こんにちは、湘南店の駒田です。
ゴールデンウィークもはるかかなた。梅雨も目前に迫ってきています。
この春からスポーツバイクに乗り始めた、という方も多いことと思います。
当店では、ご購入いただいた車体に関しまして、点検・調整を無料で行っております。
そのため、毎日多くのお客様が点検にお持込みくださるのですが・・・
中には半年以上ほとんどメンテナンスをせず、あのピカピカだった車体が見るも哀れな状態になっている方もいらっしゃいます。
お店の近くにお住まいであれば、点検にお持ちいただくのもそれほど苦労はしませんが、そうでなければ、頻繁にと言うのは難しくなってきます。
そこで、今回はこれだけやっておけばひとまずOKな、ご自分でもできる簡単なメンテナンスについてのご案内です。
やるべきことはたった3つ!
①空気を入れる
②チェーンに注油する
③車体を磨く
それでは順番に詳しく解説していきます!
①空気を入れる
タイヤの空気圧の調整、これに関しては多くの方がやっていることと思います。
空気圧が減るとパンクのリスクが高まるのはもちろん、抵抗が大きくなり、スポーツバイク特有の軽快さが失われます。
どんな車体でも最低1カ月に1度、タイヤの側面に適正圧が書いてありますので、その範囲内になるよう空気を入れます。
一番お手軽で、しかも効果がわかりやすい、どんな車体にも(それこそママチャリにも)必須のメンテナンスです。
②チェーンに注油する
チェーンは必ず潤滑を良くするため、オイルをまとっています。
このオイルも乗り続けると乾いたり、流れたりしてなくなってしまいます。
オイルが切れてしまうと、ちゃりちゃりと、もっとひどくなるとがりがりと鳴るようになります。
これが続くとチェーンがのびる(つまり、軸が削れる)のが早くなります。さらに、錆が進行すると、チェーンが固まってしまうこともあります。
特に湘南店は海が近いため、まっ茶色に錆びたチェーンをよく見かけます。
これを防止するためには、チェーンにオイルを足してあげる必要があるわけです。
定期的に注油をしてあげることで、錆びの進行を遅らせることもできますので、海の近くにお住まいの方は特に気にかけて頂きたいポイントです。
手順は、初めにパーツクリーナーを吹きかけて汚れや古いオイルを除去し、チェーンに新しいオイルを塗布して馴染ませるだけ。
走行距離にもよりますが、1カ月に1度程度(欲を言えば2週間に1度くらい!)はやってあげると、長く快適に乗ることが出来ます。
使用するケミカル類(パーツクリーナーやオイル)はコチラの記事で紹介しています。
③車体を磨く
これは自己満足の世界かもしれません。
どんな車体でも、納車したてはピカピカな物です。
しかし、外を走る以上、しばらくするとホコリや砂利などが付着して汚れてきます。
これをきれいに取り除いてあげると、新車の時の輝きを取り戻し、愛着もわいてきます。
自動車は洗車するのに、自転車はしなくていい、なんてことはありません!
左側は未施工、右側はピカピカなのがわかります!
当店ではバイクウォッシュなどを駆使して磨き上げていきますが、砂利などを取り除き、固く絞った雑巾で軽く拭いてあげるだけでも見違えるほどきれいになります。
個人的には毎日でも磨きたい所ですが…
チェーンに注油するのと一緒に、1ヵ月に1度くらいは磨いてあげると、汚れも落としやすいのでおススメです。
いかがでしたか?
自分で愛車をピカピカにしたい、でも自分ではやり方がわからない。
そんな方は是非店頭にてスタッフまでお声がけ下さい。
空気圧の見方、注油の仕方はもちろん、いかにしてピカピカにしているかを熱く語ってくれることと思います!
もちろん、メンテナンスに必要なポンプやオイルなどもご用意しております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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