皆さんこんにちはbikeportグラベル研究員の小林です。
今回はたまたま同じタイミングでグラベルバイクのカスタマイズ依頼をいただきましたので、ご紹介したいと思います。
ベースバイク
・キャノンデールTOPSTONE
こちらのバイクは過去にカスタマイズさせていただいたバイクになります。
もともとはSHIMANOのSORAのメカニカル式の構成でしたが、油圧105でカスタマイズをしました。
余談ではありますが、TOPSTONE SORAは10万円弱でご購入いただける、コスパの良いグラベルバイクなので、このバイクをベースにカスタマイズするのも非常にオススメです。
今回は、この105に”GRX”のサブレバーをインストールします。
GRXのサブレバーって、GRXにしかつかないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実は使用しているホース【BH90】はロード系コンポーネントと同様の物を使用しているので、当然ながら、105やULTEGRAなどでも、GRXのサブレバーを搭載することは可能なんです。
このように取り付けは完了しましたが、当然ながらサブレバーを取り付けるとハンドル周りにライトやサイクルコンピュータを取り付けるのは難しくなります。
そこで、ご提案しているのがこちらの”REC MOUNT”製のサイクルコンピュータマウントです。
当初は、タイプaのボルトクランプ式のタイプを採用しようとしましたが、ステムのボルトの位置とサブレバーのリザーバーがかぶりそうだったので、ハンドルにクランプするタイプを採用しました。
これにしたことによりサイクルコンピュータの角度が自由に調整が可能です。さらにはこのように、裏面にはGOPROマウントを装着できるので、ライトやカメラを取り付けることができます。
上ハンドルにサブレバーを左右に採用したので、リラックスポジションでもブレーキを掛けるときに、急いでレバーを持ち替える必要がなくなりました。
サブレバーもヘックスレンチを使えばリーチアジャストすることが可能です。
昨年5月に車体を納車してから、今回の作業時に久しぶりにブレーキレバーを触らせてもらいましたが、一切引きの軽さが変わっていませんでした。
油圧式恐るべし!!
もう一台は、GIANTのREVOLT2
こちらではGRXのコンポーネントをメインに、片側のみサブレバーとREC MOUNTを採用しました。
やはり油圧のサブレバーとREC MOUNTの組み合わせは必要不可欠です。(サブレバーはホースの接続部が多いのとルーティングがちょっと大変ですね汗)
この組み合わせはハンドルの幅や形状、サブレバーの位置なんかで、マウントも変わってくるんじゃないかなーと思いますので、スタッフまでご相談ください。
コチラREVOLTはまだ未完成ですので、後日ご紹介させて頂きますね。
一気に2台も油圧化とサブレバーの取り付けをしましたが、油圧関係の作業は日に日に増えている気がします。
パーツの組み合わせ方など、多岐にわたるため、ぜひ店頭のスタッフまでお問い合わせください。