こんにちは、湘南店の駒田です。
久しぶりにハマった映画がありまして。
2003年に公開された「茄子 アンダルシアの夏」という中編映画です。
内容は
スペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に、主人公が解雇の危機や、かつての恋人と兄の結婚という複雑な思いを抱きながらも、プロロードレーサーとして「仕事」に取り組むさまを描く。
というもの。
正直かなりマニアックな映画ですが、ロードバイク好きかロードレース好きなら間違いなく楽しめる作品です。
アンダルシア地方の灼熱の日差しや、その地に住む人々、食べ物まで細かく描写され、47分という短い時間でギュッと濃密に楽しむことができます。
なによりレースの描写が正確。監督が富士ヒルで入賞するほどの自転車乗りとのことで、レースの映像なんかもよく見ているんだろうなというのがわかります。
風よけの仕方、最終盤のコーナーリングやダンシングでの体の使い方などが非常にリアル。変速の音なども素晴らしいので、できればイヤホンで聞いてほしい…!
現地で生観戦しているかのような、テレビで中継を見ているような、そんなリアリティがあります。
暑い(熱い?)日差しの下でも自転車に乗りたくなる、そんな映画となっています。
矛盾するようですが、暑くて外に出たくない、そんな時に(冷房の効いた部屋で)見るのがおすすめです。
また、雨で外に出られない時には続編にあたる「茄子 スーツケースの渡り鳥」がおすすめです。
こちらは宇都宮が舞台で、大雨のレースを描いています。
一応続編となっているので、「アンダルシア」から見ると登場キャラクターの関係などもわかって面白いです。
現在、様々なサブスク動画サイトで見ることができます。(たぶん某レンタルDVD屋でも借りれると思います)
この夏、駒田イチオシの作品です!