こんにちは!
bikeport横浜西口店スタッフ髙梨です!
今回はかなり古いロードバイク1980年代のMIYATA TEAM PROのレストアの作業をさせていただきました!
コンポーネントはこちらも古い二代目のDURA ACEで組まれていました!
https://www.shimanosquare.com/news-event/cycle/entry-484.html
歴代のDURA ACE の歴史です、ぜひ見てみて下さい!
こちらが最初にお預かりしたときの状態でホコリも積もっておりフレームにも何箇所かにステッカーが貼られています。
今回はホコリやステッカー、古いグリスなどを取り除き新品同様に戻していきます!
BB(ボトムブラケット)を外してみると古いグリスが乾燥しかなり固まっていました。
中にもホコリが溜まっていたのでクリーニングしていきます。
ヘッドパーツも外してみるとBBと同様にグリスがかなり固まっていて動きづらくなっておりました!
他のパーツも同じような劣化具合でした。
BBもクリーニングしてみたところかなり状態がよくヘッドパーツも同じようにかなり状態が良かったです!!
ヘッドパーツの文字や線の部分の汚れも取りかなりきれいになりました!
クランクも傷はついていますがそれ以外はかなり状態がよく、かなり前のパーツですが全然使うことができます!!
駆動周りのパーツは全体的に状態がよく、まだ使用できそうだったためクリーニングしグリスアップしてパーツを戻します!
パーツを組み付け終わった様子がこちらです。
ケーブルに関しては恐らく当時使われていたであろう日泉ケーブルを使用し、バーテープはお客様と相談しクッション圧が高く、白色のものに。
タイヤはPanaracerのチューブラータイヤを使用致しました。このバイクのパーツの殆どが日本製のパーツだったので
タイヤやケーブル、バーテープも日本メーカーのものを使用致しました。
お持ち込みいただいた際にブラケットカバーが無かったのですが、調べてみるとBL-7200のレバーに対応する形のものがDIA-CONPEから出てるとのことでしたのでそちらを使用してみたら
思ったよりピッタリ!!(レバーブラケットカバー204.7と言うパーツです。)
ブレーキパットは流石に現行で販売してなかったので新しいDURA ACE のパーツを使用致しました。
今回お預かりしたこの車体のコンポーネントはペダルがかなり特徴的でペダルの軸が普通のものよりかなり太く、DDペダルと言うペダルだそうです。
その略称はダイナドライブペダルで踏む位置の高さとペダル踏面をペダル軸に近づけることで踏み込む力を効率よくクランクに伝え
踏む位置自体も低くなるため足つき性が良くなるそうです。
なんとシートポストまでDURA ACE でした!!
全体的にシルバーのコンポーネントで組まれており、統一感があってなかなかかっこいいですね!!
シフトレバーにもDURA ACEの文字があります、こういったパーツなども細かくグリスアップしてパーツを戻します、レトロでかっこいいですね…!
フレームのステッカーなども剥がしピカピカになりました!もはや現役で走行していた時のレベルですね!
こういったかなり前のバイクなどのレストア作業やカスタマイズなども受け付けておりますので気になる方はぜひお問い合わせください!
以上
bikeport横浜西口店スタッフ髙梨でした!