく半無線になりSTIからBB下までを繋ぐ
ジャンクションAやジャンクションB、そしてワイヤレスユニットがなくなりました。
ジャンクションBは配線の足を増やすものなのですが、そもそも繋ぐものがリアディレイラー、フロントディレイラー、バッテリーしか無いので無くなりました。
ジャンクションAや、ワイヤレスユニットはどこに行ったのかと言うと全てこのリアディレイラーに統合されました。
更にリアディレイラーは変速速度も前モデルと比べ58%もUP(旧Dura-Aceより)しております!
またこれを可能にしたのは新型のスプロケット歯の形状がHyperglide+という技術が採用されています。
元々MTBに採用されていた技術で、荒れた路面下や、高トルク時のペダリング下でもスムーズな変速を実現する事が可能です。(見た目は歯数が増えたようにしか見えませんが実際乗っていただくと驚くほど違います。)
STIを取付け、ホースを固定しブリーディングします。
新型の整備性が上がりすぎてびっくりして完全にブリーディング中の写真を取り忘れていました…
バーテープはDeda ELEMENTIのPRESAを選ばせて頂きました!
なかなか握り心地もよくグリップ力よくオススメです!
クランクも取付けます、この写真はサクッとしか撮ってないです、すみません。
フロントディレイラーも速度が早くなっただけではなく、モーターが大幅に小型化され、よりエアロ効果が向上しました。
チェーンはKMCのDLC12(ダイアモンド・ライク・カーボンコーティング)と言うチェーンに特殊なコーティングがされているチェーンを使用いたしました!(滑らかすぎてギアが更に軽くなった様に感じます!)
完成いたしました…かっこいい…
レバーは無線式となりましたので、ボタン電池(CR2032)が必要となります。かなりバッテリー寿命は長いと噂されていますが、長距離サイクリングや、競技などで使用される方は、1年に一度の交換をおすすめいたします。
新型は整備性も性能も良すぎます!!!
旧型と同様形状はシャドーデザインを採用し、転倒時のトラブルを軽減する仕様になっています。
チェーンもなかなか似合っててかっこいい!新型クランクは性能はそのままでクランク長の選び幅が増えました!
今回かかったコンポーネントのパーツ金額は24万円ほどで新型アルテグラDi2(R8170)に変更することが出来ました!
Di2を現在使っている方もそうですがそうでない方も大いに新型DI2にする価値があると思います。
変速の速度もそうですが、重量、整備性もかなりアップしてます、自転車屋のスタッフがこれを言うのもアレなんですけど
調整などもすごく簡単になったのでご自身で整備にチャレンジするきっかけにもなると思います!
もし検討中であれば是非、ご相談ください!
こちらも組んだので是非御覧ください!
整備のことや、車体のこと気になることがあれば是非お問い合わせください!
以上
bikeport横浜西口店スタッフ髙梨でした!