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OLD CANNONDALE F300レストア オールドキャノンデールレストア 26インチホイールMTBレストア 26インチサスペンション

厳しい寒さが続き、都心部では新型コロナウイルス猛威を振う中、在宅ワークや通勤方法が見直されています。

そんな中注目を集めているのが自転車というわけですが、新車の生産が例年より遅れているのも事実。

なかにはこれまで乗っていた、もしくは倉庫で眠っていた自転車をオーバーホールしたり、レストアを希望される方も昨年からお問い合わせが増えています。

 

本日は長年連れ添った愛車のレストアのご依頼をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

今回作業する車体はこちら

 

CANNONDALE F300 調べてみたら2003年モデルのようです。

オーナー様いわく18年ぐらい乗っているということで、今後も乗っていきたいという旨お伺いしました。

当初は錆び切ってグズグズだったサスペンション交換のみのはずでしたが、ついでのオーバーホールしてしまった方がお得ということで、話が進みましたが、コンポーネントもだいぶ傷んでいましたので、最新のコンポーネントで構成させていただくところまで話が膨らみました。

さてまず問題になってくるのが、サスペンション。どうやら他店様でキャノンデール規格を見た途端お断りされたとか!?

今回の場合はとくに難しい規格になっていないので、??お思いましたが…

ヘッドパーツをみたところキャノンデール規格(ワンポイントファイブ)のヘッドチューブに内径上下オーバーサイズ(1-1/8)規格のものを採用しておりましたので、オーバーサイズで、ストレートコラムのサスペンションを探すことにしました。※キャノンデール規格の内径になっているとヘッドショックが搭載されている場合が多いので、別規格のサスペンションを搭載する際は、ヘッドパーツの打ち変えが必要となります。

※ちなみに現行のSuperx(シクロクロス)もヘッドチューブはキャノンデール規格になってるので実はレフティーフォークや、ヘッドショックが入れられるようになっています!

もしテーパーコラムタイプのサスペンションが使いたい!等も対応可能ですので、気になっている方はご相談ください。

 

26インチのサスペンションが絶命危惧種になりつつありますが、さらにVブレーキ台座が必要という条件がありますので、選べるものは限られます。

SUNTOUR ,ROCKSHOX ,KOWA辺りはまだありますね。 ところが昨今の情勢で国内に流通している在庫があるものはさらに限られている状態でした。

街乗りからたまに林道などのサイクリングという用途でしたので、1万5千円~3万円ほどのものまでいくつかピックアップをしました。

またリア側がVブレーキオンリーということで、フロントもV(カンチ)台座がついているのも条件の一つです。ホイールは26インチのQRでしたので26インチQR仕様のサスペンションを!もっと付け加えるならロックアウトも!!

今回採用したのはKOWA のラインナップにある”SPINNER 300 26 LC AIR” ¥33,000+TAX

☑ダンパーカートリッジ

☑エアスプリング

☑Vブレーキ台座あり

☑リバウンド調整

☑ロックアウト

☑エア圧調整まで備えた高性能モデル!

これで動きが渋かったサスペンションとはおさらばです。

コンプレッションダイアルもついていますので、ロックアウトからオープンまでは無段階調整なので、お好きな硬さにダイアルを微調整することが可能です。

下玉押しは元のサスペンションから打ち換えました。

いや普通にトレイル行けちゃいますね。(笑)

ドライブ周り錆びている部分が多く、フロントもあまり使わないということでしたのでコンポーネントも一式アップデートをかけていきます。

歪みなどもでているように見えます。

その前にバラしている写真をどうぞ。

ボールベアリングがドロドロになっています。コンポーネントを載せ換えるだけでなく、一度フレーム周りも綺麗にしていきます。

ヘッドパーツはシールドタイプではなかったので、クリーニングしグリスをたっぷり塗布します。

BB周りももリテーナー工具で緩めることができないぐらい錆びついてしまっていたので、万力を駆使し車体をばらすことに成功しました。もっとひどい場合はタップしなおす場合もあります。

クリーニング後はこちらにもたっぷりグリスを塗ります。こうすることにより、水の侵入やBBの摩耗、音鳴り防止等恩恵があります。

Vブレーキ台座も強烈な錆びにより、Vブレーキを外すことができませんでした。紙やすりで錆びの部分を落とし、念のため、たっぷりグリスを塗布しました。

ここまでばらすと、フレームの中から水が出てきました。水抜けがしにくい内部構造だったらしく、作業場が水浸しになるほどボタボタ出てきました。

ハブ内部もドロドロになっていましたのでクリーニングを行い、玉当たり調整をし直します。

 

回転部分は普段はなかなかクリーニングできないので、どんどんきれいになっていくと気持ちいいですね。

 

そしてそして、組み替えた写真がこちら↓

フロントシングルでリアも8速から11速にアップデートしました。

主構成は5100系のDEOREで、最大ギア歯数51Tという、超ワイドレシオで構築。

スタビライザー(暴れ防止)機能搭載&シャドータイプになっていますので、ドライブ側(右側)に転倒してもリア側の変速機が破損しにくい仕様です。

元々付いていたのがこちら↑ 形状がすさまじく変化しているのがわかります。(笑)

フロントのチェーンリングは最新規格のナローワイド仕様になっていますので、チェーンデバイスをつけなくても、チェーン落ちしません。

チラッと見えますが、もちろんフロントはスクエアBBから剛性UPのホローテックBB&ナローワイドチェーンリング採用の2ピースDEOREクランクを!!

Vブレーキ本体もバネが弱っていましたので一新!!

ケーブルルーティングと新品のVブレーキキャリパーが相まって、ブレーキタッチは恐ろしく軽くなりました。整備士の腕の見せ所です!!

細かい所はグリップを変更したりもしましたが、出来上がったのがコチラ↓

元々がこちら↓

引きで撮ってしまうとわかりにくいかもしれませんが、フロントサスペンションとドライブ周りがめちゃくちゃパワーアップしています。

いかがでしょうか?2003年のバイクでも最新コンポーネントで組めてしまうのです!!

ホイール周りもゆくゆく手組なにか用意したら最強ですね!←勝手な妄想

今回はサスペンションとコンポーネント載せ替え、工賃を含め10万円程の作業になりましたが、実は今回とほとんど同じ作業がこの1か月で3件ほどいただきました。

ご自宅に眠っているあなた、日々使い倒しているあなたも、古き良き時代の大切なフレームも最新のパーツで蘇らせることが可能です。

ぜひ一度店頭スタッフまでご相談ください。

 

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