皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きです。
本日のルートです。
夜明けです。
寒いです。
府道45号線を進みます。
フドウとは粋な響きです。
舞鶴から北に進みます。
天橋立に到着です!!
小さい時から、行ってみたいと思っていたのです。
それは、百人一首に、
大江(おほえ)山 いく野の道の 遠(とほ)ければ
まだふみもみず 天の橋立
と歌われていたからなのです。
そして、あまのハシダテという発音が妙に感ぜられてで、ハコダテの間違いじゃないの?とナゾに思っていました。
これがっ
天橋立
現地にいると、天空にかかる橋というよりも、単なるビーチでございますね。
天橋立の中は、自転車も走行可能でして、レンタサイクルのお店が複数ございました。
距離は3kmほどです。
天橋立をお山の上から見ることができる、というケーブルカーの駅に到着しました。
しかし!!
ケーブルカーは使わない。
自力でお山を登ります。
結構なヒルクライムですが、後悔はしていないっ
ふが。
くたびれました。
これが天橋立ですね。
逆さまに見ると、不思議な光景らしいです。
逆さま。
龍が天に登っているように見える。。。かな!?
天橋立を南下して、福知山城を目指します。
大江山です!!
これがかの有名な大江山!!
感動にぷるぷる打ち震えます。
酒天童子!!
シュテンドウジ!!
童子切安綱(どうじぎりやすつな)という伝説のもとになった、あの酒天童子であります!!
なお、酒天童子とは実在したのか不明の存在でございますが、私が理解する限りでは、この大江山周辺は非常に山深く、都から隔絶した地方でございました。
このような場所は中央政権の目の届かないこともありまして、ゆえに、山賊等が跋扈(ばっこ)する、半独立した地方ではなかったかと推察されます。
酒天童子とは、その独立勢力の頭目のことで、酒天童子らが鬼と表現されたのは、都の人々からすれば、山奥に生活している山賊たちの姿、格好が、さも異様、鬼のように見えたからではないかと推察しております。
頼光の腰掛岩!!
のけぞりました。
源頼光公が酒天童子、鬼さんらをこらしめる時にお座りになったという伝説の巨岩!!
ありがたや、ありがたや。
そこかしこに、鬼伝説の息吹が感ぜられます。
そのまま南下して、福知山市に到着しました。
福知山城です!!
素晴らしい。。。
石垣が見事です。
福知山城とは、丹波国を平定した、明智光秀公が縄張りをしたお城です。
石垣に、天然の岩石以外の人工物を使うという、転用石がたくさん見受けられます。
その意図は、築城を急いで石材をかき集めたから、とか、呪術的な意味を持たせた、周辺住民の協力、支配関係を誇示した、など未だ定説を見ないようです。
ただ、転用石は来城者が目につくように、意図的に配置したとしか思えない、目立つ場所に使われることが多く、訪れる者に見せつけたかったという意思は感ぜられます。
全国には、面白い地名がたくさんありますね。
雨が降ってきました!!
今日は兵庫県和田山という場所に野営します。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。