こんにちは!
bikeport横浜西口店髙梨です。
今回は新作のCADEXホイールをご納輪させて頂いたので今回はご紹介します。
DREAM BUILD GIANT PROPELを究極のレーシング仕様に。 新型PROPEL ADVANCED SL FRAME SET ドリームビルド
少し前に車体を購入して頂いたお客様が早くもCADEXのホイールをご注文いただきました。
CADEXが新しく新型PROPELと共に開発した新型カーボンホイールです。
新型のフレームに合わせてGIANTのSLR1ホイールシリーズなども50mmハイトになりました。
風洞実験で実証された究極のエアロリムです。
今までのCADEXのリム形状はV字のような形状だったのが新しいものではU字のような形状になっており、タイヤをつけた時(CADEX AERO 25C装着時)の空気の流れまで計算されリムの太さや形状などが改善されています。
スーパーエアロカーボンスポーク
横方向へのたわみを最小限に抑え、前モデルより薄くきしめんの様な形状にすることによってエアロ効果もプラスされています。
スポークというとステンレス、チタンなど金属スポークを採用しているところがほとんどですが、形状の自由度に限界があります。
今までは禁忌であったカーボンをスポークに用いてしまうことができたのも、GIANTグループが誇る世界最高峰の(自転車用)カーボン工場で製造された高精度高強度のカーボンだからこそです。
ちなみにステンレスSUS304の剛性(GPa):200 引張強度(MPa):590に対して、カーボンは剛性が500 引張強度が4900と倍近くの性能があります。
またカーボンスポークは本来は取り扱う店舗も限られていることでしょう。
しかしGIANTを取り扱う店舗は国内でも比較的多く、CADEXのスポークの入手に困ることはないでしょう。
また、風洞実験の際にCADEX 42 wheelのカーボンスポークと比べ単輪で1.39Wの差があったそうです。
R3-C40エアロリアハブ
GIANT の技術を注ぎ込んだ究極のエアロハブです。
ダイナミック・バランスド・レーシング(DBL)というカセットスプロケット側のスポーク長をプル側とプッシュ側とで変え、プッシュ側のスポークテンションをプル側より高めに設定することによってペダリング時にスポークテンションのバランスが均一化することで踏み込み時の駆動剛性がかなり高くなります。
また、CADEXのセラミックベアリングが最初からインストールされており、GIANTのスチールベアリングと比較して1.5倍もなめらかに回転します。
それだけではなく通常のハブと違いかなり精密に切削加工されることによってベアリング自体にも負荷がかかりにくいように加工されており、GIANTのSLR1などと比べ33%摩擦が低減化されています。
また、フリーボディに関してはSHIMANOのフリーボディが純正で付属していますが、カンパニョーロ、スラムのフリーボディもご用意することが出来ます。
ドライブ側のハブフランジが大きめになっておりスプロケットの肉抜き部分にに合わせて作る事により、空力を上げることが出来ます。
このホイールを購入して頂いたお客様は純正仕様でSLR2を使っていたにも関わらず最高級のCADEXに変更いたしました。
当店で3月に開催した試乗会でCADEXホイールをお試しして頂いた際にかなりの差を感じられたようで購入して頂くことになりました。
今回はリムハイト自体は増えているにも関わらず、重量は100g近く削られています。
先述した通り剛性も非常に高いためヒルクライムにも使えてしまうホイールですね。
CADEXのホイールに変更したことで見た目も戦闘力も飛躍的に上がりましたね。
もうプロツアーに出場してもおかしくないですね笑
大変人気のこちらのホイールは実はもう一セットご用意がございます。(2023年6月11日時点)
CADEX AERO TIREとセットでご用意がございますので気になる方は是非ご相談下さいませ。
以上!
bikeport横浜西口店の髙梨でした。