今このコロナ禍でインドアトレーナーのお問い合わせが増えてまいりました。
本日は最新のスマートトレーナーをご紹介いたします。
これからの寒い季節に外で乗るのが億劫だなという方や、土地がら乗れない(私の地元の長野は完全にアウトです)という方もいらっしゃると思います。
今年は、ほとんどのイベントが中止となる中、新たなアプローチとして、ZWIFTといったインドアサイクリング用アプリケーションを用いたオンラインイベントが今年は多数企画されました。
そんなイベントに参加するにあたり、必要となってくるのがローラー台になるのですが、従来のローラー台は3本ローラーや、後輪を専用ローラー台に固定して使うものなどありますが、いずれも手動で負荷を調整しなければなりません。(※3本ローラ―は負荷調整なし)
ひとまず下記に簡単に特徴をまとめてみました。
スマートローラー(ダイレクトローラー)は負荷を自動調整する機能を搭載しており、BluetoothやANT+といった通信規格を用いることによって、ZWIFTなどのアプリケーションと連動して負荷が変わるものがあります。
また後輪を外して直接取付方式を採用しているので、従来のローラー台に比べ静穏性が非常に高いのと、タイヤを消耗する心配がありません。
自動負荷をイメージしやすくお話すると、ZWIFTのアプリケーション内で坂道を上っている時は負荷が大きくなり、平坦路や下り坂は負荷が少なくなるといったことをバーチャルの世界に合わせて調整してくれます。
これによりインドアトレーニングでもより実走に近いライディングができるので、今まで単調なトレーニングで飽きてしまいやすいという方にも非常にオススメな機材になっています。
ZWIFTを始めてみようという方も心配はいりません。 用意するものは以下の通り。
1.自転車(ロードバイク、クロスバイク、MTBも可)
2.いずれかのローラー台
3.デバイス(スマホやPC、タブレットなど)
ZWIFTのアプリをダウンロードし、アカウントを作成すればすぐにでも始めることができます。
最近は何かとアカウント作成が求められますので、登録する際はお決まりのメールアドレスとパスワードを用意しておきましょう。
※Windows系のパソコンはBluetooth内蔵されているか確認しましょう。
もし内蔵されていなくても、Bluetoothの送受信機を購入すれば大丈夫ですよ。
Amazonなので、1,000円ぐらいで購入できます。
またパソコンの場合、推奨スペックがあるようですので、詳しくはZwift 公式サイトからご確認ください。
話を戻します。
スマートローラーの特徴
・後輪を外すので、後輪のタイヤやホイールが摩耗する心配なし。
・タイヤとローラーの摩擦がなくなるので、静穏性アップ。
・ローラー台本体にパワーメーターが内蔵されているので、アプリケーションとの連動で、負荷が自動で変動する。
スマートローラーのデメリット
・スマートローラー本体が高価。
・後輪を脱着する必要あり。スマートローラーによってはカセットスプロケットを購入必要あり。
・アプリケーションとの連動で真価を発揮すると言っても過言ではない。
今回紹介するのはMINOURAが誇るフラッグシップスマートローラー
”SmartTurbo神楽LSF-9300“ (以下:神楽)
価格:155,000+TAX
※ZWIFTを使う場合、ケイデンスセンサーは本体に内蔵されてませんので、お使いのケイデンスセンサーをペアリングさせてください。
プロペルがメインぽくなってますが、車体じゃなくてスマートローラーがメインです。汗
商品スペックは割愛しますが、私が使ってみた感想と魅力をお伝えします。
小林的神楽の高評価ポイント
その1 前輪も外すので、省スペースで設置できる。
前輪外さなくてもいいじゃんと思うかもしれませんが、日本の家庭事情ですと前輪装着のままだと思ったより場所をとります。またハンドルが動かないので安心してペダリングに全集中できますよ。
使用しない時は、前輪側は折りたためるようになっているので、折りたたんでコンパクトに収納しておくことができます。
日本の家庭事情にあわせて作っているのもに好感が持てます。
その2 フローティング機能搭載でリアルライドに近くなった!
