皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
稚内港の朝です。
港の朝の景色、というものがとても好きなのです。
一日の始まり、というのと、船たちが出港するところ!!という雰囲気がテンションを上げるのでしょうか。
日の出です。
ありがたや、ありがたや。
洋の東西を問わず、太陽信仰が普遍的に存在するのが分かる気がします。
日本には様々な最◯端という端っこがありますが、その知名度、人を引きつける魅力といった点では、宗谷岬が抜群に首位だと考えます。
宗谷岬の近くなると、バイク、自転車のツーリング者が続々と集まってきて、市内にはそこかしこに以下のような光景が見られます。
稚内港を後にして、一路、宗谷岬を目指します。
日本最北端まで31kmほどです。
宗谷湾です。
海でありながら、湖よりも静かな海です。
あと少しで宗谷岬です!!
到着しました!!
これが宗谷岬!!
なんという神々しさ。。。
まばゆいばかりのオーラに、目がくらみそうです。
それがしのバイクが今、日本最北端にある!!
吾輩のバイクよりも北に存在するバイクは無い!!
最北端の座は頂いた!!
少年のころからの宿願であった、お家(神奈川県)から宗谷岬まで、すべて自転車で到達する、という計画が、(何回か分割致しましたものの)、達成となりました!!
どこを見ても最北端だらけ。
素晴らしい。
これほど素晴らしい岬を見たことはない!!
日本最北端の自動販売機!!
こちらにおわす御方をどなたと心得る。
おそれ多くも日本の最北端を護っておられる、
自動販売機様にあらせられるぞーーーっ!!
ありがたい、ありがたい。
尊すぎます。
宗谷岬に来て良かった。
流氷館という無料の博物館を拝見します。
氷が溶けないように、室温はマイナス12度に保たれています。
寒っ!!
宗谷岬の手前は、丘陵になっておりまして、すこし登ってみます。
んんん
水平線に何か見えます。
ぬおーーーーーーーーっ!!
あれは、リアルロシアです!!
リアルロシアを拝見したのは、人生で初めてでございました。
むううううう。
これが、サンクトペテルブルクに都を置くという、おろしあ国。
(勝手に大昔にタイムスリップ妄想をして、興奮しております)
凄まじく広大で、地の果てまで草原が続きます。
嗚呼。
こういう場所に永住したい。
天候にも恵まれ、素晴らしい景色の続く丘陵で、のんびりしておりました。
ところどころに、牛さんが住んでおられます。
Google Mapで調べますと、「白い道」という観光名所があるそうです。
行ってみましょう。
確かに白い。
る
よく見ると、ホタテ貝を細かく砕いたものを路面に敷き詰めているようです。
青い空との対比が美しいです。
白い道の最終地点まで行き、再び宗谷岬に戻りました。
日本で一番北の食堂というお店を発見しました。
お店の屋号は、「最北端」
めおおお。。。
最北端と言い切られてしまったら、もはや逆らうことはできません。
このお店に寄らなかったら、未来永劫、後悔することになる!!
ホタテラーメンを頂きました。
しかし、自転車乗りの方であれば、共感して頂けると思いますが、自転車というのは膨大なカロリーを消費します。
ご飯も追加致しました。
食堂 最北端を制覇して、また一つかけがえのない体験を致しました。
最北端のラーメンを食したということは、日本全国のラーメンを食したのと同義!!
もはや思い残すことはありません。
気温が下がって、風が強くなってきました。
もともと、遮るもののない岬ですから、風が強いのが普通です。
今まで、無風状態だったのが奇跡なのでした。
宗谷岬で野営する、というのが一つの目標でありましたから、早めにテントを設営します。
正直に申して、若干くたびれました。
宗谷岬で夕日を見たい!!と思いまして、二時間ほどですが、テント内でお休みしました。
目覚めて、意気揚々と宗谷岬に行きますと。。。
ぐわああああああああ!!
あれほど快晴であったのに、一面、雲。
なんということでしょう!!
夕日は見えず!!
しかし、寒いのと、夕日が見えないことで、観光客の皆様はゼロ。
宗谷岬モニュメントを独占することができました!!
ひかえおろうーーーーっ!!
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。