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新宿都庁前店 / 航空会社の選び方 / 飛行機輪行の仕方 / 沖縄一周 その2

皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。

本記事は

新宿都庁前店 / 飛行機輪行 羽田空港第一ターミナルへの行き方 / 沖縄一周 その1


の続きとなります。


新幹線、電車などと異なって、航空機に自転車を乗せる場合には、様々な注意点があります。

まず、そもそも、航空機に自転車を乗せることができるのか、について。
答えは、(ほとんどの便で)乗せることが可能です。

JAL、ANA、AIR DO、SKYMARK等では20kgまで、輪行袋等に入れれば、追加料金無しで積載可能です。

ただし、Peach、Jetstar等、いわゆるLCCでは要件が増えます。
タイヤの空気を抜く
ペダルを外す
フレームとハンドルバーを平行にさせる
といった注意点があります。

タイヤの空気を抜け、というのはかなりハードルの高い作業です。
ロードバイクにお乗りの方はお分かりいただけると思いますが、出先の携帯ポンプで7気圧等に上げることは結構たいへんです。
650Bなどの極太タイヤを履いている場合は、事実上不可能に近いポンピング数を要求されます。
さらにタイヤの空気を抜いてしまうとホイールを強打されたときにパンクしてしまう可能性も出てきます。

また、ペダルを外せ、というのも難易度の高い作業です。
まさか重量級のペダルレンチを空港まで持っていくのは現実的ではありません。

さらに、上位グレードのSPDペダル、SPD SLペダルはアーレンキでしか着脱できず、柄の長いアーレンキでなければとても適正なトルクをかけることはできません。
ゆるゆるのままライドする、といった危険を覚悟して、ワザと緩めにしておく。。。という策も無いではありませんが、万一ペダリングしているときにペダルが脱落してしまった場合には大惨事となりまして、緩めておく作戦はまったくおすすめ致しません。

フレームとハンドルバーを平行にせよ、という要件も輪行袋の種類が制限される、やっかいな要求です。
また、ヘッドを緩めたりしなければならず、これまた作業が増えます。

さらに、ほとんどのLCC会社は自転車を積載するには、追加料金が¥4,000ほどかかります。
(事前に連絡無く、当日空港で自転車を積載すると申請した場合は、割増料金¥が1,000ほど加算されます。)

あれこれと申しましたが、少なくとも自転車も同時に運搬する場合、極端に格安のLCCチケットはお得とは言い難い、と考えます。
そこで、私個人は、AIR DO、SKYMARKを好んで使います。
(もちろん、JAL、ANAでも良いですが、料金は高くなります。)


そして、輪行の方法について。
万全を期すのであれば、エンド金具を装着し、飛び出しているリアディレイラーは特に破損しやすいため、リアディレイラーを外す、スプロケット、ディスクブレーキローターをカバーする、といったことが望ましいと思われます。

しかし、私自身はかなり荒っぽいといいますか、輪行袋に入れるだけです。
仮に壊れたら現地で直す、くらいにしか考えておりません。
というのも、カバー類は重さ、体積ともに、とんでもない分量となりまして、ある程度危険を覚悟で搭載するしかない、と個人的には考えるからです。
そのため、あまりにも高価な車体、大切な車体、カーボンフレームの車体、カーボンホイールなどは飛行機輪行すべきではない、とこれまた個人的には考えます。
もっとも、上記のお話はあくまで国内線の場合であって、海外に渡航する場合は、ハードケースにしまうことが無難であると考えます。

空港まで到着したら、自転車を輪行袋等に入れます。
保護する範囲は、それぞれの方の考え方に従ってください。


空港は大荷物の人が往来することが前提の作りとなっておりまして、それゆえ、新幹線輪行、電車輪行よりも楽です。
重たい自転車を抱えたまま、とんでもない距離や階段を上り下りしなくても、出発ロビーまで到着できるようになっています。

チェックインをして、自転車を預かってもらいます。
この時、壊れ物であると主張しておくと、ちょっぴり良いかもしれません。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。

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