こんにちは、湘南店の駒田です。
ついにこの週末と迫った乗鞍ヒルクライム。
出場するにあたっての準備を進めていく中、ふとホイールの状態を見ておこうと思い立ちました。
2021年12月、たった1台だけあった運命の一台を購入した時についていたSLR2ホイール。
最近踏み込んだ瞬間などにパキパキミシミシとイヤーな音がするとは思っていたところでした。
時折ハブのメンテナンスをしたりはしていたものの、振れ取りなどはしていなかったずぼらっぷり。
随分使い込んだし、そろそろやらねばと重い腰を上げ振れ取り台にかけたところでとんでもないことに気付きました。
目次
あれ・・・ニップル割れてない・・・?
下手に触ったら砕け散りそうだったので振れ取りはストップ。
全部見てみると半分近くヒビが入っており、中には欠けている物も・・・。
これはまずい、修理…と思ったのですが、せっかくならスポークも交換した方がいいよなぁ・・・。
やるならちょっとこだわったスポークにしたいよね、と考えていたのですが・・・。
それをやっていると日程的にかなり厳しい。
ええいままよ、ということで導入することにしました。
SLR 0 40 DB Hookless Wheelsystem
今年、新型TCRと共に発売された、カーボンスポーク採用のGIANT最高峰のホイールです。
実はCADEX Max 40 Disc Tubelessを既に注文済みなのですが、納期が延びに延び。
今期のレースには間に合いそうも無いので決断しました。
SLR 1 40 DB Hookless Wheelsystemとの違い
最大の違いはなんと言ってもカーボンスポークを採用しているかどうか。
SLR0のカーボンスポークは剛性を求めて採用されており、十分な軽量性も併せ持ちます。
SLR1に採用されているSapim CX-Rayは金属製ながらセミエアロ形状を採用し耐久性にも優れたスポークですが、剛性ではカーボンスポークに一歩譲ります。
また、リムも形状こそ同一ですが、ロゴの入れ方が異なります。
SLR0はカーボンの柄によってロゴを成型、SLR1は従来通りデカールを使用しています。
これらの結果として重量差はカタログ上で100グラム。
およそ6万円でホイールを100グラム軽量化できるのであればかなりコスパ良いのでは・・・?
ひとまず取り付けてみる
タイヤその他、流用できるものは流用し大急ぎで取り付け。
ひとまず取り付けて作業台で回した瞬間からあれ?軽いぞ?というくらい軽い。
ハブの力か、はたまたリムの軽さなのか・・・?
剛性アップの恩恵は登りで最大限受けられるそうなので、(ぶっつけ本番になりますが)実戦が楽しみです。
インプレッションなどはまたいずれ!
この記事を書いたスタッフ
駒田昇平 BIKEPORT湘南ベイサイド店店長
愛車はTCR ADVANCED SL(G.10)フレームセットULTEGRA Di2組
特にクライマーでもないのにヒルクライム好き
得意分野はクロスバイクのカスタマイズ