みなさまこんにちは、(上京してからずっと)自宅にテレビがない村松です。
先週、偶然にも前泊した宿で、復活した男3人祭りを観ました。やっぱり面白いですね。
ちょうど士気が上がったところでその翌日、スタッフ鈴木と、当店でREVOLTをご購入いただいたSさんの3人で、九十九里浜で行われたビーチクロスに参戦してきました。
目次
出発の朝
ドナドナ
九十九里に到着
当日は朝8時からエントリー、試走時間のため、万全を期すため前泊しました。
夜は星がとてもきれいでした。iPhoneで撮影。
今回宿泊した宿にはこんな旗がかかっており、道にも自転車用の簡易レーンや道路標識があるなど、九十九里の街全体からサイクリスト歓迎の雰囲気を感じました。
誰よりも早く就寝した鈴木。明日は誰よりも走りません。
九十九里ビーチクロス99
昨年が初開催のビーチクロス99。
海岸の砂浜を集会するイベントで、シクロクロスバイクだけではなく、マウンテンバイクやグラベルバイクといった、さまざまなジャンルのバイクたちが一斉に走るレースです。これがレースをより面白くしているなと走っていて感じました。(あとで詳しく)
シクロクロスの砂エリアの練習がてら参加しているという方ちらほら。(すごい)
なんと、来年は国際自転車競技連盟(UCI)に承認された国際レースも開催されるとのこと。国内外のプロたちが集まるハイレベルなレースを見ることができそうです。
また、会場内ではサンドサッカーやトークショーなどの催し物も併せて開催されており、出展ブースや屋台も並び、どこもかしこも活気に溢れていました。
参加したカテゴリー
今回は男子2時間エンデューロに参加。1周2.5kmのコースを周回します。周回数や交代のタイミングはチームそれぞれ自由。
いちばん多く周回したチームが優勝となります。
男女混合エンデューロもあります。
個人のエリート、エイジ枠もあり、5.5km周回を、男子は8.5周(約46km)、女子は5.5周(約30km)走るそうです、、、。まじか、、、。
キッズ枠もあり、年齢や性別関係なく、初級者から上級者まで楽しむことができるイベントでした。
さて、そんなお祭りの雰囲気の中で我々はエントリーを済まし、車体の準備に入ります。
使用したバイク達
1、GIANT REVOLT ADVANCED FS MY2025
bikeport横浜西口店店長の小林の新しい愛車。
SRAM FORCE AXS XPLR 1×12Sと手組ホイールで構成されたオリジナルバイク。
ハンドルはレーシングブランドのCADEX GXが組み込まれています。
タイヤはグラベルキングのX1 LTD 700×40。
海側の砂浜ではちょうど良さそうなノブの大きさですが、内陸の砂区間ではどういった走りになるのでしょうか。
REVOLT小林号の詳細は、ニセコグラベルのブログでまとめられているので併せてこちらもご覧ください。
先日ニセコグラベルでそのスペックを十分に発揮したグラベルロードバイクが、今回は砂浜で走ります。
今回はスタッフ鈴木が駆ります。
2,GIANT REVOLT 2
今後ビーチクロス隊長になるであろう、Sさんの愛車。シマノSORA組で、街乗りからグラベルライドを楽しむことができるバイクです。
果たして今回のようなシクロクロスやレース要素が含まれるイベントの中でどんな爪痕を残すのでしょうか。
REVOLTのジャイアント公式サイトはこちら。
今回もイレギュラー出没
ニセコグラベルで強烈なインパクトを残したと言われる、我らがbikeport代表福田のTCX福田号。
第一走者を任された村松、スタートラインで、いろんな選手たち同士で「タイヤの太さは?」「空気圧は?」「どこをどう走るか?」みたいな話題が飛び交っている中にいましたが、そんなことはつゆ知らず。
なぜならシングルギアですからね。
スペックに耳を貸したら心が負けます。リザルトだけでなく、メンタルまで負けるのはゴメンです。
試走
エントリーを済まして、試走に入りますが、終始穏やかな雰囲気で浜辺を走ります。
浜辺セクションは終始楽しそうに走るSさん。砂場セクションでは「こんなところ走れないよ」と終始苦笑い。
出走
緊張のスタート。なぜなら実はレースやイベントが初めての村松。
シングルギアが緊張を和らげてくれます。細かいことを気にしてもなんにもならないですからね。周りに迷惑だけかけないようにしよ、とだけ決心。
一周目だけバイクを追走して1周半分走ります。
一気に心拍が上がってキッツいのでピットで交代を示唆するも、そのまま2周目に行かされ、走りながら初めてのキラキラをしました。
というかシングルギア(ギア比2)で美味しいセクションが殆どありません。浜辺の向かい風セクションは後半若干登りが少しキツい。
砂区間は踏まないと埋まるし、ランニングから乗車に復帰しても回らないので止まり、結局ラン。
ランがいちばんキツかったですね()
シングルギアでトラブルが少ないというメリットがありますが、どちらかというと終始トラブルです。(楽しかったけど)
満身創痍でSさんに交代!
