皆様こんにちは。bikeport横浜西口店スタッフ鈴木です。
今回はお持ち込みでグロータックというメーカーのEQUALと言うブレーキの取付依頼を受けましたので記事にしてみました。
※こちらのブレーキは現在当店ではお取り扱いが御座いません。
こちらのブレーキはワイヤー式のブレーキです。ワイヤー式と聞くとメンテナンス性が高く重量が軽いのが利点です。
ですがインナーワイヤーがアウターケーブルの中を動く際の摩擦抵抗があり、油圧式のブレーキと比べるとブレーキのタッチが重たく、グニグニとした感覚があり、
指が疲れやすいのがワイヤー式の難点でした。
しかし今回お持ち込み頂いたブレーキはそんな今までのワイヤー式のイメージを覆す様なブレーキでした。
EQUALというブレーキはワイヤー式にも関わらずレバーの引きが驚くほど軽く、油圧式ブレーキと同等位に制動力が高いということです!
まさにEqual(同等)ですね!
では何故他のワイヤー引きブレーキよりワイヤーの引きが軽く、油圧式並にレバーのタッチがカッチリしているのかと言いますと、独自のハードアウターケーシングが使用されており、通常のらせん形状のワイヤーより変形を抑える事が出来、ハンドル周りや、曲がっている部分にはより柔軟なニッセンケーブル等を合わせて使う事によって徹底的にワイヤーのルーティングを極力滑らかにする事でブレーキ本体のケーブルルートを最適化して今までよりもワイヤーの摩擦抵抗を減らす事が出来ているそうです。
更にはキャリパー本体を高精度なアルミ削り出しで作る事で各部品間のガタ等が少ない為ガタによるパワーロスを減らし、より軽量かつ高剛性に作られているので、変形が少ないアウターケーブルと組み合わせる事であのカッチリとしたレバーのタッチが実現出来たのだと思います。
実際に取り付けるとこの様な感じになりました。ブルーのアルマイトカラーとなっており、なかなか綺麗です。
ブルー以外にも、イエロー・レッド・ブラック・ピンクなどのカラーラインナップがあり、カスタマイズの可能性が広がります。
アルミ削り出しでメカメカしく、とてもカッコイイです!
コチラのブレーキは
・軽いブレーキにしたい方
・輪行する時の油圧式特有のトラブルを無くしたい方
・愛車の色遊びをしたい方
・ワイヤー式のディスクブレーキで制動力を上げたい方
等にオススメのブレーキとなっております。
メンテナンス性はかなり高く、ブレーキのフィーリングも細かく調整可能で使う工具も六角レンチさえあれば困りません!
こちらのお客様はGIANTの昔の特殊規格でコンダクトシステムと言うブレーキをお使いでしたが、ハンドル周りをスッキリさせる目的や、見た目をかっこよくするため今回EQUALと言うブレーキに変更することになりました!
こんな感じでハンドル周りの見た目がかなりスッキリして良い感じに成りました!
当店ではこの様なお持ち込みの作業をさせていただく際にはしっかりとパーツが無事お取り付け出来るか確認させて頂きながら作業させて頂きますので、ブレーキの様な命に関わる部品を自分で交換するのが怖い方やこの様なカスタマイズを検討されてる方は是非当店までお気軽にご相談下さいませ。
以上、bikeport横浜西口店スタッフ鈴木でした。