自転車作業がいっぱいあるのが楽しくて仕方ないbikeport 横浜西口店スタッフの油井です。
さて今回ご依頼いただいた作業はコチラです↓
作業に取り掛かってから写真撮っていないことに気づきました、、、 ご依頼いただいた車体はウィリエール グランツーリスモ。8000系アルテグラが出た今となっては2世代前に当たる、6700アルテグラ、ホイールは写真にはありませんがカンパニョーロボーラワン。今回は主にクリーニングが中心のオーバーホールとなっています。それでは作業内容・工程をご紹介します。
汚れ自体はこびりついてしまった部分もあり、落とすのに苦労するかと思われましたが、↓
今回使った「ペドロス グリーンフィズ」でフレームのほとんどの部分を落としきれています。
フレームはこの通り!BB周り、、、は写真はありませんが綺麗になっています。
スプロケットも、↑before ↓after
チェーン・ディレーラーも含めてこの通り綺麗になっています。
間を大分省きましたが、完成したのが↑こちらです。イタリアンフレーム×イタリアンホイールの組み合わせは何とも言えない美しさがあります。今回使ったパーツとしては、ワイヤー類にシマノポリマーコート。6700アルテグラが現役で使われていた当時、フロントシフトの引きが重いと不評だったものですが、ポリマーコートワイヤーの影響もあり、かなりスムーズに動くようなっています。
今回最も苦労したのはワイヤーの内装などではなく、ディレーラーハンガーの脱着です。取付ネジの六角レンチを当てる部分がすでに舐めており、また、やや変形しており交換が必要な状況でした。舐めているため取り外しもなかなか、、、。交換するネジも少し長かったため短くカットして取り付けました。個人的にですが、自転車の作業において苦労する事柄はほとんどが目につかないような、例えば今回の小さいネジ一本、といった事が多いように思います。しかし、そういった目に見えない小さい事柄が起因して、大きいトラブルに発展する場合がありますので、洗車するタイミング等で隅々まで確認してみてください。
自転車でお困りのネジのことであれば、bikeport横浜西口店までご相談下さい。