【会社経費の自由化】
スポーツバイク販売は一般的な小売業と違い、とても特殊な販売業態だと思っています。仕事とプライベートの線引が出来なくなることも多々あります。これは「お客様と向き合う」ではなく「お客様と同じ方向を向く」仕事だからです。一所懸命に製品を説明して販売することも大事ですが、時には一緒に楽しみを共有しなければなりません。必要な経費も様々ですので、役職者の従業員全員に会社のクレジットカードを持たせています。お客様とイベント後あるいはイベント中に食事に行くための交際費、レース活動やイベント参加に発生する自動車のガソリン代・高速代、その他イベント業務に必要な備品などなど、私的なものではなく、業務を遂行するに必要な経費であれば好きに使ってもらって構いません。但し、使い過ぎは厳禁です。経費の処理については次項に続きます。
「自分自身が個人の自転車屋」だと思って働いて下さい。給与体制にする代わりに「社会保険に加入出来き」そして「事業のリスクを負わない」個人事業主をイメージして下さい。
【インセンティブポイント・賞与・人事査定】
前項の経費と併せて、インセンティブポイント(以下、IPとします)について説明致します。IPとは弊社が独自で行っている人事評価システムで、1ポイント1円相当で換算します。IPの算出方法は「4ヶ月分の売上実績×暫定利益率×役職でのパーセンテージ×(人事査定÷250)」で算出します。算出したIPから経費や個人販促物(※注1)を差し引いた金額が賞与額となります。賞与は年に3回(3月、7月、11月(※注2)を予定しています。もちろんながら販売実績や経費の節約状況に応じて支払れるものですので、必ず支払われるものではありません。
スポーツバイク業界自体、景気に物凄く波があります。ブームもあればブームが去る時もあります。売上にも大きな波があります。一日の売上が100万円を超える日もあれば、時には店を開けているのに0円の日も残念ながらあります。弊社は資産数百億円の会社ではありませんので、業界や会社が厳しい時期でも個人賞与が支払われるとは思いこまないで下さい。期待され過ぎると困りますので、念の為書いておきます。只、2019年11月現在までの実績として過去にIPが発生しなかった月はありません。1ヶ月単位では赤字になることはありますが、4ヶ月分の売上の平均をとりますので、ずっと赤字にならない限りはIPが発生します。IPが多い時で40万IPくらい、少ない時で10万IPくらいだと考えて下さい。
前述した人事査定は5点満点の項目が全50問あります。業務に必要な各項目に別れてり、例えば「行動査定. 協調性」の場合は「折衝力はあるか?意見が合わない時にちゃんと折り合いをつけて良い方向に話を運ぶことができるか?」「上司や周りのスタッフへのホレンソウ(報告、連絡、相談)は出来ているか?また仕事の引継ぎは行えているか?」など、「能力査定 技能・知識」の場合「ホイール組み、DI2関連作業、フルサスのリンク分解など高度な作業をこなすことができるか?」と言った課題を「自己査定」とし、上司が評価します。
注1… 販促物として使用したパーツや車体など
注2… IP繰越か現金での受取か各自で判断して決めます。現金受取の場合は社会保険料や課税対象となりますので、各自の営業スタイルや販促品使用などの予定を考えて判断して頂きます
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