皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
先日、群馬県草津、国道最高地点 渋峠、新潟を巡っておりました。
草津まで、東京の自宅から出発しても良いのですが、どうしても時間的制約があるため、特急草津という電車に乗ります。
上野駅です。
例によって誰もいません。
どうして私の旅行、冒険は誰もいないのでしょう。
映画の撮影でもしているかのように、誰もいないプラットフォームです。
特急草津に乗り込みます。
群馬県、非常にのんびりしていて、大好きです。
2時30分ほどで、草津温泉の手前、長野原草津口という駅に到着致しました。
長野原といいつつも、群馬県。
ややこしい。
これより先は、あまりにも斜度があるため鉄道は通れず、バス、タクシーなどを使うことが一般的です。
駅でそそくさとバイクを組み立てます。
長野原草津口はすでに標高700mほどで、草津温泉は標高1,200mほどですから、あと500mヒルクライムをすれば良いわけです。
0mから1200mまで軽装備とはいえテント、シュラフを積んだ車体を上げるのは、しんどすぎいえ、時間的に厳しく、残り500mなら、なんとかなりそうです。
草津までの道のりは、ヒルクライムとして見れば、箱根越え、芦ノ湖から大観山のルート、熱海の裏などと比べれば随分と斜度は緩やかです。
とはいえ、道は蛇行しており、運転には気を使います。
そのため、ドライバーがスピードを出しすぎないように、時速40kmで進むと、路面とタイヤの振動で、くさつよいとーこー というメロディが鳴る、というしかけがあります。
草津に到着致しました。
ローソンが渋いです。
素晴らしい。
草津温泉の中心地、湯畑です。
草津温泉を訪れた著名人の名前が連なります。
無数の旅館、ホテルが連なります。
草津温泉は、なんと!! 無料で入浴できる公共浴場があります。
いくつかある公共浴場の中で、一番湯温が低い(と思います)、千代乃湯に入ります。
誰もいません。
いつもの光景であります。
のんびりと入浴します。
この温泉も、恐山と同じ、すっぱい温泉です。
今日は、500mくらいを少し登っただけで、ほとんど疲労がありません。
楽だーーーーっとくつろいでおりました。
少し雨が降ってきて、まだ午後3時ごろですが、野営することにしました。
というのも、これから先の道は集落がほとんど無く、さらに火山活動の危険な地域で、野営することがためらわれたからです。
たまにはこんな日があってもいいかな、とココアを飲みながら、テントでのんびりして、眠りました。
しかし!!
楽なのは初日だけであって、これから地獄が始まるとは、このときの私は知るよしもなかったのでした。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。