3本ローラーはリアルな走行感が得られる分、常にバランスをとる必要があります。
固定式ローラーは後輪が完全に固定されるため、ダンシングやリアルなライド時の車体を振る動作を完全に殺しています。
今期、Wahooのkickerを含め、この神楽も左右に揺れる仕組み(フローティング機能)を搭載しているため、より実走行に近い感覚を室内で体験することができます。
余談ですが静音性はチェーンの音が気になるぐらいですね。
その3 ZWIFTがめちゃくちゃ楽しい!!!!
最近はスマホアプリでオンラインゲームが流行ってますが、感覚は近いかもしれません。
アプリ内でたくさん走ると、機材やジャージなどがいろいろ増えていきます。また世界中のライダーとトレーニングすることができますし、世界中の様々なイベントに参加することができます。
なかなか外に出られないこの御時世に、”オンライン飲み会”、”オンライン帰省”という言葉が生まれたように、”オンラインライド”もサイクリストの中では盛り上がりを見せています。
スマートトレーナーが自動で負荷を調整してくれるので、ZWIFTとの相性は抜群!!静穏性も高いので、夜な夜な自宅をジム代わりにトレーニングに打ち込むの良いでしょう!!
その4 昔のバイクから最新のバイクまで対応!!
9mmクイックリリースや最新の12mmスルーアクスル142mmエンド、148mmエンドも対応。
対応していない規格も一部ありますが、割合的にほとんどの方にご利用いただける仕様になっていると思います。
日本のメーカーが日本の環境に合わせて作ったスマートトレーナーですので、様々なブランドのスマートトレーナーと比較し悩んでいる方には、ぜひ候補の一つにあげていただきたいトレーナーです。
もちろんプロチームが使っている!!などの魅力があるトレーナーも多数存在しますが、静穏性や規格対応数、最大負荷値、価格帯はあまり変わらない印象です。
正直この神楽が特別にコスパが良いとお世辞を言うつもりもありませんが、(フカヤさんミノウラさんすみません…震)補修パーツやメーカーサポートを考えると、同価格帯の海外ブランドのローラー台より安心して長く使えそうです!
もともとあるLSD9200という12万円台のコスパの良いスマートトレーナーがありながら、さらにその上を行くスマートトレーナーを出してきたぐらいなので、世間的に多くのライダーが求めるトレーナーのスペックレベルも高くなっているということなんでしょう。
17万円のトレーナーに果たして価値はあるのか否か。
正直ジムも月額1万円を切る所はあるようですので、じゃあこれとジムとどっちがいいのということにもなりかねませんが、私はライフスタイルによってはローラー台が最適な方がいると思っています。
ローラー台は家でできます。もちろんジムが仕事の帰り道や生活路の中にあれば話は別ですが、家は必ず帰りますし、天気が悪い日には家から一歩もでず、トレーニングに打ち込めます。一目も気にしなくて済みますので、乗りなれたバイクで、自分のペースで、好きなアニメを全集中で観てトレーニングすることができます!!
実はZWIFT事態にもワークアウト機能がありまして、ゲーム感覚で走ることができます。
ただヴァーチャルの世界の起伏に合わせて走るというわけでなく、画面に表示される速度もしくは負荷を何分間維持するといったように、ヴァーチャルの世界の起伏の中を、踏んで(ミッション)達成していかなければ、成果がつかないようになっているので、結構頑張れます(笑)
いやー17万あったらカーボンホイール買うよーという方もいると思います。是非カーボンホイールも買いに来てください😍
いやー17万あったらdi2にするよーという方もいると思います。是非di2カスタマイズ御用命ください😍
そうでない方は、自分をアップデートさせるローラー台をご検討下さい😍
bikeportは神奈川県では唯一の試乗機を置いている店舗になりますので、気になる方はぜひお試しいただければ、価格と性能に納得いただけることでしょう。