行ってこい!2×9の18段変速と、振動吸収に優れたD型シートポストを駆使して快走を、、、
こんなにキツいと思ってなかったよ~と1周で交代。
タイミングを図ったかのようにトイレに消えていた鈴木の代わりに村松が出走。そしてもう一度キラキラ。
1週でピットに戻り、イヤイヤ期に突然入った鈴木を、Sさんと協力して無理やり出走させます。
ピットには色んなチームの方たちも一緒に待っているのですが、小林REVOLTは新型且つ流通もまだ少ないので、ちょっとした注目を集めていました。
「あれ?あのREVOLTこの前ニセコにいたよ」みたいな声が聞こえた気がします。
タイヤもグラベルキングのリミテッドカラー紫が特徴的なので、ひと目見たら忘れないバイクですが、呼吸がつらすぎたので幻聴かもしれません。
ピットで誰が走るかを仲良く押し付け合いながら、なんとかみんなで周回していきます。
村松の最終スティントは、ついにシングルギアの福田TCXを手放し、小林REVOLTで走っていきます。
変速って素晴らしいですね。当たり前過ぎて忘れていましたが、変速は偉大ですね、、、。
しかも無線電動変速。降りていたセクションも乗車したまま走破できました。
TCXの履いていたタイヤのグラベルキングSSシリーズ(上)に比べて、凹凸が大きめのX1(下)のほうが海辺セクションで爆走するにはちょうどよかった気がします。
正直砂区間はどちらも降りて走ったほうが(技量と体力がないので)速かったです。砂区間はマウンテンバイクの独壇場でした。
浜辺とオンロード区間で、シクロ、グラベルバイクが快走し、砂区間でマウンテンバイクが追いついてくる。
急斜面の上り下りは軽量なシクロクロスバイクが軽快で、浜辺の直線区間はグラベルバイクが早い印象でした。
それぞれの車体の個性や、スペックがコース全体で垣間見ることができて、すごくいい経験になりました。
のこり18分くらいだったでしょうか、イヤイヤ期の鈴木から、「Sさん最後行って来い!せっかく来たんだから走らないと損だよ!」との指示。
村松からSさんに交代します。
10分前にピットが閉鎖され、2周連続で走ることになるとは知らずに、、、。(確信犯鈴木)
リザルト
男子2時間エンデューロ14チーム中、堂々の13位!!!!
エンデューロ総合では25チーム中、堂々の23位!!!!!
3人で13周回しました。
1位のチームは2人エントリーで1人欠場だったらしいのですが、21周回していました。(え???)
途中からはラップダウンもされていくので、レースというよりは、自分との戦いでしたね。
ただ、DJブースの音楽や、MCの方の選手たちへのイジりが面白く、お祭り感をみんなで楽しむことができたことが何よりでした。
オールアウトのSさん。頑張りました!来年は隊長としてお願いします!
まとめ
男3人祭り、いかがでしたでしょうか。
グラベルバイクやシクロクロスバイクは、普段走れないようなオフロードを走ったり、イベントに参加することで、さらに車体が輝きますし、より愛着が湧いてくると思います。
bikeportでは、ただ自転車を販売するだけではなく、自転車を最大限楽しむことができるようにサポートさせていただいております。
今後もブログにてイベント告知をして参りますし、ビーチクロス、来年はもっと大人数で行ってみたいですね!
今回はここまでにさせていただきます!
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この記事の投稿者…
大手メーカー販売スタッフを経て、2024年bikeport横浜店へ参加。
ロードバイク、グラベルバイクを乗りこなし、時にはバンドマンとしても活躍。