皆様、こんにちは!!
奈須野です。
MATE CITY メイトシティ
ある日のことでした。
MATE メイトという車体にお乗りの方がご来店になり、パンクをしたので直してほしい、というご依頼を受けました。
画像引用 MATE.BIKE JAPAN https://mate-bike.jp/pages/mate-city
リアホイール破損
車体を拝見しますと、リムが割れています。
リムが割れ、そこからタイヤが外れて、チューブが飛び出し、チューブが破裂したのだと思われました。
従来のリムブレーキモデルであれば、このような症状は時折発生します。
しかし、MATE CITYはディスクブレーキモデルで、リムが割れる、というのは珍しいことです。
MATE CITYは電動モーターの内蔵されている、特殊なリアホイールを採用しています。
丸ごと交換が楽でありますが、その場合、モーター部まで交換することになります。
そうだとすれば、修理代金は¥100,000を超えると思われます。
今回はモーターが健在であるため、リムのみ、組み替えることに致しました。
この方法であれば、だいぶん費用を抑えることが可能です。
作業開始
モーターを外します。
いきなりお話が脱線しますが、スポーク、ニップルには、番手というものがありまして、#12とは12番スポーク、ニップルのことです。
番号が低いほど太いパーツになります。
ロードバイク、クロスバイクには#14という細いものが使われることが多く、いわゆるママチャリには#13が使われることが多いです。
一部の電動車には、#12スポーク、ニップルが使われています。
MATE車体に使われていたスポーク、ニップルは#12という極太のものでした。
手配したリムはやはり、#13用のもので、そのままではニップルが通らないため、ドリルで0.5mmほど直径を拡大しました。
スポークを張り直し、振れ取りをします。
完成
完成です!!
タイヤ、チューブなど各種パーツ代、ホイール組工賃、リム加工賃など、すべて含めて¥64,130(税込)となりました。