こんにちは、サポートライダーのダイです。9/8に富士スピードウェイで行われた富士チャレンジに参加してきました。
今年で3回目の出場。毎回100キロのカテゴリ。
あまり良い成績は残せていないけど、11月のツールドおきなわに繋がるように過去最高を目指して。
他の参加者は5名で、サーキットでは軽量であることがカバーできれば良い結果になるだろう田中くんがソロ。男女混成チームが2組で、女性は共にサーキット未経験なので、是非ともサーキットの開放感を体験してもらいたいところ。
当日の天気は、横浜は晴れているけど現地はスタート前まで雨で、10時のスタート後は曇りの予報。
念のため雨レースの準備もしておく。これが結果良かった。
御殿場に近づくにつれて、土砂降りになったり小降りになったりと、雲の流れが早い空模様。9時に会場についても雨は止まず、たまに強く降る。整列時間になっても止まないので諦めてVELOTEZE装着。
手足には濡れて体温が下がらないようにワセリンを塗って、水を弾くガラコ状態にしておく。
ウォームアップラップ終えてレーススタートすると、第1コーナー前で急ブレーキかけたりして落車頻発。下りきってからの左コーナーでも同様。
2年前の同じ天候の富士チャレでタイヤ選択誤り転倒したことから、前走者とマージン取りつつキチンとコーナー前でスピード落として立ち上がりで追いつくを繰り返して周回を重ねる。
40分過ぎてから雨脚がとんでもなくなる。蛇口全開のシャワーというかバケツひっくり返したとかそんな感じ。50キロ越えると体に当たる雨粒が暴力的に痛くなり、なんでこんな痛い目に合わなきゃいけないんだと、イライラして走るの辞めたくなる。サングラスしててもガンガンに水入ってくるから前が見えなくなて、前走者のシルエットとコース外との境をなんとなく把握して走るしかなく、メチャクチャ怖い。早く雨止まないかな、というのと、レース中止にならないかな、でもみんなやめないし集団かなり小さくなってるしもうすこし続けよう、というのを上手い人の後ろにくっついて安全に毎周回繰り返し考えて耐える。
目の前で落車したり斜行したりする人に向かって怒鳴る人もいて良くないなぁと思ったけど、天気に向かって怒鳴るのと人に向かって怒鳴るのは、人としての度量は同じか。
1時間だったころの登りで急にペースが下がって前で何か叫んでるなぁと思ってホームストレートに戻ってきたらレース終了と声が聞こえる。
そのあとゆっくり2周して1時間半でレースキャンセル。順位も付かず。まぁこの雨なら仕方ない。
多くの人が沖縄2ヶ月前の重要なレースとして出走していただろうに残念だけど。
でもお店から出た参加者がだれも落車せず安全に終われたのはよかったことかな。
ということでレースレポートが短いのでこの雨の中非常に助かった商品をご紹介。
シューズカバーのVELOTEZE
¥2,750+TAX
裏はこんな感じ。
ゴム製でシューズと足に密着して水の侵入を防ぐ代物。
今回はレースキャンセルになったけど、基本レースは雨でも行われるから、ウェットでの走り方とかタイヤのグリップとかを事前に確認するためにも練習も雨の中する必要があるわけで。
雨の中走るときに少しでも不快感を取り除くことで路面に意識を払えるようにしたいもの。雨のときに不快になることといえば、靴下と足が靴の中でぐしょぐしょな状態になること。
実際に効果を見てもらうと、1時間半土砂降りの中走ったのに、靴は一切濡れておらず靴下はこれしか濡れてないので、不快感ゼロ。
※わかりやすくするためにコントラスト強調
白い汚れは、保管時はゴムかくっついてしまうのを防ぐためにベビーパウダーをまぶしておくので、それがついてしまったもの。
ただ、ちょっと引っ掛けたりしたらすぐに破けてしまうので、これを履いたまま歩かないようにしても痛んで破れてしまうけど、そんなに高くないので数回で買い換えるものかと思ってる。
また完全に水を遮断するから蒸れるので、長時間の使用はおすすめできないけど、エアロ効果もあるからタイムトライアルなどでも使える優れもの。
以上、レースレポートとシューズカバーのご紹介でした。