皆様、こんにちは!!
bikeportスタッフの奈須野です。
本日は、GIANTの女性専用ブランド、Liv(リヴ)のスポーティクロスバイク GIANT ESCAPE (ジャイアント エスケープ) RX W DISCのご紹介を致します。
1 概要
SIZE 350(XXS),400(XS),440(S)mm
WEIGHT 10.4kg(400mm)
フレーム ALUXX SL-Grade Aluminum OLD135mm,D-FUSE Seat Post
フロントフォーク Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column
ギアクランク PROWHEEL RPL-521
変速パーツ SHIMANO ACERA / ALTUS
ブレーキセット SHIMANO UR300 160mm Rotors
タイヤ GIANT S-R3 AC 700x28C
シフト段数 18 Speed
COLORS ティール・グレイ, レインボーホワイト
2 女性専用たるゆえん
GIANTブランドにも、ESCAPE RX DISCというモデルがあります。
価格は、¥78,000(税抜)で、GIANT ESCAPE RX DISCと同額です。
それでは、違いはどこにあるのでしょうか。
(1) まず、女性は衣類の都合などから、男性のように、ガバッと足を上げてトップチューブをまたぎにくいことがあります。
Livブランドのバイクは、GIANTブランドのものよりもトップチューブがより傾斜しておりまして、またぎやすいバイクとなっております。
画像は、GIANTブランドのESCAPE RX DISCと重ね合わせたところです。
RX W DISCのほうが、よりトップチューブが下がっていることが分かります。
(2) スポーツ型バイクに乗るお客様から、しばしばお尻が痛くなる、というご相談を受けることがあります。
とくに、女性は男性よりも骨盤が広く、男性向けに作られたサドルでは、フィットしづらいことがあります。
そこで、Livでは、サドルを女性専用に開発致しました。
GIANTブランドのものよりも、2cmほど幅広で、クッション性も増したサドルとなっております。
(3) GIANTブランドでは、身長155cm以上の方が対象となりまして、女性には選択しづらいこともありました。
しかし、Livブランドでは、この度、新たにXXSサイズを展開致しまして、140cmの方からお乗り頂けるようになりました。
単にフレームサイズを小さくしただけではなく、小柄な方にあわせてハンドル長もXS、Xサイズより20mm短い、520mmのものをご用意致しました。
さらに、クランク長も160mmと短めのものを装着しているため、女性が男性向けモデルに乗車したときに感じがちな、クランクが長すぎてペダリングしにくい、といった不満を解消してくれます。
3 油圧ディスクブレーキ
この数年で、ディスクブレーキは長足の進化を遂げました。
まず、重量が軽くなりました。
従来はディスクブレーキモデルというのは、どうしても重くて、オンロードバイクには不向きかな。。。という点がありましたが、最近ではリムブレーキモデルとの重量差はほとんどありません。
次に、圧倒的にお値段がお安くなりました。
これまた数年前であれば、油圧ディスクブレーキモデルは、リムブレーキモデルよりも、プラス数万円出さなければ購入できない、というものでありましたが、最近はこの価格差がグッと縮まってきました。
GIANT ESCAPE RX W DISCでも同様で、GIANT ESCAPE RX Wが¥63,000(税抜)。
価格差は¥15,000となっております。
しかし、ESCAPE RX W DICSは後述致しますが、フロントフォークがフルカーボンです。
正直申して、このカーボンフォークだけでも、プラス¥10,000近いパーツ代金差があります。
そう考えれば、油圧ディスクブレーキ分は¥5,000くらいのものでして、これはとんでもないコストパフォーマンスの良さなのです。
いくらコストパフォーマンスが良いといっても、乗る方にとって無用なパーツであれば、無駄な出資に過ぎません。
油圧ディスクブレーキの利点は、まず、引きが軽い、つまり、少ない力で強い制動力を得ることができる、という点にあります。
坂道の多い地域にお住まいであったり、通勤、通学で雨の日であっても乗らなければならない、そういう方に強くオススメできます。
少ない力で強い制動力を得ることができる、というのは、特に握力の少ない女性にとっては恩恵となります。
4 フルカーボンフォーク
フロントフォークがフルカーボンです。
フルカーボンというのは、コラムの先端から、根本までカーボンである、という意味です。
あえて「フル」などというのは、「フル」でない場合もあるからでして、バイクによってはお値段を抑えるためにコラム部分はアルミ合金であったりすることもあります。
ESCAPE RX W DICSであれば、フルカーボンフォークで、その利点は、微振動の吸収性に優れる、という点にあります。
スポーツ型バイクに乗っていると、いわゆるシティサイクル・ママチャリに比べると、高圧のタイヤを履いたり、フレームが強固であったりして、どうしても路面からの振動がライダーに伝わりやすくなります。
フルカーボンフォークであれば、その振動をより、マイルドにしてくれる、という訳なのです。
5 18段変速
フロント2段、リア9段の18段変速です。
フロントは、30/46T。
リアは、11-34Tとなっておりまして、軽いギア比から、重いギア比まで、様々な斜度、速度に対応することが可能です。
6 28Cタイヤ
クッション性と路面抵抗の少なさのバランスが良い、28Cタイヤです。
7 グラデーション
フレームの中ほどから、グレイに変化しています。
凝った塗装です。
いかがでしたか。
bikeport横浜西口店では、多数のバイクを取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。