皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
いよいよ、作業開始です。
本車体は、レストアという、オーバーホールよりもさらに一段進んだ復旧作業となります。
外観を復旧するだけでなく、走行性能も可能な限り取り戻します。
まず、分解から始めます。
ワイヤーをカットします。
チェーンをカットします。
かなりのサビが進行していて、化石のようになっております。
チェーンホイールもサビが全面に広がっています。
shimano 105というロゴがかすかに見えます。
フロントディレイラーは、今となっては珍しい、斜行型です。
ディレイラーのガイドが斜めに移動しています。
タイヤは当然ながらチューブラー。
すでにパンクして久しいようです。
スプロケットにもサビがあります。
クランク、ボトムブラケットを外します。
BBの中は極端には汚れていません。
経年によるサビが主で、保管自体は屋内にあったのではないかと推察されます。
BBはこれまた当然ながらカップアンドコーン。
バーテープを外します。
現行では存在しない、105のヘッドセットです。
ヘッドを分解します。
こちらのベアリングも極端には汚れていません。
フレームだけになりました!!
タイヤを剥がしました。
リムセメントがたくさんこびりついております。
現代ではチューブラーテープというもので固定することがほとんどですが、かつてはこのように、接着剤でタイヤを固定しておりました。
いよいよ、クリーニング開始です!!
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。
新宿都庁前店 / 高級ビンテージMTBを組み上げる / GIANT MCM TEAMモデル 2001 フルカーボン その1