皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
コロナウィルスの流行による工場の稼働率低下と歴史的な円安の影響を強く受け(スポーツバイクの車体、パーツ類はほとんどすべて輸入品であるため)、スポーツバイクの価格が軒並み上昇しております。
GIANTも2022年9月の新モデル発表に伴い、大幅な価格改定を行いました。
今回ご紹介するのは、値上がり前のモデル、GIANT GRAVIER ジャイアント グラビエ ¥71,500(税込)です。
(価格改定後のGRAVIERは¥79,200となっております。)
GRAVIERの最大の特徴は、やはりそのタイヤです。
横幅45mmという極太タイヤを履いています。
多くのクロスバイクが28mm、30mmといった幅のタイヤを採用していますから、GRAVIERはタイヤの太さが際立ちます。
太いタイヤの利点は、まず、路面との接地面積が増えるため、段差や溝の影響を受けにくい、乗り越えやすい、ということにあります。
街中を走っていると、歩道との段差、点字ブロック等、さまざまな障壁があるものです。
GRAVIERであれば、これらの障壁をらくらくクリアできます。
次に、太いタイヤは内部に含まれる空気量が増えるため、この分厚い空気がクッションとなって、路面からの衝撃を吸収してくれるため、乗り心地が改善します。
スポーツバイクは高圧のタイヤを履くことが多く、必ずしも乗り心地は良くないものですが、GRAVIERであればその欠点を克服できる、というわけなのです。
もちろん、太いタイヤにも不利な点はあります。
まず、ホイール、タイヤ、チューブが大きくなりがちで、その分、重量がかさむのです。
重たい車輪は、こぎ出しが軽快とはいえません。
しかし、GRAVIERは27.5インチという、スポーツバイクで主流の700Cホイールよりも一回り小さなホイールを使っています。
そうすることで、全体のサイズが大きくなる過ぎることを抑え、軽量化に貢献しているのです。
次に、太いタイヤは路面抵抗が増えます。
これは残念ながら事実です。
しかし、自転車における抵抗というのは、タイヤの路面抵抗だけでなく、チェーン等の駆動周りの抵抗、各種ベアリングの抵抗、空気抵抗などなど、様々な要素が組み合わさっているものです。
路面抵抗が顕著になるのは、路面との接地が増える場合、つまりホイールの回転数が大きくなる場合、高速度で走る場合です。
具体的には、時速30kmを超えるあたりから、タイヤの路面抵抗の大小が顕著になっていきます。
しかし!!
GRAVIERは街中を軽快に、楽しく走ることを念頭におかれた車体です。
街中で時速30kmを超える場面があるとは思えず、タイヤの路面抵抗はそれほど気になりません。
(厳密に申し上げれば、細いタイヤのクロスバイクが時速20kmくらいで進むところを、GRAVIERであれば、時速18.5kmくらいになる、というイメージです。しかしながら、都市部での走行というのは、頻繁な信号、交差点によって停車、発進を繰り返されるもので、巡行速度に時速1.5kmの差があったところで、トータルのタイムというのはほとんど差が出ないでしょう。)
そういうわけでして、以上申し上げた2つの不利な点は、ほとんど欠点とすら言えないものなのです。
次の特徴としては、そのデザイン、カラーリングです。
まず、GIANTのロゴがほとんど見えません。
フレームがおうしておりまして、かろうじてGIANTという表記が見て取れます。
なにゆえ、このようなことをしているかと言えば、最近ではスポーツバイクで通勤、通学することが当たり前となり、普段着、通勤着でスポーツバイクに乗ることは珍しくなくなりました。
そうなると、かつてのスポーツバイクのような、大きな文字、コントラストのはっきりとした文字でブランドロゴを、ところかしこに羅列した車体では、乗り手の衣服、ファッションとの調和がとれなくなってしまうのです。
つまり、従来のデザインでは、車体ばかりが目立ち、全体として見ると、なんとも奇妙、おしゃれとは言い難いくなってきたのです。
そこで、車体のカラーリングを地味に、ブランドロゴもあまり羅列せず、目立たせず、というバイクが流行りだしたのです。
GRAVIERもこの潮流に乗っておりまして、前述致しましたように、ブランドロゴはほとんど見えません。
さらに、ペイントもも従来のスポーツバイクであれば、ピカピカ、ツヤツヤ、自己主張強いグロス地のペイントでございましたが、GRAVIERはつや消し、控えめにしてあります。
お色も原色ではなく、濃紺で、お洋服、周囲の風景に溶け込みやすくなっています。
GRAVIERの二大特徴は以上でございますが、それ以外にも優れた点が多々あります。
コンポーネントはSHIMANO ALTUSを使い、フロント3段、リア8段の24段変速が搭載されています。
軽いギアから重いギアまでカバーしているため、急坂、下り坂、平地といった、様々な道路を走ることができます。
いままでなかなか行けなかった道、場所でもGRAVIERであれば、踏破することが可能です。
フレームは、GIANTが誇る優秀なアルミ合金の成形技術を使い、軽量に仕上げられています。
GRAVIERは見た目がごついながらも、車体重量は11.3kg(Sサイズ)と、オフロード寄りのスポーツバイクとしては十二分に軽量です。
シートステイには、反射素材のペイントが施され、夜間走行時の安全性を高めます。
よーーーく見ると、GRAVIERという表記が読み取れます。
これは、ライトが当たるとはっきりわかるようになり、心憎い演出です。
サドルは、GIANT CONNECT COMFORT SADDLE ¥3,850(税込)を採用しています。
スポーツバイクとしては幅広、肉厚のサドルで、お尻が痛くなりにくくなっています。
1cmほど持ち上がったライズバーで、過度に前傾姿勢が強くならないようにしてあります。
いかがでしたか。
GIANT GRAVIERであれば、通勤、通学、普段遣いをおしゃれに、軽快に乗りこなすことが可能です。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。
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