近頃、大変多くの方々からOHのご依頼を頂いています。ありがとうございます。
今回も、先日お預かりしたバイクのOH作業の模様をお伝えします。
お預かりした自転車はこちら、ZUNOWのクロモリバイクです。
ZUNOWとはかつて大阪にあった有名なフレームメーカーです。
20年ほど前のご購入とのことで、ビンテージロードバイクといえますね。
今回はこちらのバイクをしっかりと整備していきます。
まずはお預かりした時の各部の状態をみてみましょう。
まずはフレームのロゴ部。
若干の塗装はげ等はあるものの、経年期間を考えるとむしろ綺麗といえます。
次にハンドル部。
いまでは珍しくなった触覚型のシフトケーブルです。
バーテープの下に収納される現行タイプと比較すると若干存在感はあるものの、実はメンテナンス性はこちらの方が優れています。
さらに各コンポーネント。
汚れはありますが状態は悪くなく、しっかり清掃すればいい仕事をしてくれそうなのがよく分かります。
それではさっそく作業に取り掛かります。
まずはコンポーネントやケーブル類、スモールパーツ等を全て取り外してフレームだけの状態にします。
こんな感じです。
その上で各部を確認してみると、それなりに汚れが蓄積しているのが分かります。
BB&BBシェル
ヘッド部&ヘッドベアリング
コンポ類
まずはフレーム及び各パーツ等を清掃して汚れを取り除いていきます。
その結果がこちら。どれもピカピカになりました。
そして、忘れてはいけないのがスプロケット。
きれいだと気持ちいい箇所No.1ですね。
クリーナーで丁寧に清掃するとこのように輝きを取り戻します。
さらに今回はハブのグリスアップのご依頼もいただいていたので、そちらの作業にも取り掛かります。
ハブを開けて、中のボール等も一回すべて取り出します。
中の古いグリスをクリーナーで除去します。
グリスアップしつつボールを戻し、玉当たり調整をすればハブのグリスアップは完了です。
先に取り外したコンポやパーツ類にも注油等の調整をしたら、いよいよ自転車を組み上げていきます。
そして全工程を完了し、生まれ変わったバイクの姿がこちら。
イエローのバーテープをご指定でしたので、こちらでスパカズのイエローをご用意しました。
ロゴのカラーとマッチしてオシャレですね。
各コンポ部もピカピカ。もちろん綺麗なだけでなく、駆動もしっかりとスムーズになっております。
以上がOH作業のご紹介です。
見た目も動きも生まれ変わったバイクに、オーナー様もお喜びでした。
当店では年代や型式等を問わず、広くOHのご依頼を承っております。
愛車の総点検をご希望の方は、是非とも当店のOHサービスのご利用をご検討下さい。
皆様からのご依頼をお待ちしております。