■“そんなにかかるなら…買い換えようかな~?”

先日、bikeportに1台のクロスバイクが持ち込まれました。
モデルは TREK FX S 4。
ご相談内容は、とてもシンプルでした。「チェーンがねじれてしまって、動かないんです。」
チェーン周りのトラブルよくある。でも、ここから始まったのは
「直すか、買い替えるか」という、大きな分岐点でした。
■最初の違和感。「あれ?これ、悪くないぞ…」
車体全体を確認させていただくと、確かにチェーンは限界。
そしてよく見ると——
駆動系の摩耗
ワイヤー類の劣化
BBのゴリ感
ブレーキフルードの劣化
ハンドル・グリップのくたびれ感
7年ほど、ほぼ乗りっぱなしだったとのこと。正直、部分修理では済まない状態でした。
そこでご提案したのが、オーバーホール。

概算で7〜10万円程度 とお伝えすると、
お客様の第一声は——「え、新しいのに…」とても自然な反応です。
■「新しいかどうか」よりも大切なこと
確かに、7年。数字だけ見れば「古い」と感じるかもしれません。
でも——お持ち込みいただいた TREK FX S4 は違いました。
✔ フレーム剛性
✔ 設計バランス
✔ 素性の良さ
“古いってだけで乗り換えてしまうには、もったいないフレーム”だったのです。
私たち bikeportは、「とりあえず新車を買いましょう」とは言いません。
bikeportでは、その自転車が持っている可能性を見て、治すのか、乗り換えるのかを一緒に考えます。
このFX S4は——治して、まだまだ乗る価値がある1台。
そう判断し、オーバーホールを行うことになりました。
■分解して、向き合って、再生する

オーバーホールは、ただ部品を替える作業ではありません。
一度、しっかり バラす。 そして一つひとつのパーツ状態と 向き合う。
洗浄できるパーツは徹底洗浄。
再使用できるものは丁寧に再組付け。
限界を迎えていた部分は、しっかり交換。
■今回交換した主なパーツ


スプロケット
チェーン
BB(ボトムブラケット)
前後変速ワイヤー(インナー&アウター)
ハンドル
グリップ
ブレーキフルード
文章にすると簡単ですが——今回は フレームの傷がかなり多かったため、フレームのポリッシュ作業も実施。
結果、作業期間は約3日間。
■ “もう一度、走り出す準備が整った”
組み上がったTREK FX S4は、まるで別の自転車のようでした。
変速はスッと決まる
ブレーキは安心感のあるタッチ
クランクは軽く回る
フレームは見違えるほど艶やか
「買い替えなくてよかった」 そう思っていただける仕上がりになりました。
■ 今回のオーバーホール費用
作業総額:¥80,000-(税込)(※2025年12月現在)
確かに、安い金額ではありません。
でも——
✔ フレームはそのまま
✔ 走行性能は大幅に回復
✔ 安心して、また何年も乗れる
これは「修理」ではなく「再生」。
■ bikeportが大切にしていること
私たちは、安易に買い替えをおすすめしません。
今の自転車を直すべきか
それとも乗り換えるべきか
それぞれの自転車の 素性 とお客様の 使い方・想い を大切に、最適な選択をご提案します。
「もうダメかな…」 そう思ったその瞬間が、実は一番の相談タイミングです。
■あなたの自転車も、まだ走れるかもしれません
長く乗っている自転車。
最近、調子が悪い自転車。
眠ったままのスポーツバイク。
捨てる前に。
買い替える前に。
一度、私たちに見せてください。
あなたの1台に、
まだ物語の続きがあるかどうか——bikeportが一緒に考えます。
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